COP28 UAEでザーイド・サステナビリティ賞受賞の11団体を表彰

プレスリリース発表元企業:Zayed Sustainability Prize

配信日時: 2023-12-03 01:13:00

COP28 UAEでザーイド・サステナビリティ賞受賞の11団体を表彰

COP28 UAEでザーイド・サステナビリティ賞受賞の11団体を表彰

(アラブ首長国連邦アブダビ)- (ビジネスワイヤ) -- アラブ首長国連邦(UAE)大統領のムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下は、エキスポシティ・ドバイで開催中のCOP28 UAEで行われたセレモニーで、サステナビリティと人道に関するUAEの先駆的でグローバルな賞である、ザーイド・サステナビリティ賞の受賞者を表彰しました。

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11 winners of the Zayed Sustainability Prize Recognised at COP28 (Photo: AETOSWire)11 winners of the Zayed Sustainability Prize Recognised at COP28 (Photo: AETOSWire)

セレモニーには、COP28に参加する多くの代表団の団長、閣僚、政府高官、そして同賞の受賞者と最終候補者が出席しました。

殿下は受賞者に祝辞を述べ、サステナビリティを推進してきた彼らの努力を称えるとともに、この分野での重要な貢献を続けるように激励しました。殿下はまた、UAEが、建国の父である故シェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン殿下が築いたサステナビリティの遺産を礎として、確固たる進歩を遂げていることを力説しました。それに関連して、持続可能な開発を推進し、人類に貢献し、イノベーター、起業家、若者たちが地球にポジティブな違いをもたらすことに活発に貢献できるようにするという点で、ザーイド・サステナビリティ賞が重要な役割を果たしていることを強調しました。

同賞は、健康、食糧、エネルギー、水、気候関連の課題に取り組む中小企業、非営利団体、高校を表彰することを通して、UAEの建国の父であるシェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン殿下の遺産を称えるものです。これまで15年以上にわたり、106人の受賞者を通じて、3億8400万人以上の生活を変えてきました。

今回受賞した11団体は、著名人からなる審査委員会による厳正な審査の結果、9月に選出されました。健康、食糧、エネルギー、水、気候変動対策、グローバル・ハイスクールという6つのカテゴリーの応募者について、革新的で示唆に富む影響力のある解決策を提供することに貢献し、尽力しているかどうかが審議されました。

持続可能で人道的な開発促進へのコミットメントを強化するため、ザーイド・サステナビリティ賞は賞金額を360万ドルから590万ドルに増額し、即時に適用します。

UAEの産業・先端技術大臣で、ザーイド・サステナビリティ賞の事務局長でありCOP28の議長を務めるスルタン・アーメド・アル・ジャーベル閣下は次のように述べます。「UAEは本日、健康、食糧、水、エネルギー、気候変動対策の各分野の素晴らしい受賞者にそれぞれ100万ドル、グローバル・ハイスクールの受賞者にそれぞれ15万ドルを授与することにより、気候変動と戦い、脆弱なコミュニティに力を与えることに対する献身を改めて宣言します。この大きな資金援助が、彼らのイノベーティブな解決策を拡大し、世界中、特にグローバル・サウスに革新的な進歩もたらす助けとなるでしょう。

ザーイド・サステナビリティ賞の記念すべき15 年目が終わりに近づく今、私たちは、インクルーシブで持続可能な開発と気候変動対策を推進するというUAEの使命を振り返ります。この賞は社会的利益をもたらしたシェイク・ザーイドの遺産を称えるだけでなく、彼のビジョンを世界規模に拡大するものです。」

賞金額を増やしたことにより、環境にポジティブな影響を与えるだけでなく、気候変動に対して最も脆弱なコミュニティのウェルビーイングや経済発展にも寄与するイノベーティブな解決策を、より幅広く支援することができます。

新設された気候変動対策カテゴリーの受賞者はナミビアの中小企業であるケルプ・ブルーでした。深海で大規模なケルプの森を育成し、海洋の生物多様性の回復に貢献するとともに、年間10万トンのCO2を大気中から回収するという意欲的な取り組みが評価されました。さらに、同社の事業は沿岸コミュニティに雇用機会も生み出しています。

健康カテゴリーではインドネシアのドクターシェアが受賞しました。辺境地域に医療へのアクセスを提供する先駆的な活動、特にはしけに載せた浮水式病院が評価されました。彼らの影響力は大きく、すでに16万人以上の患者を治療しています。

食糧カテゴリーは、よりレジリエントな農業セクターの支援に貢献した、パレスチナのガザ都市部&都市周辺部農業プラットフォーム(GUPAP)が受賞しました。このNPOは、現地で生産した食糧へのアクセスを容易にし、200人の女性農業起業家に職の安定を提供し、7,000人以上の人々に利益をもたらしています。

エネルギーカテゴリーは、ルワンダの中小企業であるイグナイト・パワーが受賞しました。サハラ以南アフリカ全域のコミュニティに、手頃な価格のラストワンマイルの電力を供給する革新的な取り組みが評価されました。同社の従量課金制太陽光発電ソリューションは、250万人に電力を供給し、CO2排出量を60万トン削減しました。クリーンなエネルギーへのアクセスだけでなく、太陽光発電の灌漑ソリューションも導入し、3,500人の現地雇用を創出しました。

水カテゴリーは、フランスのNPOであるEau et Vieが、都市部の家庭に水栓を設置し、貧困地域における清潔な水へのアクセスの確保に貢献したことで受賞しました。同団体は10都市の27のコミュニティで5万2000人の水へのアクセスを改善しました。さらに6万6000人の衛生習慣の意識を高め、水のコストを75%抑制しました。

審査委員長を務めた元アイスランド大統領のオーラブル・ラグナル・グリムソン氏は、次のように述べました。「今年の受賞者は、世界の緊急課題に対する解決策を通して、素晴らしい創意工夫を次から次へと見せてくれました。これらの受賞者が、世界中のコミュニティに大規模で拡張性のある変化を促し、重要な気候変動対策の目標に向けて私たちを後押しし、万人にとっての持続可能な未来への道を切り開くことを確信しています。」

ザーイド・サステナビリティ賞はまた、グローバル・ハイスクールのカテゴリーを通して若者たちに働きかけ、若者たちが自身のコミュニティの支援に積極的な役割を果たし、未来のサステナビリティのリーダーとなることを奨励しています。同カテゴリーで受賞した47校は、5万5186人以上の生徒と、45万3887人のコミュニティ住民の生活に影響を与えています。

グローバル・ハイスクール賞の受賞校は、南北アメリカ代表のColegio De Alto Rendimiento De La Libertad(ペルー)、サハラ以南アフリカ代表のGwani Ibrahim Dan Hajja Academy(ナイジェリア)、中東・北アフリカ代表のInternational School(モロッコ)、欧州・中央アジア代表のノースフリート・テクノロジー・カレッジ(英国)、南アジア代表のKORT Education Complex(パキスタン)、そして東アジア・太平洋代表の北京市第三十五中学(中国)です。

ザーイド・サステナビリティ賞について

ザーイド・サステナビリティ賞は、UAE建国の父である故シェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒャン氏の遺産を称えるものです。健康、食糧、エネルギー、水、気候変動対策、グローバル・ハイスクールの各分野で革新的で持続可能な解決策をもたらしている組織や高校を表彰し、その功績を称えることで、持続可能な開発と人道支援を推進することを目的としています。

15年以上にわたり、106人の受賞者を通じて、世界の3億8400万人以上の人々の生活に良い影響を与えてきました。

*配信元:AETOSWire

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