【インタビュー調査実施】日本に暮らす子どもたちが感じる「メディア」とは~子どものこえからみえてきたこと~
配信日時: 2025-04-02 10:00:00
近年、デジタル環境を中心としたメディア環境の子どもへの影響が示唆されています。
子どもたちがどのようなメディアから、どういった影響を受けているのか、子どもの「こえ」を聴き、実態を調査しました。
日本に暮らす子どもたちが感じる「メディア」とは
一般社団法人Everybeingは、NPO法人PIECESとともに、「子どもの権利に根ざした情報発信ガイドライン制作に向けた調査プロジェクト」を実施しています。インタビューを通じてメディア に関する子どもの声を聴き、メディアのあり方を子どもの権利とウェルビーイングの観点から捉え直し、これからのメディアのあり方を見つめ直すことを目的としたプロジェクトです。
この度、日本に暮らす子どもたちがメディアについてどのように感じているのか調査し、子どもたちの声をまとめたレポートを発行しました。
▼レポートはこちらからダウンロードできます。
日本に暮らすわたしたちの声~子どもの聞いたメディアのかたち~
インタビュー調査の実施背景と目的
子どものメンタルヘルスやウェルビーイングには、子どもの暮らしの中にあるさまざまな環境が影響しています。SNSや、広告、テレビや雑誌など日常生活の一部であるメディアも、その環境の一つです。
近年、特に、デジタル環境を中心としたメディア環境の子どもへの影響が示唆されています。OECDでは、2021年5月に「デジタル環境における子どもに関する理事会勧告」が採択され、各国においてデジタル環境の見直しが行われています。子どもにとって、デジタル環境はとても身近で日常の一部でもあり、アクセスの多様性の保証の一端を担う可能性もある一方で、子どものウェルビーイングを阻害する可能性もあります。
こういった背景から、子どもたちにとってどのようなメディアのあり方がウェルビーイングに寄与するのか、子どもの権利に根差しているのかを考え、社会へ実装していくことが急務であると考え、本プロジェクトを実施し、その最初のプロセスとして、子どもたちへのインタビュー調査を実施しました。
子どもへのインタビュー概要
プロジェクトの最初の段階として18歳までの子どもたちへインタビューを実施し、子どもたちがどのようなメディア(媒体)から、どういった影響を受けているか、子どもの声から実態を調査しました。
時期:2024年10月~2025年2月
方法:対面またはオンライン
対象:小学校2年生~高校3年生 65人
実施実施団体:一般社団法人Everybeing
質問内容:
何をメデイアと捉えているか /メディアをどのように使っているか /メディアを使う理由 /メディアからどのような影響を受けているか /メディアに望むことは何か
インタビューから見えてきたこと
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157611/1/157611-1-753dc1a7681a4998120714eeaca20f8d-1113x764.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査結果報告書の抜粋(メディアとは?メディアは何に使っているか?)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157611/1/157611-1-844b9a5f273d82199f0a15448a09c93e-1119x769.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査結果報告書の抜粋(メディアを作っているオトナに言いたいこと)
- 子どものたちは主にデジタル環境にアクセスしている
- アクセスするときの選択の基準は、媒体ではなくコンテンツの内容によることが多い
- メディアにおける誹謗中傷や、対立、見たくない内容が報道されることなどに気分が影響された人が複数いる
- 自分の「推し」からさまざまな影響を受けている
- 直接明言はされていないが「推しの推し(化粧品やボディイメージなど)」から本人が気づかないうちに影響を受けている可能性も複数の子どもの発言から示唆された
- コンテンツを自分で選んで意図的にメディアとの接点をもっている場合もあるが、「やることがないから、気づいたら見ている」「どんどんリコメンドされるものを見てしまう」といった状況も多くみられた
- 情報の偏りや、事実かどうかわからない報道や広告、誹謗中傷、固定化された人だけが登場することへの疑問と、それらを変えていくことへの願いも語られた
今後の取り組み
今回できるだけさまざまな地域、環境に暮らす子どもたちを対象にインタビューを実施しましたが、乳幼児の年代も含め、まだまだ聴けていない声がたくさんあります。特に低年齢の子どもは、現実とメディアの情報が混沌と入り混ざることもあり、気づかぬ影響を受けやすくもあります。
本調査をもとに、2025年度はより多くの子どもたちの声を聴く大規模調査と、子どもの権利に根差したメディアの事例づくりを、メディアに関わる方との対話を重ねながら実施していく予定です。
最終的には、子どもの権利に根ざした情報発信ガイドラインの作成を行い、それをもとに、子どもの権利とウェルビーイングに資する報道や情報発信が子どもの暮らしに広がっていくことを目指しています。
実施団体について
▼一般社団法人Everybeing
「すべての存在の尊厳がともに存在しあう社会」をさまざまな存在とともに育むことを目指して活動しています。主要な取り組みとして、子どものパートナーとして、子どもとともに、子どもの権利とウェルビーイングに根差した社会のプロセスをはぐくむ活動に取り組んでいます。
▼NPO法人PIECES
子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムや啓発活動を実施。一人ひとりが自分らしい市民性を醸成し、行動できるようになることで、子どもと自分、地域のウェルビーイングを作ることができると考えています。
※本事業は日本財団より助成協力いただき、実施しています。
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