“若返りの鍵”ミトコンドリアを活性化する魔法の成分「マイトルビン」を活用した美容健康サプリの開発を加速 クラファン達成率2,800%超!期待の最新研究

プレスリリース発表元企業:株式会社マイトジェニック

配信日時: 2024-08-01 09:30:00

『カズレーザーと学ぶ。』にて「マイトルビン」について紹介

ミトコンドリアとマイトルビン

クラウドファンディング達成率2,800%超

株式会社マイトジェニック(所在地:東京都新宿区、代表取締役:谷若 慶人、以下「当社」)は、この度、国内最大級のクラウドファンディングサイトCAMPFIREで本年4月より募集開始したプロジェクト「エイジングケアに関わるミトコンドリア研究の成果を活用したサプリを開発したい」を、達成率2,800%超でクローズしました。当社は、学習院大学発のバイオベンチャー企業です。今回のクラファン達成を受けて、ミトコンドリア研究の叡智を集結した美容健康サプリメントの開発を加速します。

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『カズレーザーと学ぶ。』にて「マイトルビン」について紹介

4月23日(火)22:00~23:00に放送された日本テレビ『カズレーザーと学ぶ。』より


日本テレビの情報バラエティ番組『カズレーザーと学ぶ。』(2024年4月23日放送)では、「紫外線からシミ・シワを防ぐ!顔が若返る魔法の成分マイトルビン!」と題して、当社が研究開発を進める「マイトルビン」について、学習院大学・柳 茂教授が紹介しました。

若返りの鍵となるのは、私たちの細胞の中にある「ミトコンドリア」。柳教授はこれまで、細胞が紫外線の影響を受けるとミトコンドリアのはたらきに重要なMITOL(マイトル)という酵素が減少し、ミトコンドリアの活性が低下、そのことが肌のシワ等の原因となることを突き止めました。

そして同番組では、柳教授はミトコンドリアを活性化するのに必要なMITOLを増やす魔法の成分を世界に先駆けて発見し、それを「マイトルビン」と命名したと発表しました。

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ミトコンドリアとマイトルビン

当社は、学習院大学・柳 茂研究室でのミトコンドリア、そしてマイトルビンの最新の研究成果をもとに、その知見を活かしたサプリメント・医薬品開発を目指す大学発ベンチャー企業です。本年4月には、サプリメント開発を目的としたクラウドファンディングをCAMPFIREで募集し( https://camp-fire.jp/projects/view/750506 )、2ヵ月半で支援総額2,800万円超を達成しました。

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クラウドファンディング達成率2,800%超

今回のクラウドファンディング達成を受けて、支援者の方々へのリターン品としての第一号製品のみならず、より高品質なマイトルビン含有サプリメントの一般販売を目指して、研究開発を加速してまいります。

以下では、いま注目を集める「ミトコンドリア」がどのように老化や病気に関わっているのか、そして魔法の成分「マイトルビン」がどのようにミトコンドリアを活性するのかをご紹介します。


■ミトコンドリアと健康の密接な関係
ミトコンドリアは、私たちの細胞の中でATPと呼ばれるエネルギー貯蔵物質を作り出しています。ミトコンドリアがATPを作ることで私たちの細胞にエネルギーが供給され、細胞が活動することができます。そして全身の組織・臓器が正常に機能し、生物が生きていくことができます。

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ミトコンドリアの働き

一方で、ミトコンドリアが適切にはたらくことができないと、ROS(活性酸素種)と呼ばれる毒性物質が放出されることが知られています。そのためミトコンドリアは、老化や種々の病気とも深く関係していることが判明しています。


■老化によるミトコンドリア不活性化の悪循環を断ち切る
ヒトを含む様々な動物において、加齢に伴ってミトコンドリアが不活性化(活性が低下)するとされています。同時に、ミトコンドリアの不活性化によって種々の老化現象が起こることもわかっています。

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老化によるミトコンドリア不活性化の悪循環

前述のとおり、ミトコンドリアはATPを作り、細胞にエネルギーを供給しています。ミトコンドリアの活性が低下すると細胞へのエネルギー供給が十分にできなくなります。また、活性が低下したミトコンドリアはROS(活性酸素種)を通常より多く放出し、ミトコンドリアと細胞の双方にダメージを与え、さらなる細胞老化へと悪循環を招くのです。

こうしたミトコンドリアへの悪影響を及ぼす要因は、老化以外にもストレスや紫外線など様々に存在します。例えば、『カズレーザーと学ぶ。』でも紹介されたとおり、紫外線によりミトコンドリアの活性が低下し、そのことが肌のシワの原因になることが分かっています。

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MITOLとミトコンドリアの関係と老化

この悪循環に陥らないようにするには、ミトコンドリアを活性化する必要があります。ミトコンドリアが“若返りの鍵”と注目される理由が、まさにここにあります。

皮膚以外の組織・臓器でも同様に、老化やストレスに伴うミトコンドリアの活性低下が一因となり、そのはたらきが弱くなっていると考えられます。日々の生活の中で「若かった頃はこんなことはなかったのに…」と感じるのは、ミトコンドリアの活性低下が原因である可能性があるのです。

実際に、国内外の多くの研究をとおして、多様な疾患におけるミトコンドリアの活性低下が報告されています。

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ミトコンドリア劣化による疾患

アルツハイマー病、パーキンソン病、サルコペニア、不妊症、心不全、がんなど、治療することが難しい疾患や、私たちの生活の質(QOL)を著しく損なう多くの疾患の原因の一つに、ミトコンドリアの活性低下が密接に関係しているとされています。


■ミトコンドリアを活性化し、疾患から体を守る酵素「MITOL」
ここからは、少し専門的な内容になります。当社取締役も務める学習院大学・柳 茂教授の研究室では、長年、ミトコンドリアの品質管理に重要なはたらきをするMITOL(マイトル)という酵素の研究をしてきました。

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MITOLの役割

MITOLは、ミトコンドリアの外膜に存在する4回膜貫通タンパク質です。近年はMITOLと疾患の関係について盛んな研究が行われており、MITOLを細胞から取り除いたり不活性化させたりすることで、ミトコンドリアの品質が低下し、様々な疾患の発症や増悪につながることがわかってきました。

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MITOL欠損によるアルツハイマーの増悪

例えば、アルツハイマー病では発症後期においてMITOLの量が低下していることが判明しています。MITOLを欠損させたアルツハイマー病モデルマウスでは、アミロイドβの凝集性・毒性がより悪性度の高いものに変化することが確認されています。これはミトコンドリアの機能異常が、アルツハイマー病の病態を悪化させるメカニズムの一端であることを表しており、ミトコンドリア機能を活性化する薬剤がアルツハイマー病の発症を予防する可能性を示唆しています(Takeda et al. 2021 Communications Biology)。

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MITOL欠損によるパーキンソン病の増悪、MITOL欠損によるシワ形成

パーキンソン病モデルマウスにおいても、MITOLが欠損することでその病態が悪化することが見出されています(Shiiba et al. 2021 EMBO Reports)。また、マウスにおいて皮膚特異的にMITOLを欠損させると、皮膚のシワが深くなり、皮膚老化の所見を示すことが分かっています。

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MITOL欠損による心筋老化

心臓においても、MITOLの欠損が心筋老化と心不全の発症に大きく関わることが発見されています。MITOLの欠損はミトコンドリアを断片化し、その活性化を抑制するDrp1を増やすことが確認されました。これにより心臓のミトコンドリアの形態も変化し、心臓の品質までも低下させる原因になることが確認されています(Tokuyama et al. 2022 iScience)。

以上のように、MITOLはミトコンドリアの品質管理を通して、私たちの体を疾患から守る働きを担っているのです。


■マイトルビンを「魔法の成分」で終わらせないために
当社が研究開発に注力する「マイトルビン」は、長年にわたるミトコンドリア研究から、これまで紹介したMITOLを増やし、ミトコンドリアを活性化する物質として発見されました。

当社では、このマイトルビンの発見が皆さまの日々のエイジングケア、そして超高齢化社会における健康寿命の延伸、ひいては難病治療への大きな可能性を秘めていると考えています。マイトルビンを「魔法の成分」で終わらせず、これを必要とする方々へ一日でも早くお届けするべく、日夜研究開発を続けてまいります。

当社ホームページ( https://mitogenic.jp/ )では随時、寄付の受付も行っております。今後のマイトルビン研究やサプリメント・医薬品開発にご支援・ご賛同いただける方は、ご検討をいただけましたら幸いです。


■学習院大学・柳 茂研究室および株式会社マイトジェニックについて
学習院大学(東京都豊島区/学長:遠藤 久夫)の理学部生命科学科 柳 茂(やなぎ しげる)教授研究室がミトコンドリア研究成果を基に、ベンチャー企業 株式会社マイトジェニック(東京都新宿区/代表取締役:谷若 慶人)を設立しました。老化に関連したさまざまな疾患の治療や創薬など、ミトコンドリアの研究成果の社会実装を目指し、今後も加速していく超高齢社会における健康寿命やQOLの向上に貢献します。
(学習院大学プレスリリース https://www.univ.gakushuin.ac.jp/about/press/29858.html より)

<設立の背景>
ミトコンドリアは私たちが生きていくために必要なエネルギーを産生する重要な細胞小器官です。ところが、加齢や何らかの原因でミトコンドリアの機能が劣化すると、有害なROS(活性酸素種)を撒き散らして老化や老化に関連したさまざまな病気を誘発することが知られています。現在、世界中でミトコンドリアを標的にした治療薬の開発が盛んに研究されています。柳教授は日本を代表するミトコンドリア研究者の一人です。柳教授を中心とする研究チームはこれまでミトコンドリアの機能を正常に保つ酵素(MITOL)を発見し、MITOLが加齢によって減少することが、認知症や心臓疾患などの原因の一つであることを明らかにしました。
今回、柳教授らはMITOLを活性化する化合物の同定に成功し、これらの化合物が老化に関連したさまざまな疾患の治療に有効であることを見出しました。このミトコンドリアの研究成果を社会実装に繋げるために柳研究室がベンチャー企業「株式会社マイトジェニック」を設立しました。学習院大学では中長期計画「Gakushuin U.Grand Design 2039」において、「学習院大学ソーシャル・イノベーション・エコシステム推進事業」を実施しています。優れた研究力を基に、学内外の様々なステークホルダーと連携することで生み出された革新的な手法により、社会課題の解決を推進する事業です。
学習院大学と産学連携協定を締結したTLO(技術移転機関)である株式会社キャンパスクリエイトとともに、学内の研究シーズを発掘しベンチャー企業設立を支援しました。
(学習院大学プレスリリース https://www.univ.gakushuin.ac.jp/about/press/29858.html より)


■会社概要
代表者 : 谷若 慶人
設立 : 2023年4月12日
資本金 : 965万円
事業内容: 医薬品、サプリメント開発
URL : https://mitogenic.jp/


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