三井住友建設株式会社「大志寮」に産業用蓄電システムを納入 ~太陽光発電の有効活用により自家消費率100%・「ZEH-M」実現に貢献~
配信日時: 2024-02-08 11:00:00
株式会社YAMABISHI(東京都大田区、CEO:蓮池 一憲)は、三井住友建設株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:近藤 重敏)が愛媛県新居浜市にて建設した社員寮「大志寮」に産業用蓄電システムを納入いたしました。蓄電システムは太陽光発電設備と連係してピークシフト運用(※1)を行うことで、太陽光発電量の自家消費率(※2)100%や、施設の年間一次消費エネルギー収支ゼロ「ZEH-M」(※3)の実現に貢献しました。また災害などによる停電時には、太陽光発電設備と蓄電システムからの電力供給を可能とすることで施設のレジリエンス機能を高めました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/384466/LL_img_384466_1.png
「大志寮」外観(画像提供:三井住友建設株式会社)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/384466/LL_img_384466_2.png
「大志寮」に設置された太陽光発電設備と蓄電システム
▼産業用リチウムイオン蓄電システム「YRWシリーズ」お問い合わせはこちらから▼
https://acs-l.jp/corp/yamabishi/news0905.html
◆導入の背景 - 太陽光発電の自家消費率向上
社員寮は太陽光発電が活発な昼間に使用電力が少なく、太陽光発電を行えない夜間に使用電力が大きいという傾向があります。そのため太陽光発電のみを設置した場合、発電電力は建物内でほとんど使用できず、太陽光発電の自家消費率が小さくなることが予想されました。
大志寮では自家消費率を高める解決策としてハイブリッド型蓄電システム(※4)を導入しピークシフト運用を行うことで、昼間の発電電力を蓄電池へ充電して夜間に使用することを可能としました。また太陽光発電や蓄電システムの他にも省エネ設計や蓄熱設備を導入したことで、太陽光発電の自家消費率100%や年間の一次消費エネルギー収支ゼロ「ZEH-M」を実現しました。
◆計測監視ソフトを活用したスマートなエネルギー管理
大志寮では当社蓄電システムに標準搭載されている計測監視ソフト「WEBみえる化システム」を共用スペースのモニタに表示しながら活用しています。「WEBみえる化システム」では電力使用量・太陽光発電量・蓄電池充放電量等のエネルギー運用状況をグラフィカルに表示するだけでなく、機器の遠隔操作や蓄積データのダウンロードも行うことが出来ます。これにより蓄電システム及び「WEBみえる化システム」はスマートなエネルギー管理を実現し、サステナブル社会に向けた取り組みを強化したモデルケースである大志寮のプレゼンス向上にも貢献します。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/384466/LL_img_384466_3.png
大志寮共用スペースにて表示されている「WEBみえる化システム」(画像提供:三井住友建設株式会社)
株式会社YAMABISHIは今後も時代が求める最新の技術を生み出すと共に品質・サービスの向上に取り組み、蓄電システムの提供を通じてエネルギー利用の最適化・脱炭素化・災害に強い社会の実現に貢献してまいります。
※1 蓄電池の充放電量を1時間毎に設定できるスケジュール運転モード。主に電力使用量の平準化に使用する。
※2 太陽光発電設備による発電量のうち、施設構内で使用(消費)した電力量が占める割合。
※3 Net Zero Energy House Mansionの略。
※4 太陽光発電設備用と蓄電池用のハイブリッド型パワーコンディショナと蓄電池が一体となった電源システム。
▼三井住友建設株式会社のニュースリリースはこちら▼
https://www.smcon.co.jp/topics/2023/01181300/
◆導入した産業用リチウムイオン蓄電システム 概要
型式 :YRW-1400-50SH-3PV2-48LIB
電圧 :三相 3線 200V系
出力 :50kW(連系)/50kVA(自立)
蓄電池:48kWh
太陽光:50kW
◆産業用リチウムイオン蓄電システム「YRWシリーズ」特長
・パワコン出力10kW~300kW、蓄電池容量12kWh~2,323kWhの豊富なラインナップ
・パワコン、蓄電池、DCリンクPVコンバータ、EMS、絶縁トランス等の必要機器はオールインワンで内蔵
・発電予測と消費予測に基づいた自家消費最適化制御「SmartSC」モードを標準搭載
・UPSグレードの自立運転機能により停電時には無瞬断で自立運転に移行
・グラフィカルな計測表示ソフト「WEBみえる化システム」を標準搭載
・上位通信から任意に充放電制御可能
▼産業用蓄電システム「YRWシリーズ」の特長・導入効果はこちら▼
https://www.yamabishi.co.jp/ad/yrw/
▼産業用蓄電システム「YRWシリーズ」の概要はこちらから▼
https://www.yamabishi.co.jp/products/back_yrw/index.html
▼蓄電システムの自家消費最適化制御「SmartSC」の概要はこちらから▼
https://www.yamabishi.co.jp/products/back_yrw/smartsc.html
◆会社概要
商号 :株式会社YAMABISHI( https://www.yamabishi.co.jp )
代表者 :CEO 蓮池 一憲
本社所在地 :東京都大田区大森北2-4-18
設立年月 :1958年3月
主な事業内容:産業用電源装置の開発・製造・販売
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
スポンサードリンク
「株式会社YAMABISHI」のプレスリリース
「建設」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 2025年度の役員体制に関するお知らせ12/21 18:45
- BOSS ストア 心斎橋 リニューアルオープン12/21 18:45
- U25世代向けスタートアップの祭典『TORYUMON TOKYO 2024 IGNITE』のコミュニティパートナー決定【第3弾】12/21 18:45
- 上海の浦東美術館(MAP)にて創業100周年を祝う初の展覧会を開催12/21 18:45
- 【genten】12月26日「最強開運日」に金運や財運が上がる、“リス”がラッキーモチーフの福財布を発売!12/21 18:45
- 最新のプレスリリースをもっと見る