東京家政大学とコドモン 産学連携協定締結で保育ICT実践教育を開始~授業内でICT体験を導入、保育ICTは“導入”から“活用”の時代へ~
配信日時: 2026-04-02 11:00:00
東京家政大学(所在地:東京都板橋区、学長:井上俊哉)と株式会社コドモン(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:小池義則、以下 コドモン)は、2026年3月12日、保育ICT人材の育成に向けた産学連携に関する包括協定を締結しました。
本協定は、東京家政大学とコドモンの相互の連携・協働のもと、保育ICTに関する教育・研究、産業、健康・福祉、生活・環境等における相互の発展及び社会課題の解決に寄与することを目的としています。具体的には、児童学部児童学科の「保育方法論(情報機器の操作を含む)」において、保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」を実際に操作しながら学ぶ授業を実施するほか、2027年度のカリキュラム改訂において、保育ICTの意義や活用方法などをより深く学ぶことのできる演習科目を新設する予定です。
なお、コドモンが保育者養成校と連携協定を締結するのは、今回で2例目となります。
画像 : https://newscast.jp/attachments/YsQgRrw2r7vjAK8g0WYK.jpg
東京家政大学 学長 井上俊哉(左)と 株式会社コドモン 代表取締役CEO 小池義則
■連携協定締結の背景
保育業界では近年、ICT導入の進展により業務効率化が進む一方で、「導入したものの十分に活用できていない」「現場ごとに活用レベルに差がある」といった新たな課題も顕在化しています。また、保育者養成校では、ICTに体系的に触れる機会が限られているため、現場で初めてICTに触れる際に戸惑いが生じたり、業務とのギャップが課題となっています。こうしたギャップは、保育職への不安やミスマッチを生む一因にもなっています。
東京家政大学では、保育現場におけるICT活用の進展を踏まえ、保育者養成における教育の在り方の見直しを進めています。「保育方法論(情報機器の操作を含む)」でのICT活用に関する講義や、保育ICT検定の受検推進などにより、取り組みは広がりつつあります。一方で、ICTを実践的に活用できる人材の育成には、体系的なカリキュラム整備や実際に各種情報機器等に触れる機会の拡充といった課題もあります。また、「ICTに強い保育者養成」という独自の教育価値を確立し、養成校としての競争力を高めることも重要な点といえます。
こうした中、保育現場の課題解決にテクノロジーで取り組むコドモンとの連携は、教育内容の高度化に資するものと期待されており、実際のサービスを活用した体験型学習や外部視点からの助言を通じて、より実践的な学びの機会の創出につながることから、このたび連携協定の締結に至りました。
本連携は、教室内でのICT体験から始め、将来的な科目設置や他学科への展開も見据えながら、段階的に発展させていくものです。これにより、時代の要請に応える保育者の育成と、保育・教育の質の向上を目指します。
■連携する事項
(1)保育ICTに関する教育・学習及び人材育成に関すること
(2)保育ICTに関する共同事業、調査研究に関すること
(3)保育ICTに関する情報提供及び情報収集に関すること
(4)教員及び学生の交流に関すること
(5)その他両者が必要と認める事項に関すること
■東京家政大学 井上 俊哉 学長 コメント
コドモンのホームページを拝見し、掲げられているビジョン「子どもの育ちや学びを社会全体で支えられる世の中へ」に強く共感いたしました。子どもを取り巻く環境が多様化する中、家庭や地域にとどまらず社会全体で支えていく重要性は一層高まっており、大変意義深いものと感じております。東京家政大学の児童学部も同様の考えを有しており、人材育成を通じて社会に貢献する点で高い親和性があると考えております。
東京家政大学は145年前に創設された歴史ある教育機関であり、子ども一人ひとりに寄り添う教育を丁寧に積み重ねてきたことが大きな強みであり誇りです。一方で、新たな取り組みに対してはやや慎重な側面もあり、時代の変化への対応は重要な課題と認識しております。テクノロジーやAIは近年注目が高まり、保育・教育分野でも活用が広がっていますが、本学では必ずしもこれまで強みとしてきた領域ではなく、教育の質向上とどう結びつけるかを模索している段階です。
そのような中で、コドモンの挑戦し続ける姿勢や、現場の課題にスピード感をもって応える取り組みは本学にとって大きな刺激です。本学の丁寧さや知見と、コドモンの先進性・実行力を掛け合わせることで、より質の高い保育・教育の実現につながるものと期待しております。
本学としても現状にとどまらず前進し続けることが重要と考えており、本連携を契機に新たな視点を取り入れながら、教育の充実と人材育成の高度化を図ってまいります。今後は相互に学び合いながら連携を深め、具体的な取り組みを着実に推進してまいります。本連携が、子どもたちのより良い育ちと学びに資するものとなることを心より期待しております。
■コドモン 代表取締役CEO 小池 義則 コメント
2025年末には、こども家庭庁により「ICT推進加算」(いわゆる公定価格によるICT補助)について、創設の方向性が示されています。これを契機に、保育現場におけるICT活用は、導入の段階から、どのように活用し保育の質向上につなげていくかというフェーズに移行していると考えています。
一方で、養成校の段階でICTに触れる機会は十分とは言えず、現場とのギャップに戸惑う学生も少なくありません。本来「子どもと向き合いたい」という思いで保育者を志したにもかかわらず、実際の現場では書類業務に多くの時間を取られる現実に直面し、戸惑いを感じるという声も聞かれます。
免許・資格を取得しながら、理想と現実のギャップによって現場に就職しない状況は非常に残念であり、今後改善していくべき重要な課題だと認識しています。だからこそ、養成校の段階からICTに触れ、基本的なスキルや考え方を身につけていただくことは、学生の皆さんが安心して現場に入り、円滑に業務に適応していくうえで非常に重要だと考えています。
同時に、保育の仕事に対する誤解や不安を軽減し、「保育者は素晴らしい職業である」と実感する学生を一人でも増やすことにもつながると考えています。保育に対するネガティブなイメージは徐々に解消されつつありますが、保育所や企業、養成校、自治体が連携し、中学生や高校生といった将来の担い手に対しても積極的に発信していく取り組みが求められます。
本日締結する協定では、保育ICTに関する教育・人材育成・調査研究・情報交換など、幅広い分野で連携を進めてまいります。授業内でコドモンを実際に操作しながら学ぶ体験型の学習は、学生の皆さんが現場の実務を具体的にイメージするうえで貴重な機会になると考えています。
まずは授業での体験学習からスタートし、その成果を積み重ねながら、将来的には新たな科目の検討やキャリア形成支援、保育分野への知見発信へと連携を広げていきたいと考えています。
■株式会社コドモンについて
株式会社コドモンは、「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションを掲げ、業界シェアNo.1(※)の保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」を提供しています。園児/児童情報と連動した成長記録や指導案のスマートな作成、登降園
管理、保護者とのコミュニケーション支援機能などを通して、先生方の業務負担を省力化。これにより、こども施設で働く職員と保護者の方々が子どもたちと向き合うゆとりをもち、より質の高い保育ができる環境づくりを支援しています。
また、ICTによる支援だけでなく、保育施設向けECサービス「コドモンストア」、すべてのこども施設職員が利用可能な優待プログラム「せんせいプライム」、保育施設向けオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」も展開しています。これらの多角的な取り組みを通じ「子どもの育ちや学びを社会全体で支えられる世の中へ」というビジョンの実現を目指しています。
※「SaaS型業務支援システムの導入園調査 2025」 株式会社東京商工リサーチ(2026年1月)
■東京家政大学 東京家政大学短期大学部 大学概要
◆所在地:東京都板橋区加賀一丁目18番1号
◆学生数:6,375名(大学院含む/2026年3月1日現在)
◆代表者:学長 井上俊哉
◆創立:1881年(明治14年)
◆板橋と狭山の2つのキャンパスを拠点とし、家政学部、栄養学部、児童学部、人文学部、健康科学部、子ども支援学部、短期大学部保育科、同栄養科からなり、2026年4月からは、共創デザイン学部、社会デザイン学環、文化情報学環が新たにスタートした。東京家政大学が歴史と共に培ってきた衣食住、生活に関わる知見を社会に還元するべく、社会と地域とのつながりの中で学生の実学を推進し、企業や行政と産学官連携事業により地域社会と大学の共存共栄を目指している。
■株式会社コドモン 会社概要
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:6,825万円
◆代表者:代表取締役CEO 小池 義則
◆設立:2018年11月
◆事業内容:保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」の運営、写真販売サービスの運営、決済代行サービス、採用支援・園児募集支援事業「ホイシル」、保育施設向けECサイト「コドモンストア」の運営、オンライン研修事業「コドモンカレッジ」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」の運営等。
<<お問い合わせ・ご質問等>>
株式会社コドモン 広報
TEL :080-7303-6026 / 080-4466-6738
MAIL :press@codmon.co.jp
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
スポンサードリンク
「株式会社コドモン」のプレスリリース
「ビジネス全般」のプレスリリース
- JAPAN AI、資産コンサルティングのGAIAへAI議事録・対話サービスを導入し、議事録作成を1時間から5分へ大幅短縮04/02 11:00
- Japan IT Week 春 2026 出展のお知らせ04/02 10:20
- 重量動物の埋却で深刻化する“体液漏出”問題に決着へ04/02 10:15
- 「ビジネス全般」のプレスリリースをもっと読む
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 【創業130周年のYRK&】大手企業の事業再生・新規事業・リブランディングを加速させる新組織「BCU CREATOR×AI」をローンチ04/02 12:00
- ソックスブランド「Tabio」とデニムブランド「YANUK」が初のコラボレーションソックスを4月9日(木)に発売決定!04/02 12:00
- リアルキューブ、Salesforce入力エージェント「ベルセールスAI」を導入 Salesforce連携率90%超を達成し、データドリブン営業と商談品質の向上を実現04/02 12:00
- リズムにノッて指揮してススメ!リズムローグライクアクション『ラタタン』パッケージ版 本日より予約受付開始!デジタル版の価格・内容も公開(予約開始は後日発表)04/02 12:00
- 「アトレ上野」×「アンドリュー・ワイエス展」限定タイアップが4/28(火)~5/31(日)開催!アンドリュー・ワイエスの作品にひたるコラボメニューが登場04/02 12:00
- 最新のプレスリリースをもっと見る
