高所作業車の挟まれ警報装置の活用で安全性と作業性が向上

プレスリリース発表元企業:安藤ハザマ

配信日時: 2026-02-26 11:15:00

写真1:本装置を取り付けた高所作業車

図1:本装置の概要

写真2:現場での使用状況

安藤ハザマ(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷 一彦)と西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西尾 公志)(注1)は、高所作業車の安全設備として、距離センサを用いた非接触式の挟まれ警報装置「ひかりセーフティ」(以下、本装置)の開発を進めてきました(注2)(写真1、図1)。2025年4月より当社の建設現場での実運用を開始し、複数現場に適用した結果、安全性と作業性の向上を確認しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/576490/LL_img_576490_1.png
写真1:本装置を取り付けた高所作業車

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/576490/LL_img_576490_2.png
図1:本装置の概要


1.開発の背景
建設現場では、足場を設置せずに効率的に高所作業を行う方法として高所作業車が使用されますが、作業中に作業員が手すりや構造物に挟まれる事故が報告されています。
このような事故を防ぐために従来使用されている接触式警報装置では検知できない障害物があることや、警報装置自体が作業の支障になるなどの課題に対応するため、本装置の開発を進めてきました。


2.現場適用の概要
本装置は、実運用期間中(2025年4月~12月)、物流倉庫の新築工事や工場のリニューアル工事など17現場で、従来使用していた接触式警報装置の代替として採用されました(図2)。採用現場の増加に合わせて保有台数を段階的に増やし、約300台の高所作業車に本装置を取り付けました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/576490/LL_img_576490_4.jpg
図2:従来装置と本装置の比較


3.本装置の特長と現場適用による効果
(1)安全性の向上
本装置は、警報範囲内の頭上の障害物を確実に検知できる機能を備えており、手すり上部を面状に検知できるため、従来の接触式警報装置では検知範囲外となる部分も漏れなく検知可能です。また、センサのノイズが懸念される粉塵の多い環境や高所作業車の揺れに対しても、独自のフィルタリング処理と上昇判定機能により、誤反応が大幅に低減されました。
安全性の向上により、本装置を取り付けた高所作業車では、2026年1月現在までの事故件数は0件、無災害時間は約12,000時間に達しています。

(2)作業性の向上
本装置は、薄型・小型かつ取り付け場所も操作盤付近であるため、作業員の腰道具や墜落制止用器具との干渉がなく、接触式警報装置のように手すり上部に突出物がないため、長尺物の資材を取り扱う作業を妨げません(写真2)。また、建具などの高さが低い開口部を高所作業車が通過する際に盛り替え(移設・再設置等)が必要なく、本装置を取り付けた状態で通行できることから、作業の省力化につながります。

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写真2:現場での使用状況


4.今後の展開
2026年3月には本装置の保有台数が550台を超える予定であることから、当社の全現場への導入に加え、他社へのレンタル展開も可能になります。当社はこれからも、全国の建設現場の安全性向上に寄与すべく取り組みます。


(注1)2025年4月、サコス株式会社の建設機械レンタル事業の一部を西尾レントオール株式会社に統合。
https://www.nishio-rent.co.jp/news/?m=Detail&id=515

(注2)安藤ハザマ2024年12月17日リリース資料を参照
https://www.ad-hzm.co.jp/info/2024/20241217.php

※「ひかりセーフティ」に関するYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=4Prc82jhNPA


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プレスリリース提供元:@Press