能まつりで 光源氏のモデルの一人 平安貴族・源融の世界を堪能

プレスリリース発表元企業:カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)

配信日時: 2024-06-11 10:00:00





桑田貴志


深川能舞台主催、桑田貴志「能まつり『融』」 が2024年6月30日 (日)に二十五世観世左近記念観世能楽堂(東京都 中央区 銀座 6-10-1)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。


カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/noh-matsuri
公式ホームページ
http://fukagawanohbutai.sakura.ne.jp/


画像 : https://newscast.jp/attachments/6Zr1dfcnTkltJmQnC2DX.jpg


画像 : https://newscast.jp/attachments/s4qSXrpClNjShpwi5WYu.jpg


源融は、自宅の六条河原の院に陸奥の景勝地・塩釜(日本三景・松島)の景色を模した大庭園を造り、在原行平・業平などの貴族の友人たちを招いて、毎夜酒を酌み交わして和歌や管弦・遊舞を楽しんだそうです。 
光源氏が「少女(おとめ)」の巻で建てる大邸宅・六条の院は、この河原の院がモデルと謂われ、また「夕顔」の巻で夕顔上と密会する六条あたりの荒れた邸宅も、河原の院の荒れ果てた姿であると謂われています。平安時代の人は、「源氏物語」を読みながら光源氏に源融を重ねていたことでしょう。 
今回は「舞返之伝」という小書(特殊演出)で演じます。「舞返し」という名の通り、舞を二度舞います。
一度目は早舞をクツロギという緩急に富んだ遊興的な舞です。型も増え、動きに回転が何度も加わり躍動的に舞います。一度目の舞の後、すぐさまテンポが速まり、二度目の舞「急之舞」が始まります。 
「急之舞」は世界一速い舞と謂われ「道成寺」と「紅葉狩」にしかない特殊な舞です。
平安時代に名月の下で楽しまれた遊興に思いを馳せながら、この難しい舞に挑戦します。
仕舞は、観世喜之師の「駒之段」と観世喜正師の「雨之段」です。月光輝く下で舞を舞う「融」に合わせて、月光浴を感じられる曲をお願いしました。 
狂言「吹取」は、大人気曲です。これも月夜と音楽に因んだ曲です。曲中で演者が実際に笛を吹くという珍しい狂言です。萬斎師が笛を吹くシーンが見せ場になっています。どのような笛が吹かれるのか、お楽しみください。


桑田貴志 能まつり


画像 : https://newscast.jp/attachments/XsUSZ0vIzwa5HgQuWO5f.jpg
桑田貴志


観世流能楽師 桑田貴志が自身の芸の研鑚のため立ち上げた主催公演。
第14回公演は、能「融」に挑戦します。この能は、美しく風流な平安貴族・源融(とおる)(822~895年)を描いた能。源融は、嵯峨天皇の皇子として生まれたのち、臣籍に下って源姓を賜り左大臣まで出世します。
和歌や音楽に才能を発揮し、多くの女性と浮名を流したイケメン貴公子・源融は光源氏のモデルの一人と謂われています。 
今年は平安時代がブームとなっています。平安時代に思いを寄せながらイケメン貴公子が繰り広げる華麗な平安貴族の世界をお楽しみ下さい。 


公演概要


深川能舞台
桑田貴志「能まつり『融』」 
公演日程:2024年6月30日 (日)
会場:二十五世観世左近記念観世能楽堂(東京都 中央区 銀座 6-10-1)
■出演者
仕舞:「駒之段」/観世喜之、「雨之段」/観世喜正
狂言:「吹取」/野村萬斎
能:「融」/桑田貴志
■公演スケジュール
ご挨拶14:00
仕舞 14:15
狂言 14:25
休憩 15分
能  15:00
※開場は、開演の60分前です。
※上演時間:約2時間30分
■チケット料金
【指定席】S席:7,500円 A席:6,500円
【自由席】一般:5,500円 学生席:3,000円
<カンフェティ会員限定割引>
S席 7,500円 → S席 6,500円!(税込)
※学生席は26歳未満・要学生証、未就学児入場不可




詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press