双日、レアアース鉱山の新規開発に向けた検討を開始
配信日時: 2026-03-13 17:01:32
~JAREを通じて日本向けの中重希土類の取扱品目拡大などにも合意し、サプライチェーン多角化を推進~
双日株式会社(以下「双日」)は、日豪レアアース株式会社(以下「JARE」)(※1)を通じて、豪州レアアース大手のLynas(ライナス) Rare(レア) Earths(アース) Ltd(以下「ライナス」)との間で、レアアース鉱山の新規開発に向けた検討を開始することに基本合意しました。日本向け中重希土類の取扱品目と供給量の拡大にも合意しており、あらゆる側面からレアアースのサプライチェーン多角化を推進していきます。
レアアースは、他の金属に混ぜ込むことで磁力や耐久性を向上させるため、「産業のビタミン」と呼ばれ、電気自動車や産業ロボットなどの先端技術製品に欠かせない原料です。双日は、前身の日商岩井時代の1960年代よりレアアースの取り扱いを開始しました。2011年には西豪州マウント・ウェルド鉱山由来の軽希土類について、日本市場向けの独占販売契約を締結しました。以降、JAREを通じてライナスに対する複数回の出融資を行い、2023年3月には、永久磁石(ネオジム磁石)などに用いられる重希土類のジスプロシウム(Dy)とテルビウム(Tb)の最大65%について日本向けの供給を確保し、2025年10月より輸入を始めています。
このほど、JAREとライナス間で締結している長期供給契約が更新され、今後、ライナスが生産する中重希土類の最大75%が日本向けに供給されることになります。新たに4品目(※2)の取り扱いを追加し、このうちサマリウム(Sm)については2026年度第1四半期から輸入を開始する予定です。
さらに、JAREとライナスは、レアアース鉱山の新規開発に向けた検討を目的として、ステアリング・コミッティ(運営委員会)の設立に基本合意しました。今後は、マウント・ウェルド鉱山の拡張を含め、豪州国内外の新規鉱山の調査、評価および開発を実施し、中重希土類の供給拡大を目指します。
双日は、今後も、レアアースのサプライチェーンの多角化と安定供給の強化に貢献していきます。
(※1)独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共同で設立
(※2)ジスプロシウム(Dy)とテルビウム(Tb)に加え、新たにサマリウム(Sm)、イットリウム(Y)、ルテチウム(Lu)、ガドリニウム(Gd)の取り扱いを開始
(ご参考)
【ライナスの概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/314_1_bb776c401d9f9fab567e2202fc4295e3.jpg?v=202603130815 ]
【関連ニュース】
2025年10月30日 豪州由来レアアース(重希土類)の輸入を開始
2023年3月7日 レアアース (重希土)の日本向け供給確保
2022年9月20日 豪州ライナス社への追加出資について
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