急速に増加する数学の学び直し需要に対応 ICT教材「仕事に役立つ数学基礎コース」4月2日に提供開始 データを利活用できるデジタル人材の育成推進に寄与

プレスリリース発表元企業:公益財団法人 日本数学検定協会

配信日時: 2024-03-27 10:00:00

「仕事に役立つ数学基礎コース」キービジュアル

自分の実力に合ったコースで学習

数学が苦手でも安心して学べるレクチャーとドリル

算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:高田 忍、以下「当協会」)は、実務における数字の活用力をIBT方式で測定する検定「ビジネス数学検定」の3級および2級、「データサイエンス数学ストラテジスト中級」の学習内容に対応し、仕事に役立つ基礎的な数学スキルを身につけるICT教材「仕事に役立つ数学基礎コース」を、株式会社すららネット(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川 孝彦、以下「すららネット」)と共同で開発し、2024年4月2日(火)にサービスの提供を開始いたします。

「仕事に役立つ数学基礎コース」専用サイト
https://surala.jp/service/service_other/suken/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/389690/LL_img_389690_1.png
「仕事に役立つ数学基礎コース」キービジュアル

<本リリースのポイント>
(1) 仕事に役立つ基礎的な数学スキルを身につけるICT教材「仕事に役立つ数学基礎コース」を4/2に提供開始
(2) 実務における数字の活用力をIBT方式で測定する「ビジネス数学検定」3・2級、「データサイエンス数学ストラテジスト中級」の学習内容に対応
(3) 当協会が監修した3つの学習コースで構成され、学習者のレベルに合わせて学習をすることが可能


■ICT教材「仕事に役立つ数学基礎コース」とは
「仕事に役立つ数学基礎コース」は、当協会が実施・運営する「ビジネス数学検定」の3級および2級、「データサイエンス数学ストラテジスト中級」の基礎となる学習ができる設計となっています。義務教育課程の算数から、データサイエンティストの入門レベルまでの数学を習得できるので、学生から社会人まで幅広いニーズに対応が可能です。「ビジネス数学検定」は、2006年に開始した実務における数字の活用力をIBT方式で測定する検定で、企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用される事例も増加しています。本コースは、「ビジネス数学検定」受検者の学習用ICT教材としての需要も見込んでいます。


■開発の背景
日本では長い間、分数や小数、割合の計算ができないといった社会人、大学生の数学力低下が指摘されるなど、中学校レベルの数学はもちろん、小学校で習う算数の内容をも理解できていない人が増えてきています。そんななか、近年では、データサイエンス、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成が急務となっています。
そのためデータサイエンスの入口ともいえる算数・数学の基礎学習および学び直しのニーズは、幅広い世代において、今後ますます増加すると予測されます。
このような背景があるなか、当協会とすららネットは、ICT教材「仕事に役立つ数学基礎コース」を共同で開発することで、学校教育で育んだ数学リテラシーを実社会で生かし、データを利活用できるデジタル人材の育成推進に寄与することをめざします。


■特長
・自分の実力に合ったコースで学習
当協会が監修した3つの学習コースで構成され、学習者のレベルに合わせて学習をすることが可能です。

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自分の実力に合ったコースで学習

・数学が苦手でも安心して学べるレクチャーとドリル
各学習内容を、すららネットが開発した「すらら」のわかりやすいレクチャーや、学習者1人ひとりに最適化したドリルによって、効率的に理解し定着を図ることができます。

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数学が苦手でも安心して学べるレクチャーとドリル

・定着度が一目でわかる「終了テスト」
各コースの学習終了後に、当協会が開発した「修了テスト」を設けており、学習内容の定着度を把握することができます。また、「ビジネス数学検定」「データサイエンス数学ストラテジスト」を受検することで、自身のレベルを客観的に測定することも可能です。

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定着度が一目でわかる「終了テスト」


■コースごとの内容
コース名 :仕事に役立つ算数/数学基礎コース
おもな学習内容:割合とグラフ、比とその利用、比例・反比例、文字と式、
1次方程式、1次関数、資料の整理、資料の活用と場合の数
など
目安学習時間 :約38時間
想定級 :ビジネス数学検定3級
利用料金(税別):月額1,660円(年間:19,920円)

コース名 :仕事に役立つ数学基礎コース
おもな学習内容:展開・因数分解、2次方程式、2乗に比例する関数、
指数関数と対数関数、データの分析、命題と集合、
確率と標本調査 など
目安学習時間 :約40時間
想定級 :ビジネス数学検定2級
利用料金(税別):月額2,080円(年間:24,960円)

コース名 :仕事に役立つデータ分析基礎コース
おもな学習内容:整数の性質、相似、平面図形、空間図形、三平方の定理、
三角比、指数関数と対数関数、データの分析、命題と集合、
確率 など
目安学習時間 :約42時間
想定級 :データサイエンス数学ストラテジスト中級
利用料金(税別):月額2,500円(年間:30,000円)

※「ビジネス数学検定」「データサイエンス数学ストラテジスト」の受検は、当協会が運営する「ビジネス数学」および「データサイエンス数学ストラテジスト」公式サイトからの申し込みが必要です。また、受検料は別途発生します。


■学習の流れ
最初に、すららネットが運営する「仕事に役立つ数学基礎コース」専用サイトの無料チェックテストでコース診断を受けていただきます。チェックテストで自分のレベルに合ったコースがわかった後、お申し込みいただきます。コースごとのカリキュラムに沿って学習を進め、最後に修了テストを受験します。修了テストの合格判定が出るまで、何度でもくり返し学習することができます。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/389690/LL_img_389690_5.png
学習の流れ

■申し込み方法
すららネットが運営する「仕事に役立つ数学基礎コース」専用サイトからお申し込みになれます。
https://surala.jp/service/service_other/suken/

当協会は、今後も、「仕事に役立つ数学基礎コース」をはじめとした学習者や学校教育・学習指導者の方々の一助となるような算数・数学に関する学習サポートコンテンツを開発し、広く学習者のみなさまの数学力向上に貢献してまいります。


◆すららネットについて
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式ICT教材「すらら」と「すららドリル」を、国内では 約 2,600校の塾、学校等43万人を超える生徒に提供しています。全国の公立学校、有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む児童生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け、代表的なEdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズ市場(現東証グロース市場)に上場しました。


【「数検」について】
実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。
日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。


【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるIBT(Internet Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。


【データサイエンス数学ストラテジストについて】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「データサイエンス数学ストラテジスト」は、データサイエンスの基盤となる数学スキルとコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する資格制度で、2021年9月に新設しました。資格試験は、中級と上級の2つの階級があり、5肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微分積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の理解度・習熟度を測定します。


【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 高田 忍
会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、
理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)数学や学習数学に関する学術研究
(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/


※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。


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