妻・夫がセカンドパートナーを持つのは許す?セカンドパートナーが現在いる/過去にいた当事者約400人に聞いたところ…

プレスリリース発表元企業:レゾンデートル株式会社

配信日時: 2024-12-26 16:00:00

妻・夫がセカンドパートナーを持つのは許す?セカンドパートナーが現在いる/過去にいた当事者約400人に聞いたところ…


15,000人の既婚男女のなかから「本物のセカンドパートナーとお付き合い中」あるいは「お付き合いした経験がある」377名を選び出してセカンドパートナーの実態を探る、『[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査2024』の第7報です。最終回にあたる今回のテーマは、「当事者たちは自分の配偶者がセカンドパートナーを持つことを許すか」「今後もセカンドパートナーを欲しいと思うか」です。特に前者については「自分にいる/いたのだから配偶者にも許すのが当然」なはずですが、果たして結果はどうなるか──。ぜひ最後までご覧ください。

不倫にならない既婚者の新しい男女として「セカンドパートナー(通称:セカパ)」に注目が集まっています。ここ最近はインターネットメディアだけでなく、TVや雑誌などの大手メディアでも盛んに取り上げられるようになりました。

2024年10月26日にはテレビ朝日とABEMAが共同制作する報道リアリティー番組「ABEMAプライム」で「既婚者同士の恋愛って?プラトニックならアリ?」が放映され、当事者と一緒に弊社社長の磯野妙子も生出演しています。


しかし、セカンドパートナーはまだまだ新しい概念・考え方であり、実際、周囲にセカンドパートナーがいると公言する人も少ないため、多くの人にとって「実態がよく分からない」「理解できない」存在であるようです。

そこで、『[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査』では、約15,000人の既婚男女への予備調査から、肉体関係のない「本物のセカンドパートナー」が現在いる人/過去にいた人377名を選び出し、その実態を調査してきました。


最終回となる今回は、「当事者たちは自分の配偶者がセカンドパートナーを持つことを許すか」「今後もセカンドパートナーを欲しいと思うか」です。特に前者については「自分にいる/いたのだから配偶者にも許すのが当然」なはずですが、果たして結果はどうなるか──。ぜひ最後までご覧ください。


本調査は、既婚者向けコミュニティサイトの運営会社、レゾンデートル株式会社(東京都新宿区、https://raisondetre-inc.co.jp/)が行う「既婚者の男女関係に関する調査プロジェクト」の一部です。セカンドパートナーに関する初の大規模調査として、すでに様々なメディアに引用されています。

過去の報告は以下の通りです。「既婚者の男女関係に関する調査」で検索いただければご覧いただけます。


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セカンドパートナーとは?不倫との違いについて

まずはセカンドパートナーの定義から。セカンドパートナーとは、既婚者の男女が妻や夫(ファーストパートナー)と別に持つ、プラトニックな第二のパートナーのことです。2018年に日本で生まれた造語で、その後、既婚者の間で徐々に浸透し、現在は不倫にならない既婚者の新たな男女関係として多くの人に注目され、通称の「セカパ」も浸透しています。

不倫と違って肉体関係を持たない点が重要で、セカンドパートナーの関係性は「友達以上、恋人未満」とされています。セカンドパートナーにどこまで許すかという基準は人それぞれです。「手をつなぐ」「ハグ」までは許すケースが多く、中には「キス」までOKにするカップルもいます。

「プラトニック不倫」という別名も生まれていますが、法的に問題になる「不貞行為」には該当しないため、不倫とは別ものです。

セカンドパートナーについて、おおよそのイメージができたでしょうか。本編に入る前に、既婚者の男女関係の用語を整理しておきましょう。


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経験者は自分の配偶者がセカンドパートナーを持つことを許す?

では、いよいよ本題です。本物のセカンドパートナーがいる人/いた人377名に、「自分の配偶者がセカンドパートナーを持つことを許すか」を尋ねたところ、次の結果になりました。


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許す割合は42.4%に止まり、33.4%が許さないと回答しています。少々自分勝手な印象を持ちますが、いかがでしょうか。体の関係ありの婚外恋愛の経験者の場合はどうか、両者に傾向の違いはあるかも今後調査してみたいと考えます。続いて、男女での回答の違いをみていきましょう。


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男性の方が「許す」割合が高く、女性の方が「許さない」割合が高くなっています。この結果からは、女性の方が「自分にセカンドパートナーがいても、配偶者がセカンドパートナーを作るのを許容しない」傾向が見て取れますが、どのような心の内なのでしょうか。女性の方が寛容ではない、感情的であるという理由が想像できますが、「夫に対する怒りの感情」が強いのかもしれません。


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◆年齢別にみても「許さない派」は3割前後
次に年齢別の違いをみてみると、次の結果になりました。


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若い世代の方が「許す」割合は高い傾向にありますが、「許さない」割合は大きな変化がありません。自分勝手と片づけるのは簡単ですが、何か背景があるのかもしれません。実際の声を聞くなど質的な調査が必要でしょう。


今後もセカンドパートナーを欲しい?

続いて、今後もセカンドパートナーを欲しいか尋ねたところ、次の結果になりました。


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第6報「最初はプラトニックだったのに肉体関係ありの婚外恋愛に進んだ割合は?」(レゾンデートル調べ)では、結局、体の関係ありの婚外恋愛に進んでしまった経験を持つ人が7割以上もいましたが、それでも6割近くが「今後もセカンドパートナーを欲しい」と思うとは少々意外な結果でした。

「セカンドパートナーではなく体の関係ありの恋愛相手が欲しい」と回答する割合がもっと多いと想像していましたが14.6%に止まります。婚外恋愛に進んでしまった経験があっても、様々な問題が生じにくい「一線を超えないパートナー」を求めていると解釈すればよいでしょうか。

男女別にみても大きな違いはなく、「セカンドパートナーではなく体の関係ありの恋愛相手が欲しい」と回答した男性は2割以下にとどまります。


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第6報「最初はプラトニックだったのに肉体関係ありの婚外恋愛に進んだ割合は?」(レゾンデートル調べ)では、男性の4割以上が「本当はセカンドパートナーとセックスしたかった/したい」と回答しているにもかかわらずです。不思議な男性心理といえるでしょう。


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調査対象者について

今回の調査は、肉体関係のない本物のセカンドパートナー経験者に絞ったものです。そのため、「真の」という名前が付いています。

「セカンドパートナー実態調査2024 第1報」(レゾンデートル調べ)で約15,000人の既婚者に「セカンドパートナーが現在いるか?過去にいたか?」を尋ねたところ、セカンドパートナーが現在いる人/過去にいた人の割合は4.5%(657人)でした(調査日:2024年5~6月)。セカンドパートナーは肉体関係がない特別な男女関係ですから、まだ少ないことが分かります。婚外恋愛の経験者が22.5%に上る(レゾンデートル調べ)のに比べると大きな差です。

他社のセカンドパートナー調査は婚外恋愛とセカンドパートナーを区別せずに実施されていることが多いので、注意してください。本物のセカンドパートナー経験者を見つけ出してアンケート調査ができる人数を確保するには、少なくとも1万人以上の既婚者を対象とした予備調査が必要になりますが、他社の調査はそこまで行っていません。

弊社の本調査は探し出した657人のなかから、男女・年齢構成が均等になるよう377人を抽出して調査を行ったため、実態をある程度、正確に反映しているでしょう。

下表の通り男女、年齢層ともにほぼ均等なサンプルになっています。


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回答者は「和歌山県」がゼロなほかは全都道府県に分布しており地域的な偏りはありません。子どもの有無は、子ども有が311人(82.5%)、子ども無が66人(17.5%)でした。


真のセカンドパートナー実態調査 第7報(最終回)|まとめ

♦自分にセカンドパートナーがいても配偶者に許す割合は4割程度
♦今後もセカンドパートナーが欲しいと考えている人は約6割
今回の調査では,以上のことが分かりました。ここまで全7回にわたってセカンドパートナーが現在いる人/過去にいた人の実態に迫ってきましたが、いかがだったでしょうか。セカンドパートナーを持つ人の心理が理解できましたか?

今回の調査の詳しい報告は「既婚者の男女関係に関する調査」に掲載予定です。このリリースでは紹介しきれない詳しいデータなども公開しています。また、過去に行った「婚外恋愛」「セックスレス」の調査報告もアップされていますので、ぜひご覧くださいね。

「既婚者の男女関係に関する調査」プロジェクトでは今後、「既婚者のマッチングアプリ利用に関する実態調査」「ロマンチックラブイデオロギーに関する調査」「不倫に関する意識調査」「結婚制度に関する意識調査」などを予定しています。今後も私どもの調査に注目いただければ幸いです。

「レゾンデートル 調査」「既婚者の男女関係に関する調査」などと検索いただけると、すぐに調査報告のページにアクセスできます。


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