2024年7月スマートフォン米国市場の販売量を発表

プレスリリース発表元企業:Counterpoint Research HK Limited

配信日時: 2024-09-27 09:00:00

2024年7月スマートフォン米国市場の販売量を発表


カウンターポイント・リサーチ・エイチ・ケー (英文名: Counterpoint Research HK 以下、カウンターポイント社)は、2024年7月のスマートフォン米国市場は、主にSamsungとMotorolaが牽引し、前年同月比5%の成長となったという調査結果を含むUS Smartphone Channel Share Trackerによる最新調査を発表致しました。

図: 7月スマートフォン米国市場販売シェア・2023年と2024年の比較


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNDQzMTMjNzc3NDVfSExSVmJKd2pyRi5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社US Channel Share Tracker
※四捨五入により合計が100にならない可能性があります

Appleの売上は、買い替え率の低下が響いたことで全体としては減少しましたが、その中でiPhone 15 Proの売上はとても明るい材料になっています。カウンターポイント社リサーチディレクターのJeff Fieldhack氏は次の通り述べています。
「全体の売上は落ちたものの、高付加価値でマージンも大きいiPhone 15 Proの販売台数は二桁%も伸びている。Proモデルの販売比率を高めるのは同社が進める戦略であり、9月の決算発表シーズンに向けて注視していきたい。」

市場全体の成長に大きく貢献したのはSamsungであり、同社のGalaxy A15 5Gは手ごろな価格なため好評で、同社の売上のほぼ1/3を占めています。加えて、折りたたみ型スマートフォンGalaxy Z Flip 6とGalaxy Z Fold 6を早めに発売したことも売上増に繋がりました。

Motorolaにとってはプリペイド型の機種が絞られたことがプラスに働きました。Verizon、T-Mobile、AT&Tがプリペイド対応機種を絞った結果、元々ベストセラーであったMoto G Playが他のOEM製品や他社製品からシェアを奪う形になりました。加えて、販促値引き額も魅力的な上、Razr 2024の頭金を1ドルにするなどのプロモーションの効果もあり、同社の販売機種はCricketなどの小売りチェーンで主役になっています。

こうした販売プロモーションは夏には一旦落ち着きましたが、Pixelの発売だけは例外でした。「例年夏は最も動きがないものだが、昨年と比較すると元気だったのは良かった。生成AIが今年大いに関心を集めているため、年末商戦に向けて再び高価格帯機種に注目が集まるだろう。」と、カウンターポイント社Fieldhack氏は語っています。


本プレスリリースに関する詳細並びに情報は、こちらからご覧いただけます。
https://www.counterpointresearch.com/research_portal/us-channel-share-tracker-monthly-report-july/

今回の発表は、チャネル情報、POSデータ、ディストリビューターアンケート調査、公開データなどボトムアップデータソースとトップダウンリサーチの組み合わせによるカウンターポイント社独自の調査方法で実施したものです。 (調査時期:2024年7月1日~2024年7月31日)

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Research HKはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/


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