【小売業における人手不足の解消と業務の効率化を目指す】人とロボットが協働する次世代店舗環境の実現に向け、共同研究を開始。金沢工業大学ロボティクス学科 出村研究室と三協立山株式会社・タテヤマアドバンス社
配信日時: 2025-01-08 14:05:07
金沢工業大学 ロボティクス学科 出村公成教授の研究室(専門分野:生活支援ロボット)では、三協立山株式会社・タテヤマアドバンス社と共同で、ロボット技術を活用した小売業の人手不足解消と業務効率化を目指した研究を開始しました。
出村研究室では、三協立山株式会社・タテヤマアドバンス社との共同研究第1期として、2021年6月より、近未来のコンビニエンスストアでの使用を想定した次世代スライド棚の共同研究に取り組んできました。三協立山株式会社・タテヤマアドバンス社がロボットに最適化されたスライド式陳列棚の開発を担当し、出村研究室がその制御とおにぎりやお弁当などの商品の陳列や廃棄といった作業を自律的に行うロボット開発に取り組みました。
その成果として、2024年11月11日(月)から15日(金)までインテックス大阪で開催された自律移動ロボットによる競技会「WRS Future Convenience Store Challenge 2024」(主催:FCSC実行委員会/協賛:株式会社セブン&アイ・ホールディングス)で、出村研究室がタテヤマアドバンス社から提供された商品陳列棚、電動スライド棚、可倒式プライスレールを使い、圧倒的な成績をあげ、優勝しました。
共同研究第2期はこうした研究成果を受けて2024年12月に開始されたもので、「ロボット技術を活用した次世代店舗環境」をテーマに、人とロボットが共に使える店舗設備のアイデアを探索し、小売業における人手不足の解消や業務効率化に貢献してまいります。
(共同研究第2期は2025年8月まで)
【出村研究室がフューチャーコンビニエンスストアチャレンジ本大会に出場決定】
「WRS Future Convenience Store Challenge 2024」で圧倒的な成績をあげた出村研究室が、2025年7月13日~19日まで大阪・関西万博会場で開催される「WRS2025フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ(FCSC)」(主催:WRS実行委員会 共催:経済産業省) 本大会に出場します。出村研究室では、三協立山株式会社・タテヤマアドバンス社との共同研究第2期の成果を当大会で披露する予定です。
【本大会であるWRS FCSC2025に出場する8チーム】
1. eR@sers(玉川大学)
2. Happy Robot(金沢工業大学出村研究室)
3. HARChuo(中央大学)
4. Hibikino-Musashi@Home(九州工業大学,北九州市立大学)
5. NaRiPa(奈良先端科学技術大学院大学、立命館大学、パナソニック)
6. TAK(東京都立大学)
7.Team Meijo(名城大学)
8. TMU Mecha Clerk(東京都立大学)
▼本件に関する問い合わせ先
金沢工業大学 広報課
住所:石川県野々市市扇が丘7-1
TEL:076-246-4784
FAX:076-248-7318
メール:koho@kanazawa-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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