4K解像度を実現した小型軽量ハイスピードカメラ『FASTCAM Mini R3-4K』2024年10月17日 新発売

プレスリリース発表元企業:株式会社フォトロン

配信日時: 2024-10-15 10:00:00

FASTCAM Mini R3-4K

高速・高解像度撮影性能

小型軽量密閉筐体

株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀧水 隆)は、4K解像度(4096×2304画素)で750コマ/秒、Full HD解像度(1920×1080画素)で3,000コマ/秒の高速撮影が可能な小型軽量ハイスピードカメラ『FASTCAM Mini R3-4K』を2024年10月17日より発売します。

製品名:FASTCAM Mini R3-4K
発売日:2024年10月17日
※価格はお問い合わせください。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/413280/LL_img_413280_1.jpg
FASTCAM Mini R3-4K

■製品化の背景
民間企業の研究開発部門および大学・官公庁での最先端研究開発テーマにおいて、高解像度に対応したハイスピードカメラを用いた画像計測システムのニーズが年々増加しています。特に自動車の衝突安全性能評価に係る衝突試験においては、高解像度の撮影性能だけではなく、不意の瞬断に備えた電源バックアップや衝突時にかかる高いG(加速度)に耐えられる筐体、カメラ本体の設置自由度を上げる小型軽量化が求められています。
このようなニーズに応えるべく、高い撮影性能をもつ当社製ハイスピードカメラ『FASTCAM Mini シリーズ』の4K解像度対応モデル『FASTCAM Mini R3-4K』を2024年10月17日より発売します。
『FASTCAM Mini R3-4K』は、発売からご好評をいただいている『FASTCAM Mini R5-4K』をベースに、市場のコストパフォーマンスニーズにお応えするため、一部機能を厳選しコストを抑えながらも4K解像度対応の優れた撮影性能をもつモデルとして製品化いたしました。また従来の4K解像度対応モデル『FASTCAM Nova R3-4K』と比較しても、高解像度性能はそのままに筐体サイズおよび質量を削減し、さらに2系統の電源供給で思わぬアクシデントによる電源ケーブル断線時も継続稼働することが可能なマルチ電源対応を実現しています。
高解像度かつ小型軽量を実現したハイスピードカメラを最先端分野で活用していただくことにより、お客様における研究開発の成果創出を支援いたします。

FASTCAM Mini R3-4K 製品ページ
https://www.photron.co.jp/service/hsvcam/products/mini-r5/


■『FASTCAM Mini R3-4K』の主な特長
1. 4K解像度で750コマ/秒、Full HDで3,000コマ/秒の高速・高解像度撮影性能
『FASTCAM Mini R3-4K』は4K解像度(4096×2304画素)で750コマ/秒、Full HD解像度(1920×1080画素)で3,000コマ/秒、最高撮影速度は15万コマ/秒の撮影が可能です。
従来機種(Full HD相当)と比較して縦横それぞれ約2.1倍の広範囲撮影が可能となり、これまで複数台の撮影が必要だった環境でも4K解像度であれば、1台の計測範囲で撮影可能となります。また、撮影したデータを後から拡大して見ても画像が荒くなることなく高精細に観察でき、解析精度も向上します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/413280/LL_img_413280_2.jpg
高速・高解像度撮影性能

2. 120.0×120.0×92.4 mm(WHD)、2.1kgの小型軽量密閉筐体
片手で持ち運びができる小型軽量ボディは最大100Gの耐衝撃性能を実現。
従来の4Kカメラ製品『FASTCAM Nova R3-4K』に比べ、筐体サイズを約60%縮小、質量も約40%の軽量化に成功しました。密閉筐体で粉塵などによるカメラ内部への異物侵入を防ぎ、故障リスクを低減します。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/413280/LL_img_413280_3.jpg
小型軽量密閉筐体

3. 10GbE転送と2系統の電源供給
4K解像度の撮影データも10GbE(ギガビットイーサネット)でパソコンへ高速転送できます。
マルチ電源を使用すると、思わぬアクシデントによる主要電源ケーブル断線時も、セカンダリー電源に自動的に切り替わり継続稼働できます。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/413280/LL_img_413280_4.jpg
10GbE転送と2系統の電源供給

4. さまざまな撮影・計測に役立つ多彩な機能を搭載
● ランダムリセットトリガーモード:ダブルパルスレーザーとの同期に使用し、PIV計測に役立ちます
● 可変周波数同期機能:エンジンのクランク角度信号など、周期が不定期な信号との動機撮影が可能です
● ファン停止機能:微小体の撮影時に役立ちます

この他にもさまざまな撮影、計測に役立つ機能を多数搭載しています。


■『FASTCAM Mini R5-4K/R3-4K』の主な仕様

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/413280/LL_img_413280_5.jpg
主な仕様

『FASTCAM Mini R3-4K』はご導入後に『FASTCAM Mini R5-4K』へアップグレード可能です。
※価格はお問い合わせください。


【株式会社フォトロンについて】
本社 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング21階
代表者 : 代表取締役社長 瀧水 隆
創業 : 1968年7月10日
資本金 : 1億円
事業内容: 民生用および産業用電子応用システム
(高速度カメラ・画像処理システム、CAD関連ソフトウェア、
放送用映像機器、その他)の開発、製造、販売、輸出入
URL : https://www.photron.co.jp/

Photron、Photronロゴ、すべてのPhotron製品名およびPhotron製品ロゴは株式会社フォトロンの商標または登録商標です。
その他の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。


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