アンバサダーの伍代夏子氏が大阪府東大阪市を訪問「同室避難のモデルケースを作っていただけたら嬉しい」

プレスリリース発表元企業:りく・なつ同室避難推進プロジェクト事務局

配信日時: 2024-08-29 18:45:41



 「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」は2023年7月より歌手の伍代夏子氏が、 突如訪れる災害時に備えて、人とペットが安心して同じ室内に避難できる社会の実現を目指し、災害時の備えだけでなく、同室避難に対する飼い主の意識を高めるお手伝いと、ペットと一緒に避難することの重要性を発信していくことを目的として活動しております。
 この度、8月23日(金)に、アンバサダーの伍代夏子氏が大阪府東大阪市を訪問し、野田市長らと意見交換を行いました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126342/19/126342-19-a186f5636e2536be6b3b433e7703c7e6-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■伍代氏「一緒に連れて避難できるのが当たり前の社会にしたい。」
 懇談の中で、危機管理室長の田島氏は「東大阪では市内の市立小中学校78校を第一次避難所にしており、同行避難の受け入れは可能としてあります。現在は、ペットの円滑な受け入れを実現するためにも、ペットの飼養区画を事前に指定するべく、自治会や学校施設の働きかけを行っているところです。また、円滑な同行避難や同伴避難を実現するためには、市による受け入れ体制の整備だけではなく、飼い主様の災害への備えを進めてもらう必要があるかと思います。避難所でも安心してくつろげる場所となるよう、日頃からケージに慣れさせたり、ペットフードやペットシーツなどのローリングストックを進めるなど、飼い主様の防災意識向上への取り組みも、市の関係部局や獣医師会等と、関係機関と連携して進めているところです。さらに、行方不明になりましたペットの捜索や保護で、ペットの健康管理、避難所の衛生確保など、災害時におけますペット問題への取り組みについても進めているところです。」と東大阪市の現状と今後について話した。
 これを受け伍代氏は、「同行避難ができるだけでも大変ありがたいです。」と話し、続けて「ただ、東日本大震災の際に、避難所に一緒に入れず自宅に戻って、第2波にのまれて亡くなった方や、ペットを避難所の外につなぎ、建物の中に避難したところ、ペットが波にのまれてしまう瞬間を見てしまったなどの悲しい話を聞きました。飼っている人からしたら家族同然なので、動物が苦手な方や、アレルギーがある方にも、家族同然という思いでペットを飼っている人がいること理解していただき、ペットを連れて一緒に避難できるのが当たり前の社会にしていきたいです。」と思いを伝えた。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126342/19/126342-19-69f9aabf3ee896200acc8c031eda594b-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126342/19/126342-19-69c580bffa5dae1bdce184838ff26ddc-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■野田市長「ペットは心の支えになっている存在でもあるので、できるだけ快適な避難所環境を作っていきたい」
 野田市長は、「指定している施設が学校の体育館ということもあり、それぞれの家庭に個室を提供することは難しいです。集団生活という大前提の中で、ペットとどう避難できるのかといった悩ましさもありますが、いつ大きな自然災害が起こるかわからないという危機感をしっかり持ちながら、市民の皆様が安心して避難できるように、またペットが家族同然で、心の支えとなっている存在でもあるので、できるだけ快適な避難所環境を作っていけるように取り組んでいきたいです。」と意気込みを語った。
また、「避難される方も数日分のペットの食料は用意していても、長期化した場合は問題が出てきます。改めて人の物資だけではなく、ペットの避難物資の準備も進めていきたいと思います。」と今後の準備も行っていくと伝えた。

 同席した東大阪市民で石見大田工業株式会社代表取締役の竹田氏は「東大阪市民として、僕は人だけじゃなく、ペットにも
思いやりのある自治体であってほしいと思っています。ペットを飼ってる家族と話していると、実際に震災が起きた時に一緒に避難所に行けないっていうことであれば、避難せず、ペットと一緒に自分たちの被災してる家で死んだ方がいいっていうようなことも言われてたので、そういったところでも、大阪で1番に、東大阪は人にもペットにも思いやりのある自治体になっていただけたらと思います。」と話した。
また、ペットカートの販売を行っている(株)P.C.Tradingの香月氏は「お客様の中には、能登地震から、ペットカートで避難所へ行くことや、同行避難で外にワンちゃんを置かなければならないときに、ペットカートがワンちゃんの居場所となるようにを想定し、ペットカートを購入される方も増えています。防災意識が高まってきているので、お客様にペットとの避難について伝えていきたいです。」と飼い主への防災対策の普及活動を行っていくと伝えた。

 懇談で現状や今後の取り組みについて聞いた伍代氏は「避難するためにはクレートトレーニングなどのしつけや、ペット用品の備蓄など、いつ避難しても大丈夫なように日頃から飼い主も準備していく必要があるため、そういったことも伝えていきたい」としたうえで、「ぜひ人にも動物にも優しい街として、同室避難のモデルケースを作っていただけたら嬉しいです。」と述べた。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126342/19/126342-19-8245ae4a348a22359b71d9f68aea6c80-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126342/19/126342-19-bbf65a331e0558e58a5a857d077cfa54-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■開催概要
■催事名  : 東大阪市訪問
■日時   : 2024年8月23日(金)
■開催場所 : 東大阪市役所
■出席者  : 東大阪市長  野田 義和 氏
       りく・なつ 同室避難推進プロジェクトアンバサダー 伍代 夏子 氏
       東大阪市副市長 山本 吉伸 氏
       危機管理監 望月 督司 氏
       危機管理室長 田島 佳郎 氏
       石見大田工業株式会社代表取締役 竹田 浩之 氏
       (株)P.C.Trading 香月 純也 氏



「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」とは?
突如訪れる災害に備えて、人とペットが安心して、同じ室内へ避難できる社会へ。
日本では多くの家族でペットを飼っており、ペットを家族の一員として大切にしています。
しかし「同室避難」についての意識はまだまだ浸透していません。
このプロジェクトでは、災害時に備えだけでなく、同室避難に対する飼い主の意識を高める
お手伝いと、ペットと一緒に避難することの重要性を発信していきます。

PR TIMESプレスリリース詳細へ