懸賞金総額最大2.5億円。化粧品業界の未来を切り拓く研究開発を表彰します
配信日時: 2026-05-11 10:31:57
「NEDO Challenge, Beauty Visionary Awards」の公募を開始しました
NEDOは技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募る「NEDO懸賞金活用型プログラム」(以下、本プログラム)の新たなテーマとして「NEDO Challenge, Beauty Visionary Awards 化粧品業界の未来を切り拓く研究開発を表彰!」(以下、本事業)の公募を本日開始しました。
本事業では、日本の化粧品産業における国際競争力強化に資する研究開発として、3テーマに対して総額で最大2.5億円の懸賞金を交付します。
NEDOは本プログラムを通じて、将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘することで、共同研究などの機会創出、シーズの実用化、事業化の促進を狙います。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135644/267/135644-267-786e2c738e4ff0377d1a4b9f09166121-487x255.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1 「NEDO Challenge,Beauty Visionary Awards」のキービジュアル
1.NEDO Challengeの概要
NEDOは、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式※1を通じて募り、将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘することで、共同研究などの機会創出、シーズの実用化、事業化の促進を狙う本プログラム※2を2023年度から実施しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135644/267/135644-267-463737e1f81dbab6fa63d6e9c5c9350a-945x166.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2 「NEDO Challenge,Beauty Visionary Awards」のキービジュアル
2.本事業の概要
経済産業省が主導し策定した「化粧品産業ビジョン(Cosmetics Vision 2021)(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/bio/cosme/cosme_vision2021.pdf)」および同省が2025年度から新たに設置した「化粧品産業競争力強化検討会」で議論がなされているとおり、日本の化粧品産業が持続的に成長していくためには、成熟が進む国内市場に加え、拡大を続ける国際市場への展開が不可欠です。一方で、国際市場では規制の厳格化や国際競争の激化が進んでいることから、研究開発力を基盤とした革新的な技術の創出や、国際規制・市場動向への対応力の強化が求められています。とりわけ、安全性評価技術や評価試験の確立、国際規制対応に関する取り組みは、個別企業による対応には限界があり、産業全体の国際競争力向上に資する共通基盤的な研究開発や機能整備が求められています。一方、化粧品原料・素材の開発には、多様な主体による創意工夫と競争によって革新が生まれると考えられます。
本事業では、日本の化粧品産業の国際競争力向上につながる研究開発を公募するものであり、より多くの革新的・独創的な提案を募ることを目的に、懸賞金型コンテストを実施します。
本事業を通じて、既存の化粧品産業にとどまらず、他業界からも幅広く参加者を募ることで、将来の化粧品業界のグローバル化に資する新産業および新規ビジネスの創出を目指します。
3.懸賞広告(公募)の詳細と今後の予定
(1)懸賞広告(公募)の詳細
三つのテーマについて募集を行い、それぞれの入賞者に対して懸賞金を交付します。
各テーマの内容は以下のとおりです。
■テーマ1:化粧品の革新的な安全性評価技術開発
【背景】
欧州連合(EU)がリードする動物実験の禁止や環境規制などを背景に、競争力の源泉である化粧品原料の開発には新たな評価手法の確立・利用が重要となっています。現在、OECDガイドライン※3に登録される試験方法は増加していますが、一方で植物由来成分・混合物・油性化合物などの化粧品原料に関する安全性評価や、全身毒性に係る評価手法は、従来の評価手法を発展させるだけでは対応が困難な状況です。そのため、化粧品企業各社はこれらの安全性評価技術の開発および実装において大きな課題を抱えているのが現状です。
【募集の狙いと募集する技術例】
化粧品原料や製品に関する革新的な安全性評価手法を広く募集します。本公募では、開発された手法が将来的に独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)への連携やOECDガイドラインへの採択につながることを視野に入れた提案を期待します。
例;
・植物由来成分・混合物・油性化合物等、化合物の物性や組成に応じて、適切な試験方法を選択できるようにサポートする手法構築
・統合的アプローチなどを活用した全身毒性評価系の提案
・試験結果の解釈および判定に関する科学的根拠の提示
■テーマ2:画期的で「ユニーク」な化粧品原料または素材開発技術
【背景】
日本がリードする、画期的で「ユニーク」な化粧品原料、または素材開発技術を広く募集します。ここで示す「ユニーク」とは、画期的な化粧品原料そのものに加え、これまで素材開発に活用されてこなかった技術の応用、先進的な発見の活用や独自性の高い取り組みを指します。
また、国際競争力を強化するためには、技術そのものだけでなく、その価値を製品の魅力として消費者および化粧品および関連企業に分かりやすく伝えることが重要です。そのために本テーマでは、原料や技術の内容に加え、社会的・環境的意義やストーリー性を併せて提示する提案を募集します。
【募集の狙いと募集する技術例】
化粧品原料、素材開発に活用されてこなかった技術の応用・先進的な発見の活用などについて提示していただきます。
例;
・AI/デジタル
・バイオ
・ロボティクス
・データサイエンス
さらに、社会・環境的な意義やストーリー性を提示していただきます。
例;
・未利用資源、エシカル
・研究の効率化
・環境安全性向上など
■テーマ3:化粧品産業のグローバル対応力強化を実現する情報集約プラットフォーム開発
【背景】
現在の化粧品業界は、各国における積極的な海外展開を背景に、日本国内およびグローバル市場の双方において競争環境が激化しています。その結果、日本の化粧品産業ではグローバル競争力の強化がこれまで以上に重要な課題となっています。競争力を高めるための課題の一つとして、各国で求められる法規制などの情報を迅速かつ的確に収集し、対応することが不可欠です。
現状ではこうした規制情報等収集・対応は、専門的な知見を有する人材の配置を前提として、各社が個別に対応しています。しかし、化粧品業界は中小規模の企業が多数を占めており、専門人材の確保や専任配置が困難なケースも少なくありません。そのため、成分や原料に関する概括的な規制情報を確認する場合であっても多大な時間と労力を要しており、結果として海外向けの製品開発や市場展開の障壁の一因になっていると考えられます。
このような課題を踏まえ、化粧品産業全体で活用可能かつ有用な情報集約プラットフォームを新たに構築し、多くの企業がこれを共有・活用することにより、業界協調領域における個社負担の軽減と迅速な対応が可能となり、ひいては産業全体の競争力強化につながると考えられます。
【募集の狙いと募集する技術例】
化粧品企業の業務で、とりわけグローバル対応において特に大きな障壁となっている課題であり、かつ業界全体に大きな経済的効果が期待できる「情報集約プラットフォーム」を広く募集します。
各国の規制情報、原料情報の収集といった基本的な機能にとどまらず、最新のAIなどの情報技術を用いて効率的に情報のインプット、アウトプットを行う機能を持たせるなどの、グローバル対応力をさらに高める独創的な機能を備えた提案に期待します。
(2)懸賞金額
各テーマの表彰対象と懸賞金額は以下の通りです。
テーマ1:化粧品の革新的な安全性評価技術開発
1位:9000万円
テーマ2:画期的で「ユニーク」な化粧品原料、または素材開発技術
1位:1500万円、2位:1000万円
テーマ3:化粧品産業のグローバル対応力強化を実現する情報集約プラットフォーム開発
1位:1億2000万円
※また上記の懸賞金とは別に、特別賞などを授与することがあります。
(3)今後の予定・・公募期間:2026年5月11日(月)~2027年1月15日(金)
・第1次審査(書類審査):2027年2月末頃
・最終審査(コンテスト):2028年1月末頃
・懸賞金交付:2028年3月(予定)
(4)公開サイト
応募方法、応募様式などは下記Webサイトをご確認ください。
NEDO Challenge, Beauty Visionary Awards, 化粧品業界の未来を切り拓く研究開発を表彰!
https://beauty-visionary-awards.nedo.go.jp
【注釈】
※1 懸賞金型の研究開発方式
諸外国では、政府や財団が研究開発の目標を掲げて多数の応募者を募り、さまざまなアイデアやアプローチをコンテスト形式により競わせ、開発期間を終えた段階などで、目標水準以上の成果を上げた者のうち上位数者に対して懸賞金を支払う仕組み(懸賞金型の研究開発方式)を採用しています。日本では、同方式の実施例はまだ多くありませんが懸賞金は民法に定められており、本プログラムも民法に基づき懸賞金を交付します。
※2 本プログラム
事業名:NEDO懸賞金活用型プログラム
事業期間:2023年度~
事業概要:NEDO懸賞金活用型プログラム https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100268.html
※3 OECDガイドライン
経済協力開発機構(OECD)が策定する国際的な基準・指針です。化学物質の安全試験(テストガイドライン)や多国籍企業の行動規範などのルールが示されています。
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