有田みかんの剪定枝を使ったリユースカップを共同開発
配信日時: 2025-04-24 14:00:00
和歌山県有田市と箕島高等学校、角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校と共創
アサヒユウアス株式会社(本社 東京、社長 森裕佳子)は和歌山県有田市と和歌山県立箕島高等学校、学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校・S高等学校と共創し、廃棄予定だった有田みかんの剪定枝を使ったリユースカップ「果樹園のタンブラー 有田みかん」を共同開発しました。和歌山県立箕島高等学校がデザインした「果樹園のタンブラー 有田みかん」は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)内の「関西パビリオン」多目的エリアにおいて、5月9日・10日に数量限定販売されます。
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箕島高等学校デザイン
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N高等学校・S高等学校デザイン
「果樹園のタンブラー 有田みかん」は、有田市内で栽培を営む農家のみかん剪定枝を51%使用しています。剪定枝とは果樹の育成や管理を目的に切りそろえられた枝の切りくずです。箕島高等学校がデザインしたタンブラーは、有田みかんの断面に花や葉を添えた様子を細やかに描きました。N高等学校・S高等学校がデザインしたタンブラーは、有田みかんが実った樹木をポップなテイストで描きました。
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有田みかんが実った樹木
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有田みかんの剪定枝
和歌山県有田市は450年以上のみかん栽培の歴史があります。これまで有田市内のみかんの枝は切り落とされた後、その大半が焼却や粉砕処分されていました。この現状を課題に感じた有田市役所はアサヒユウアスと連携し、有田みかんの剪定枝を活用した商品を企画しました。商品名とデザインは箕島高等学校とN高等学校・S高等学校の生徒が考案しました。アサヒユウアスは2024年10月に生徒を対象とした出前授業を開催し、SDGsや商品開発に関する講義やグループワークを実施しました。その後、生徒は“地域特産物である有田みかんの魅力とSDGs”をテーマに商品名やデザイン案を練り、本年3月に商品名とデザインが決定しました。
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2024年10月の出前授業の様子
箕島高等学校がデザインした「果樹園のタンブラー 有田みかん」は大阪・関西万博内の「関西パビリオン」多目的エリアにおいて、有田市と箕島高等学校が5月9日・10日に1500円(税込)で数量限定販売します。N高等学校・S高等学校がデザインした「果樹園のタンブラー 有田みかん」は、8月以降展開予定です。
アサヒユウアスはリユースカップ「森のタンブラー」などの知見を生かし、「果樹園のタンブラー 有田みかん」を開発しました。生徒への出前授業を経て、行政や学校と飲料容器を共同開発するのは今回が初めてです。引き続き、アサヒユウアスはステークホルダーとの共創を通じて魅力的な商品・サービスの開発に取り組み、グループ理念“Asahi Group Philosophy”で掲げる「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」の実現を目指します。
【ご参考】
アサヒユウアスHP https://www.asahi-youus.com/
アサヒユウアスECサイト「アサヒユウアスモール」 https://asahiyouus.official.ec/
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