【Answers/事例紹介】豊かな土佐の風土が育む生姜を全国へ。省人化・省力化を目指して「あさの」が取り組む自動化ラインにコンタクトフリーザーTak-Auto(タックオート)が貢献。【前川製作所】

プレスリリース発表元企業:前川製作所

配信日時: 2026-05-11 13:30:00



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 株式会社前川製作所(東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:前川 真、以下「マエカワ」)は、株式会社あさの(本社:高知県香美市、代表取締役社長:浅野平二郎)様における導入事例を、同社公式サイト内の事例紹介コンテンツ「Mayekawa Answers」にて、2026年5月11日(月)に公開したことをお知らせいたします。
 本事例では、マエカワの自動投入搬出型連続式急速凍結装置コンタクトフリーザー「Tak-Auto(タックオート)」の導入背景や効果について詳しく紹介しています。

 「Mayekawa Answers」とは、マエカワが提供する導入事例のコンテンツシリーズです。お客様が設備導入に際して抱えていた課題に対し、マエカワがどのような技術やソリューションでお応えしたかを「マエカワの応え=Answer」としてご紹介しています。加えて、お客様の事業内容や MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)、モノづくりへのこだわり、そしてその取り組みがどのように社会に貢献しているのかにも焦点を当て、ストーリー性のある記事として発信しています。
概要
 株式会社あさの様は、1950年に創業して以来、高知県を拠点に、年間約1万トンの生姜を取り扱う生姜加工・販売のリーディングカンパニーです。冷凍生姜やおろし生姜といった生姜由来の製品に加え、ニンニク・ユズ・ニラ・大根といったものを含め、スーパー向け製品からメーカー用原料まで幅広く手掛けています。化学肥料・農薬を50%以上削減した「特別栽培生姜」を育てる地元の契約農家とも深く連携し、安全・安心、高品質な商品作りを続けています。
 今回は、自動投入搬出型連続式急速凍結装置コンタクトフリーザー「Tak-Auto(タックオート)」を導入いただいた経緯や想いについて、松本様と長野様にお話を伺いました。

従業員が安心して長く働ける環境づくりのために
ーーまずは、どのような課題があったか教えてください。
松本:今回設備を導入した製造ラインでは、年間で約3,000トン、季節によって変動はありますが営業日1日あたり15トンほどの生産ボリュームがあります。導入前は今回のような連続凍結方式ではなく、冷凍倉庫に入庫して一晩かけて凍結する所謂緩慢凍結方式で運用していました。マイナス40度にもなる冷凍庫の中で、従業員が200kg以上ある重い台車を人手で運搬・配置する必要がありました。さらに、一晩かけて凍らせた製品を翌朝また運び出さなければならず、毎日約11名の人員が3時間近くこの過酷な重労働作業に拘束されていました。

長野:品質面でも課題を抱えていました。緩慢凍結方式では凍結時に製品が膨張しやすく、段ボールに箱詰めした際に製品が膨らんで見た目が悪くなったり、梱包作業自体の効率を悪くなったりしていました。加えて、緩慢凍結方式では凍結時に細胞が破壊されてしまうので、解凍時にドリップが多く発生するなど、鮮度保持の面でも改善の余地がありました。
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ーー検討のきっかけと、前川製作所を選んだ理由を教えてください。
松本:2023年の春頃に検討を始めました。ちょうど社内で「TD会議(Think-Different)」というプロジェクトが発足し、これまでの固定概念にとらわれず、製造工程を見直そうとしていた時期でした。
背景にあったのは、少子高齢化に伴う人手不足です。男性社員の採用が難しくなる中で、女性社員が中心となって現場を支えてくれるようになっていました。しかし、重量物を扱う現場は身体的負担も大きく、女性が安心して長く働ける環境を作ることが急務でした。

長野:自動化・省力化を追求した製造ラインづくりを検討していた際に、コンタクトフリーザーを見つけました。機器の選定にあたっては、他社の製品も検討しましたが、製品を手動で投入・排出するバッチ式のものでした。唯一マエカワさんのTak-Auto(タックオート)が、投入・排出の自動化に対応していたので、「これならいけるのでは?」と思い、テストを繰り返しながら最終的に導入を決めました。
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ーー導入してみて効果はいかがでしょうか。
長野:現場からは、「とにかく楽になった」という声が上がっています。Tak-Auto(タックオート)の導入により、生産品の袋詰め、凍結、パレタイジングとそれをつなぐ搬送工程の多くが自動化されました。少人数の製造メンバーのみで作業を完結できるようになり、季節のラインや繁忙期にも柔軟に対応できるようになりました。
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 製品の仕上がりも非常に綺麗です。緩慢凍結方式では製品表面が膨張してしまうため、箱が膨れることがありましたが、今はプレスされるため表面が平らで、梱包作業も非常にスムーズです。また、解凍時のドリップ量も従来の25%から20%へと約5%減少しており、品証部門からも「粒感が良くなった」と高い評価を得ています。



松本:従来の作業については現場の主任クラスの人間から「何とかしてくれ」とずっと言われていたので、こうした声を聞くと今回の投資に踏み切ってよかったなと思います。
 さらに、生産能力も大幅な向上につながったことも印象的です。従来のバッチ式から連続式の自動ラインへ移行したことで、1日あたりの製造時間を延ばすことが可能となり、1時間延長すれば年間で約200トンの増産が可能です。
自然冷媒冷凍機の採用と、マエカワへの評価・今後の展望
ーー高効率自然冷媒冷凍機「NewTon(ニュートン)」についてはいかがでしょうか。
松本:事業が一次産業と密接に関わっているため、昨今の地球温暖化問題は無視できないという感覚はありました。マエカワさんからフロンを取り巻く問題についてもお話ししてもらう中で、イニシャルコストを重視して安易にフロン設備にするよりも、長期的な視点で環境に優しい選択をするほうが最善であり、ひいては社会貢献につながるのではと考えました。こうした想いもありつつ、「NewTon(ニュートン)」は、最終的にはマエカワさんの技術力を信頼して導入を決めました。
 農水省の「産地連携推進緊急対策事業」に申請したところ、採択されたのでそれも大きな後押しでした。

長野:騒音もなく非常にスムーズに稼働しています。事前に「NewTon(ニュートン)」が納入されている先を見学させていただいたり、業界で広く使われているという実績を聞いたりしていたので、アンモニアに対する不安もありませんでした。省エネルギー効果については今後運転稼働していくなかで確認していきたいと思います。
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ーーマエカワで良かった点はどういったところでしょうか。
松本:営業から設計、施工、アフターサービスに至るまで、マエカワさんの対応は一貫して丁寧でした。こういった工事では工期が遅れることも珍しくありませんが、スケジュール通りに進めていただき、技術者の方々の質の高さが強く印象に残っています。

長野:引き渡し後に残った課題についても、一緒に解決方法を考えてくれています。現在ご相談していますが、コンタクト室にデシカント空調を導入することで、装置をノンデフロストで連続稼働させることができ、さらに省人化を進められると見込んでいます。こちらも上手く軌道に載せられることを期待しています。

ーー今後の展望についてお聞かせください。
松本:当社は数多くの農家さんとお付き合いしており、端材や規格外品の処理に困っている現状があります。私たちはそれらを積極的に買い取り、長年培ってきた高い加工技術を十分に活かして価値ある製品に変え、フードロス削減と農家さんの利益向上に貢献していきたいです。
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 また、今後は新製品開発により一層注力し、玉ねぎやジャガイモなど取扱製品の幅を広げていきたいと考えています。マエカワさんにはユーザー視点での先進的な提案や、柔軟なサポートをお願いしたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。




[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/163164/66/163164-66-ce0fb2a2da146ea2ef091fbf39f94518-1191x361.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社前川製作所
当社は、東京江東区に本社を置く、産業機械メーカーです。産業用冷凍機やヒートポンプ、食品加工機械の製造と販売、プラントの設計・施工からアフターサービスまで一貫した事業を展開しています。1924年(大正13年)に前川喜作が創業してから100年超。冷却技術に秀でた、世界各地に拠点を構えるグローバル企業です。

・所在地:〒135-8482 東京都江東区牡丹3丁目14番15号
・創業:1924年5月15日
・資本金:10億円
・代表者:代表取締役 社長執行役員 前川 真
・URL:https://www.mayekawa.co.jp

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