Kalyra、Boomiとの統合により高齢者介護サービスの体験を向上

Boomiが、高齢者介護事業者のデジタルサービスの改善、クライアントケアの強化、働く人々の効率性の向上を後押し

（シドニー）- （ビジネスワイヤ） -- インテリジェントな統合と自動化のリーダーであるBoomi™は、Kalyraがデータに基づくクライアントケアの強化、新しいデジタルサービスの立ち上げ、従業員のオンボーディングの促進と生産性の向上を実現するために、Boomi Enterprise Platformを活用することを発表しました。今回の取り組みは、Kalyraによる顧客体験主導の幅広い変革の一環となります。

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(Graphic: Business Wire)

130年以上の歴史を持つKalyraは、居住介護、在宅ケア、シニアタウン、快適な住まいといった高齢者介護サービスのラインナップを提供することで、南オーストラリア州のコミュニティに貢献する企業として高い評価を得ています。Kalyraはこのほど、意欲的なデジタルトランスフォーメーションに着手しています。これは、サイロ化されたシステムを統合し、お客様と従業員のデータを一元管理することで、顧客体験の向上と人材の促進を図るというものです。

「高齢者や恵まれない人々へのケアにおいて、正確性は譲れない要素といえます。そしてこれは、ケアワーカーをサポートするデジタルシステムを活用することから始まります」と、Kalyraでインフォメーション＆デジタルサービス担当ゼネラルマネージャーを務める二コル・フィッシャーズ氏は述べています。「しかし、最近の当社の事業拡大やその長い歴史によりデータが分散し、顧客データの重複や一貫性の欠如といったデジタルエコシステムの困難に直面したことで、お客様がケアを受けるまでに時間がかかっていたことは明らかでした。そこで、当社はBoomiにデータサイロの解消を依頼し、デジタルサポートサービスの新たな時代に向けた準備を整えることにしました。」

Kalyraは、ハブ・アンド・スポークモデルを通じて、Elmo（人的リソース）、AlayaCare（在宅ケアシステム）、iCare（居住介護システム）、CarePage（顧客体験システム）、My Kalyra（モバイルアプリ）などの主要なビジネスシステムを接続するために、Boomiのサービス型統合プラットフォーム（iPaaS）を採用しました。

My Kalyraアプリに運用情報をフィードすることで、Kalyraは家族向けのオンデマンドのデジタルサポートサービスを開始しました。これにより、家族はモバイルフレンドリーな端末でサービス更新情報にリアルタイムでアクセスでき、介護スケジュールを即座に調整したり、資金に関する情報を透明化できるようになりました。

「当社はお客様向けのアプリおよび社内システムがすべて正確かつリアルタイムに更新される、情報のゴールデンレコードを作成しました」と、フィッシャーズ氏は述べています。「必要な情報にすべて即座にアクセスすることができるため、当社の介護スタッフは見つからない情報や古い情報に振り回されるという無駄な時間から解放されることになります。これは効率性と顧客満足度の両面において、大きな前進といえます。」

KalyraはBoomi DataHubを活用して、情報のゴールデンレコードを提供しており、そのメリットは組織の労務管理にもおよんでいます。

「これまでは、新規採用者の追跡や資格審査が困難になるなど、ばらばらの手作業プロセスによってオンボーディングが滞りがちでした」と、フィッシャーズ氏は述べています。「リソースデータを一元管理することで、データ入力の重複やエラーが減り、最終的にスタッフのオンボーディングにかかる時間が短縮し、Kalyraが安定的に質の高いケアを提供するために欠かせない人材をサポートできるようになりました。」

フィッシャーズ氏によると、Boomiに接続された環境により同社のデータフレームワークがコンプライアンス基準および規制基準に効率的かつ正確に対応できるようになるなど、Kalyraのレポーティングおよびガバナンスの取り組みも強化されています。

将来を見据え、Kalyraは健康サービスの改善に向けAIとロボティクスが持つ成長可能性を活かすために、Boomi Enterprise Platformの機能のさらなる活用を検討しています。

「このようなイノベーションは、居住介護における日常業務を自動化し、スタッフがより有意義な業務である入居者のケアに集中することを可能にします」と、フィッシャーズ氏は述べています。「当社が日々サービスを革新し強化し続けるなか、Boomiはよりパーソナライズされた効率的なケア体験を実現すべく、連携・自動化されたデータ環境の構築を支援するなど、変革の中心的な役割を果たしています。」

「Kalyraとの提携は、当初から人間味を損なうことなく効率性を促進することを目的としてきました」と、BoomiでAPJ（アジア太平洋および日本）地域における最高技術責任者（CTO）を務めるDavid Ireckiは述べています。「Kalyraの主要なプロセスを自動化・統合することで、組織の従業員は、お客様が信頼を寄せる質の高いケアを思いやりをもって提供することに集中できるようになります。」

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