イーストタイムズ、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)とローカルメディアと「語り」に関する共同研究を開始
配信日時: 2025-12-26 18:00:25
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23465/66/23465-66-1f94588635d1fb0c06a1bb0855050878-2548x625.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社イーストタイムズは、学校法人慶應義塾と共同研究契約を締結し、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)と「ローカルメディアと『語り』に関する研究」を、2025年12月より開始致しました。
本研究は、ローカルメディアと「語り」に関する研究・分析を通じて、「語り」の可能性と保存可能性の向上に資する学術的知見を獲得することを目的とし、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科標葉隆馬准教授、及び株式会社イーストタイムズ代表取締役CEO中野宏一を研究代表者及び研究計画責任者として、慶應義塾大学日吉キャンパス及びイーストタイムズが提供するフィールドにおいて実施されます。
イーストタイムズは2015年、東日本大震災の震災報道と地域報道を行う独立系報道機関として宮城県仙台市で創業し、「そこに生きる人々を伝える」をテーマに、名もなき人々の声を伝わえるように伝えることで共感者を募り、社会を動かす事業を行ってきました。
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科「Respi:reプロジェクト」(標葉研究室)は、先端科学技術領域に入り込みながら倫理的・法的・社会的課題(ELSI)を含む多様なインパクトの洞察を行い、研究開発現場とともに指針・規範・政策を共創することで、より良いイノベーションが「呼吸」のように当たり前になる科学技術ガバナンスデザインに取り組んでいます。
共同研究概要:
研究課題 ローカルメディアと「語り」に関する研究
研究の目的 ローカルメディアと「語り」に関する研究・分析を通じて、「語り」の可能性と保存可能性の向上に資する学術的知見を獲得すること
研究の内容 (ローカルメディアと「語り」に関する論点に関する文献調査、幅広いローカルメディア関係者への半構造化インタビュー、フォーカス・グループ・インタビューなどを行い、論点についての議論や考察を深めた学術論文等の執筆と公開を行う
実施場所 慶應義塾大学日吉キャンパス及びイーストタイムズ提供によるフィールド
研究代表者および研究計画責任者
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 准教授 標葉隆馬
株式会社イーストタイムズ 代表取締役CEO 中野宏一
研究代表者
慶應義塾大学メディアデザイン研究科 標葉隆馬准教授のコメント
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東日本大震災以来、災禍をめぐる「語りにくさ」の問題に関心を寄せて来ました。この「語りにくさ」の構造は、災害はもちろんのこと、日常をめぐる様々な構造の中に埋め込まれた問題です。このような課題に、地域をめぐる「語り」の可能性を追及することで取り組むことができればと思います。このような「語り」の蓄積は、最終的には声をめぐる公共財として、社会を豊かなものにすると信じております。
https://sites.google.com/view/kmd-respire/
株式会社イーストタイムズ代表取締役CEO 中野宏一のコメント
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私は、生まれ故郷の秋田・湯沢の人々が、「何でここはこんないいところなのに、寂れていくんだ」と言っている言葉をずっと聞きながら育ってきました。価値がないのではなく、発信されていないことが問題の根幹ではないか。そう思い、いかにその土地を生きる普通の人々が、自分が信じる魅力や価値を世に発信し、全員とは言わずとも、誰か一人でも共感する人を作ることができないかと、市民参加型のローカルニュースサイト「ローカリティ!」やローカリティ!スクールを展開してきました。今回、慶應義塾大学様と、ローカルの「語り」の可能性とその保存可能性について、共同で研究することは、私が生涯を賭けて追求してきたテーマをさらに学術的に深めることになり、とても楽しみにしています。亡くなった祖父母の言葉を、次の世にも伝えられることに繋がったらと思っています。
【Respi:reプロジェクト(標葉研究室)について】
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先端的な科学技術領域の中に入り込みながら、倫理的・法的・社会的課題(ELSI)を含む多様なインパクトの洞察を行います。研究開発現場との指針・規範・政策の共創により、より良いイノベーションが「呼吸」のように当たり前のものになる科学技術ガバナンスをデザインします。
https://www.kmd.keio.ac.jp/ja/research/respire/
【慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)について】
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)は、現実社会の課題に向き合い、あるべき未来を想像しながら、人と人、人類と我々をとりまく環境とを新たな形でつなぎ、未来の社会を切りひらく「メディアデザイン」の実践と、分野や国境の枠を超えて活躍できる「メディア・イノベーター」の育成をミッションとしています。
住所:神奈川県横浜市港北区日吉 4-1-1
URL:https://www.kmd.keio.ac.jp/ja/
【市民参加型ローカル報道メディア「ローカリティ!」とは】
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23465/66/23465-66-15151c61ab480cdab6b5b40c40a0904c-1508x605.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ローカリティ!」は、イーストタイムズが2020年10月より運営する、全国ネットの市民参加型ローカル報道メディアです。「ローカリティ!」は、ローカルとは地理的概念に留まらず、自分が大切に思う対象全てと定義し、ニュースとは、自分の驚き・発見・感動を伝わるように伝えることとしています。その考えのもと、全国でローカリティ!スクールを開催し、これまで5000人以上が参加。その卒業生の一部がレポーターとしてローカリティ!で記事を執筆しています。北海道・網走から沖縄・宮古島まで400人のレポーターが450の自治体の自治体の記事を3000本以上執筆しています。ローカリティ!の記事は、Yahoo!、グノシーなど各種プラットフォームに配信されています。
URL:https://thelocality.net/
【株式会社イーストタイムズについて】
イーストタイムズは、2015年、東日本大震災後の仙台で震災報道と地域報道を行う独立系報道機関として誕生しました。現場を取材するなかで、価値を正しく発信すれば共感が生まれ、ムーブメントが起きると確信し、この現象を「FLAG RELATIONS理論」と名付けました。さらに、人や組織の中にある “旗(FLAG)=本質的価値” に火をつけ、行動が生まれるプロセスを体系化した独自モデル「FIM(Flag Ignition Model)」を開発。価値の言語化と共感創造を軸に、認知経営戦略(自己定義、パーパス設計、広報IR)、HR領域(共感型採用、共感型組織開発、人材紹介)、地域創生など、企業やローカルの“人と組織が動き出す”支援を行っています。2016年より市民参加型メディア事業を開始。全国約450の自治体で3000本を超える記事を400名以上の市民レポーターとともに発信しています。
社名 :株式会社イーストタイムズ
本社 :東京都港区三田2丁目14番5号 フロイントゥ三田1002
代表者 :代表取締役CEO 中野宏一
創業 :2015年2月
事業内容:認知経営戦略コンサルティング事業、戦略HR支援事業(組織変革、採用支援、人材紹介)、メディア・コミュニティ事業、報道事業
会社HP :https://the-east.jp
ーーーーーーーーーーーーー
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社イーストタイムズ 担当:田口
HP:https://the-east.jp/
TEL:03-6822-3656
MAIL:info@the-east.jp
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