AWS、マレーシアでインフラストラクチャーリージョンを立ち上げ

プレスリリース発表元企業:Amazon.com, Inc.

配信日時: 2024-08-23 01:26:00

AWS、マレーシアでインフラストラクチャーリージョンを立ち上げ

AWSアジア太平洋(マレーシア)リージョンの導入でマレーシアの顧客のワークロード実行の選択肢が増え、データ保管の安全が確保される一方、さらに低レイテンシーなエンドユーザーサービスが可能に新しいリージョンはマレーシアおよびアジア太平洋全体における高いクラウドサービス需要に応えるためのAWSの長期的な取り組みを反映AWSの計画では、2038年までに62億ドル(約292億リンギット)を超える投資を行い、マレーシアにおいて年平均3,500人以上に相当するフルタイム雇用の創出を支援マレーシアにおけるアクティブカスタマーであるマレーシア証券取引所、CelcomDigi、GXバンク、PayNet、ペトロナス、マレーシア国営放送、テナガ・ナショナルをはじめ多くの企業がAWSを活用してイノベーションを推進

(シアトル)- (ビジネスワイヤ) -- アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)傘下のアマゾン ウェブ サービス(AWS)は、マレーシアにおいてAWSアジア太平洋(マレーシア)リージョンの立ち上げを発表しました。今後、この新しいAWSリージョンの導入により、デベロッパー、スタートアップ企業、起業家、大企業のほか、政府、教育機関、非営利団体が、マレーシアにあるデータセンターからアプリケーションを実行してエンドユーザーにサービスを提供するために利用できる選択肢の幅が広がります。AWSはこの長期的な取り組みの一環として、2038年までに推定62億ドル(約292億マレーシアリンギット)をマレーシア国内に投資する計画です。AWSグローバルインフラストラクチャーの詳細情報については、aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructureをご覧ください。

この新しいAWSリージョンの建設と運営は、マレーシアの国内総生産(GDP)に対する約121億ドル(573億マレーシアリンギット)の上乗せとなり、2038年にかけて年平均3,500人以上に相当する外資系企業によるフルタイム雇用の創出を支持する見通しです。これらの雇用は、建設、施設メンテナンス、エンジニアリング、電気通信、その他マレーシア国内の幅広い業種を巻き込み、マレーシアにおけるAWSのサプライチェーンの一翼を担います。

「マレーシアにおけるAWSインフラストラクチャーリージョンの立ち上げは、マレーシアのあらゆる規模の企業や事業者に新興テクノロジーへのアクセスを提供し、デジタルイノベーションに向けた我が国の能力を強化します」と投資貿易産業省(MITI)のテングク・ザフル大臣は話しています。「このマイルストーンは、高度な技術を持ち革新的で豊かで包括的で持続可能な経済を構築するというマレーシアの新産業基本計画2030のビジョンの実現に向けた重要な一歩です。私たちは、デジタル化、クラウドコンピューティング、AIが、アジアにおいてマレーシアが製造とサービスのハブになるための取り組みの重要な推進力になると認識しています。国際テクノロジー企業1社がマレーシアで行った投資としては最大となるAWSインフラストラクチャーリージョンは、マレーシアがグローバルな舞台で競争力を維持するのに役立つことでしょう」

「マレーシアの新しいAWSリージョンは、アジア太平洋地域の組織が世界で最も広範で信頼性の高いクラウドの可能性を最大限に引き出すことを可能にし、AIやMLなどの幅広いAWSテクノロジーを活用した先進的なアプリケーションを展開するお客様を支援します」とAWSのインフラストラクチャー・サービス担当バイスプレジデントのプラサド・カリャナラマンは述べています。「急速に成長するマレーシアのデジタル経済は、安全かつ弾力性があり、持続可能なクラウドインフラへのアクセスを必要としています。AWSは今回の立ち上げにより、マレーシアのデジタルトランスフォーメーションを支援し、AIの地域ハブとしての役割を加速させる一助となることを誇りに思います」

AWSアジア太平洋(マレーシア)リージョンの立ち上げにより、AWSは34の地域に108のアベイラビリティーゾーンを持つことになり、さらに18のアベイラビリティーゾーンと、メキシコ、ニュージーランド、サウジアラビア、台湾、タイ、AWSヨーロッパソブリンクラウドの6つのAWSリージョンを立ち上げる計画が発表されています。AWSリージョンは、インフラストラクチャーを地理的に独立した別々の場所に配置するアベイラビリティーゾーンで構成されています。AWSアジア太平洋(マレーシア)リージョンは、顧客の事業継続性をサポートするために互いに十分距離を取った位置関係になっていますが、複数のアベイラビリティーゾーンを使用する高可用性アプリケーションに対して低レイテンシーを提供できる近さを十分に確保できるよう構成されています。各アベイラビリティーゾーンは独立した電源、冷却装置、物理的セキュリティーを備え、冗長な超低遅延ネットワークで接続されています。高可用性を重視するAWSの顧客は、複数のアベイラビリティーゾーンで実行できるアプリケーションを設計し、耐障害性をさらに強化することができます。

AWSは、アナリティクス、演算、データベース、IoT、生成AI、ML、モバイルサービス、ストレージ、その他のクラウド技術を含む、極めて幅広く深いサービスポートフォリオを提供しています。スタートアップ企業や大企業から政府機関や非営利団体に至るまで、さまざまな顧客が世界をリードするクラウドプロバイダーの先進技術を利用してイノベーションを推進し、データレジデンシーの嗜好を満たし、低レイテンシーを実現し、マレーシアおよびアジア太平洋地域全体のクラウドサービスの需要に応えることができるようになります。

顧客やAWSパートナーはマレーシアでのAWSリージョン導入を歓迎

マレーシアの組織は、世界190か国以上でAWSを利用している数百万のアクティブカスタマーの一部です。マレーシアの企業は、革新、コスト効率の向上、市場投入までの時間短縮のためにAWSを選択しています。AWSを利用している顧客には、アストロ・マレーシア・ホールディングス、アシアタ・グループ、バンク・イスラム・マレーシア、マレーシア証券取引所、CelcomDigi、マレーシア国営放送(RTM)、GXバンク、ジョホール・コーポレーション、PayNet、マレーシア国営石油会社(ペトロナス)が含まれます。マレーシアの公共部門の顧客は、コスト削減の促進と地元市民に提供するサービス向上にAWSを利用しています。これらの顧客には、アジア太平洋技術革新大学(APU)、ビーエデュケーション・アドベンチャーズ(BeED)、マレーシア統計庁(DOSM)、マレーシア高等教育省(MOHE)、ポス・マレーシア、テナガ・ナショナル(TNB)が含まれます。エアロダイン、カーサム、QRRA、タップウェイなどのマレーシアのスタートアップや小規模企業も、AWS上でビジネスを構築し、アジア太平洋地域内および世界各地における規模の急拡大を目指しています。

マレーシア国営のマレーシア証券取引所は最近、AWSで革新的なCentralized Sustainability Intelligence(CSI)というプラットフォームを立ち上げ、マレーシアの低炭素経済への移行を支援しています。「マレーシア証券取引所は、マレーシアにおけるAWSクラウドインフラストラクチャーの立ち上げについて、マレーシアのデジタル経済にとって前向きな前進であり、資本市場の成長を促進する継続的なイノベーションをもたらすものとして歓迎しています」とマレーシア証券取引所のダトゥク・ムハマド・ウマル・スウィフトCEOは話しています。「AWSとの協業によるCSIプラットフォームの立ち上げは、マレーシアの企業とそのサプライヤーにとって、ESG報告の標準化とサプライチェーンの脱炭素化の推進力となります。クラウドコンピューティングは、今後もマレーシア企業の持続可能性の向上に貢献し、より広範なエコシステムに良い影響を与えていくと思われます」

CelcomDigiはマレーシアの大手通信事業者で、個人向けビジネスおよび法人向けビジネスの全体の安全かつ迅速なイノベーションを見据え、さまざまな高性能基盤や専用の大規模言語モデルにアクセスし、AIサンドボックスの全社的な導入を可能にするAmazon Bedrockを活用しています。「マレーシアにおける新しいAWSリージョンはCelcomDigiにとって、通信技術業界におけるリーディングカンパニーへの変革を加速させる機会になるものと期待しています」とCelcomDigiのダトゥク・イドハム・ナワウィCEOは話しています。「ビジネスサポートシステムとコンシューマー向けアプリケーションを強化するAWSのインフラとAIサービスのサポートを導入し、当社は業務効率を改善し、お客様により良い体験をお届けできるよう努めます。イノベーションの推進とマレーシアのデジタルエコシステムの構築という共通のコミットメントを軸に、AWSとの協力関係を強化していけることを楽しみにしています」

エルサ・コーポレーション(エルサ)は、100か国以上で利用されているアプリ「ELSA Speak」を通じて、音声技術とAIを使い、英語を母国語としない学習者がより自信を持って、流暢に話せるようになることを支援しています。「AWSとの協業は、5,000万人以上の英語学習者のスピーキング力向上を支援する当社の活動の支えとなっており、世界的な市場拡大の原動力となっています」とエルサの収益担当バイスプレジデントのウィル・ポリース氏は述べています。「演算、データベース、大量のリアルタイムデータのストレージに関するAWSの柔軟な構成で、エルサは急増するユーザーを効果的に管理し、高いレベルのユーザー満足度を維持することが可能になっています。マレーシアにおけるこの新しいAWSリージョンは、当社の能力をさらに強化し、低レイテンシーで信頼性が高く、高性能のソリューションをお客様やエンドユーザーに提供することを可能にしてくれます。AWSの投資は、デジタル経済を支え、テクノロジーを通じて包括性を向上させる取り組みに対する当社のコミットメントを強調するものです」

GXバンクはマレーシア初のデジタル銀行で、マレーシア人一人ひとりの財務面でのレジリエンス強化を使命としています。「AWSを土台に業務の準備を行うことで、当社は16か月でGXバンクを立ち上げ、わずか8か月で75万人以上のお客様に1,300万件のお取引を提供することができました」とGXバンクのペイ・シ・ライCEOは述べています。「マレーシアでAWSリージョンの立ち上げを迎えることができとても嬉しく思います。これからは、シームレスな顧客体験の提供を支援する、スケーラブルで安全なデジタルインフラへのアクセスがマレーシアの企業や起業家、中小企業の皆様に提供されます。当社は、金融サービスへのアクセスを民主化し、高度な技術に裏付けされたASEAN全体の金融包摂を促進する一助となるべく、AWSと共に歩んでいけることを誇りに思います」

ペトロナスは、50か国以上で事業を展開するエネルギーとソリューションの世界的プロバイダーです。マレーシア初となる燃料購入用の電子ウォレット(SETEL)や、オフショア産業向けのクラウドベースの物流ソリューションのサービスプラットフォーム(STEAR)など、新旧さまざまなソリューションにAWSを活用しています。「デジタル技術は、当社のすべての事業において重要な役割を果たしています。クラウドサービスによって、人工知能、IoT、高度分析、ロボット工学、データガバナンスの各分野でも当社の業務が可能になります」とペトロナスのプロジェクトデリバリー&テクノロジー担当シニアバイスプレジデントのモハメド・ユスリ・モハメド・ユソフ氏は述べています。「AWSのマレーシアへの投資は、当社のデータレジデンシーのニーズへの対応、パフォーマンスの向上、マレーシアのデジタル能力の引き上げを促進することになります。マレーシアがデジタル経済で地域を先導する存在となるために、この投資から生まれる可能性に非常にわくわくしています」

マレーシア国営の公共放送局であるRTMはAWSを利用して、デジタルメディア配信プラットフォームであるRTMKlikの数百万人にのぼる視聴者に対して、革新的なアプリケーションの構築・拡張を実現しています。「マレーシアにおけるAWSリージョンの立ち上げは、BedrockのようなAWSの生成AIサービスの活用を通じてRTMKlikに現状をがらりと変えるイノベーションをもたらし、RTMKlikのユーザー一人ひとりの視聴嗜好に合わせたコンテンツ調整が可能になることを意味しています」とRTMのダトゥク・スハイミ・スレイマン会長は話しています。「AWSはRTMKlikの包摂性を強化し、聴覚障害者の視聴者がライブ放送をよりよく理解し、フォローできるようにライブキャプションを付けるといった付加価値サービスを提供する支援をしてくれています。このような進歩はユーザー体験を向上させ、幅広い視聴者層と関わるのに役立ちます。RTMKlikをよりダイナミックで、アクセスしやすく、ユーザー中心のプラットフォームにする上で、AWSは極めて重要な役割を果たしてきました」

TNBはアジアの大手公益事業会社で、マレーシアでは商業施設、工業施設、住宅の各分野の950万軒を超える顧客にサービスを提供しています。AWSと協業して、TNBはデジタル変革を加速させ、顧客体験の向上と革新的なスマートエネルギーソリューションの開発に取り組んでいます。「当社の10か年計画Reimagining TNB Plan(TNB計画の再構築)の一環としてAWSと協力し、当社の事業体全体として脱炭素化の取り組みを支援するデジタル機能とインフラを構築しています」とTNBの最高情報責任者(CIO)のアズラン・アフマド氏は述べています。「デジタルソリューションは、送電網を近代化して再生可能エネルギー容量を拡大しながら、高度なデジタルプラットフォームを通じてお客様を強化する鍵となります。このような協業を通じて、TNBは持続可能で効率的なエネルギーの未来を推進し、増大するエネルギー需要に応え、エネルギー転換をリードしていきます」

AWSパートナーネットワーク(APN)には、世界各地の数万社の独立系ソフトウェアベンダー(ISV)とシステムインテグレーター(SI)が含まれます。AWSパートナー各社がAWS上で革新的なソリューションやサービスを構築し、APNがビジネス、技術、マーケティング、市場開拓のサポートを提供することで顧客を支援します。AWSのISV、テクノロジーパートナー、SI、コンサルティングパートナーは、企業や公共機関のAWSへの移行、基幹業務用アプリケーションの導入、顧客のクラウド環境の監視、自動化、管理サービス全般の提供を支援します。マレーシアを拠点とするAWSパートナーには、アクセンチュア、 エアロダイン、アクスレール、CelcomDigi、デロイト、eCloudvalley、エクサバイツ、G-AsiaPacific、GHL, キンドリル、マクシス、ラドミック・ソリューションズ、シルバーレイク・アクシス、ソフトウェアワン、タップウェイ、ウーバーフュージョン、VSTECSが含まれます。AWSパートナーの完全なリストは、aws.amazon.com/partnersをご覧ください。

G-AsiaPacificは、マレーシアを拠点にアジア太平洋地域で事業を展開する統合クラウドアドバイザリー企業であり、AWSパートナーネットワークのコンサルティングパートナーです。「マレーシアの新しいAWSリージョンは、公共部門、金融サービス、教育、そしてそれ以外のさまざまな分野にわたって、お客様により良いサービスを提供するための素晴らしい機会を当社に提供してくれます」とG-AsiaPacificの共同創業者でCEOのマーク・ゴー氏は話しています。「AWSを利用することで、お客様の重要データのガバナンスとコンプライアンスのポリシーが確立される一方で、ローカルデータのレジデンシーとセキュリティーの要件を満たすお手伝いができます。AWSの高度なテクノロジーは、お客様がより低コストでより迅速に実験と反復を行い、ますます多様化する業界全体のイノベーションを加速するのに役立っています。当社は、AWSの最新の機能をより上手に活用し、マレーシアの活気あるデジタル経済の成長を促進していくことができるように、より高いスキルを持つクラウド人材の育成を計画しています」

マレーシアで誕生したスタートアップで、東南アジアをリードするAIソリューションプロバイダーであるタップウェイは、Amazon SageMakerを含むAWSのデータ分析とMLのテクノロジーを利用し、画像や動画を実用的なインサイトに変換して多様な業界に提供しています。AWS上で展開する同社のSamurAIコンピュータビジョンソリューションは、AWS Marketplaceで入手可能です。「マレーシアのAWSリージョンが立ち上げられたことで、主要なクラウドサービスへアクセスする際のレイテンシーがさらに低下します。これで急成長している当社のAIビジョンプラットフォームが、データコンプライアンスを確保した形で強化・拡張されます」とタップウェイの創業者でCEOのリム・チー・ハウ氏は述べています。「AWSのマレーシアにおけるインフラ投資がタップウェイの道を開き、さらに多くの人々が、ローカルに保存されたビッグデータを使って、AIビジョン技術ソリューションを迅速に手頃な価格で構築、トレーニング、展開できるようになるのは本当に楽しみです」

マレーシアの労働力の活性化

2017年以降、AWSマレーシアがマレーシア国内でクラウドスキルのトレーニングを実施してきた人数は10万人以上にのぼります。AWSは、「AWS Skills to Jobs Tech Alliance」やAWS Academyなどの「AWS トレーニングと認定」のプログラムを通じて、今非常に求められているクラウドスキルを持つマレーシアの開発者や学生、次世代のITリーダーのスキルアップに投資を続けています。AWS Academyは世界中の高等教育機関に対して、業界認定のAWS認定資格を取得したり、需要の高いクラウド業務に就いたりするために、すぐに使用できるクラウドコンピューティングの準備カリキュラムを無償で提供しています。AWS Academyは現在、アジア太平洋技術革新大学(APU)、トゥンク・アブドゥル・ラーマン経営技術大学(TAR UMT)、マレーシア工科大学など、東西マレーシアの49の大学で、クラウドの基礎、クラウド建築、クラウド運用、クラウド開発、データエンジニアリングのほか、機械学習、サイバーセキュリティーなどの領域に関する専門資格を網羅するコースを開講しています。2018年以来、25,000人以上の学生がAWS Academyのプログラムを通じてトレーニングを受けています。

2024年7月、AWSとPayNetは、マレーシアのデジタル経済において拡大するスキルギャップを埋めることを目的としたマレーシアの新しいクラウドスキルイニシアティブとして、AWS re/Startによる「Program AKAR」 を発表しました。同プログラムは、マレーシアのエントリーレベルの人材向けに特別に用意された、金融サービスに特化した初のクラウドスキルプログラムであり、「AWS Cloud Practitioner Certification」の認定を頂点とする47日間のトレーニングコースを通じて、大学生に金融サービス業界でのキャリアに応用できる移行可能なスキルを身に付けさせます。PayNetとAWSは、2024年7月にアジア太平洋大学からこのコースで学ぶ初年度の学生を迎えました。プログラム修了後、これらの学生にはPayNetの決済ネットワーク全体の組織で実施されるインターンシップを経験する機会が与えられます。

AWSは、 スキルの応用と地域社会開発に根ざした組織全体のクラウドイネーブルメントイニシアチブの構築を支援するコンサルティングプログラム「AWS Skills Guild」通じて、ペトロナスのような企業のデジタルトランスフォーメーションの加速を支援しています。ペトロナスは、各自のペースで進められるオンライントレーニングコースを通じて、従業員にクラウドの基礎の研修を実施しています。

持続可能性への取り組み

アマゾンは、より持続可能な事業者となること目指し、Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)の一環として、パリ協定の10年前倒しとなる2040年までに事業全体で炭素ネットゼロを達成することに取り組んでいます。アマゾンはClimate Pledgeを共同策定し、2019年に先陣を切ってこれに署名しました。2023年12月には、PKTロジスティクス・グループが、マレーシア企業の中で初めて署名しました。

2024年7月のアマゾンの発表によると、データセンター、自社ビル、食料品店、フルフィルメントセンターなど、同社が世界各地で展開する事業で消費される全電力量の100%を再生可能エネルギーでまかなうという目標を、当初の2030年の約束より7年前倒しした2023年に達成しました。ここに至るまで、アマゾンは2020年以降、世界最大の再生可能エネルギーの購入企業となり、アマゾンによって実現した太陽光発電所や風力発電所は、2014年から2022年にかけて世界全体で数十億ドル規模の経済投資を促したと推定されています。さらに、AWSは2030年までにウォーター・ポジティブを実現し、直接事業で使用される水よりも多くの水を地域社会に還元することを約束しています。

AWSは、データセンターの設計の最適化、目的特化型のチップへの投資、新しい冷却技術の革新など、データセンターのエネルギー効率の改善に一貫して取り組んでいます。AWSの委託を受けたアクセンチュアの新しい報告によると、AWSのインフラはオンプレミスに比べて効率が最大4.1倍高く、作業量がAWS上で最適化された場合、関連するカーボンフットプリントは最大99%削減できると推定されています。新しいAWSアジア太平洋(マレーシア)リージョンの立ち上げにより、顧客もAWSのインフラ全体における持続可能性への取り組みから恩恵を受けることになります。AWSの持続可能性に関する取り組みについて詳しくは、aws.amazon.com/about-aws/sustainabilityをご覧ください。

アマゾン ウェブ サービスについて

アマゾン ウェブ サービス(AWS)は2006年以来、世界で最も包括的で広く導入されているクラウドとなっています。AWSは、事実上すべてのワークロードをサポートするためにサービスを継続的に拡大しており、現在では演算、ストレージ、データベース、ネットワーキング、アナリティクス、機械学習、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティー、ハイブリッド、メディア、アプリケーション開発、導入、管理のための240件を超えるフル機能のサービスを34か所の地域にある108のアベイラビリティーゾーンから提供しています。また、さらに18のアベイラビリティーゾーンと、メキシコ、ニュージーランド、サウジアラビア、台湾、タイ、AWSヨーロッパソブリンクラウドの6つのAWSリージョンの計画が発表されています。最も急成長しているスタートアップ企業、大企業、主要な政府機関を含む数百万の顧客が、AWSを信頼してインフラストラクチャーを強化し、即応性を高め、コストを引き下げています。AWSの詳細については、aws.amazon.comをご覧ください。

アマゾンについて

アマゾンは、4つの指針として、競争よりもお客様に目を向けること、発明に情熱を傾けること、優れたオペレーションに注力すること、長期的に思考することを拠り所としています。アマゾンは、地球で最も顧客中心の企業、地球で最高の雇用主、地球で最も安全な職場となるために努力しています。カスタマーレビュー、1-Clickショッピング、個人に合わせたおすすめ、プライム、Amazonフルフィルメント、AWS、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、キャリア・チョイス、Fireタブレット、Fire TV、Amazonエコー、アレクサ、Just Walk Outテクノロジー、Amazonスタジオ、The Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)などは、アマゾンが先駆的に開始しました。詳細情報については、amazon.com/aboutをご覧いただくか、@AmazonNewsでフォローをお願いします。

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