「STOP感染症大賞」最優秀賞受賞~濃厚接触者の隔離施設など評価~
配信日時: 2023-04-11 11:47:11
特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)は、感染症対策の優れた取り組みにおくられる「STOP感染症大賞」の最優秀賞を受賞しました。
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この賞は一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が、感染症対策の先進的な取り組みや技術などを評価し広く活用していこうと2020年度に創設したものです。
今回は、2021年11月に沖縄県宜野湾市に設立した要介護濃厚接触者の隔離施設「ジャパンハート濃厚接触者隔離施設(通称・ラビットハート)」の取り組みなど、ジャパンハートが実施してきた感染症対策の緊急支援活動が高く評価され、最優秀賞に選ばれました。
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この取り組みは、介護施設等でクラスターが発生した際に、施設側が、感染者のみならず濃厚接触者となった入所者の対応にも追われる実態があったことから、施設の負担を軽減するとともに早期に感染拡大を食い止めることを目指し、開始したものです。
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施設にはジャパンハートの看護師が常駐し、沖縄県とも連携した上で、保健所から濃厚接触者と認定された高齢者のほか、医療的ケア児の受け入れにも臨機応変に対応するなど、2022年9月までの323日間で計40人を受け入れました。
受賞コメント ジャパンハート 副事務局長 兼 地域医療・国際緊急救援事業部長 高橋茉莉子
「ジャパンハートでは新型コロナウイルス感染症拡大第一波である2020年4月以降、全国200か所以上のクラスター病院/施設に看護師等医療チームを派遣する事業と並行して、2021年11月に沖縄県に当施設を開設し、翌9月末までに計40名の行き場をなくした要介護の濃厚接触者の方を受け入れさせて頂きました。「行政にも企業にもできない支援」を目指して感染症の対策に全力で取り組んできた民間団体として、今回の受賞を大変光栄に思うと共に、今後起こり得る自然災害や新たなパンデミックの発生時にも社会からの期待に応えられるよう、体制強化に尽力して参ります。」
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【(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート】
「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、国内外で無償の医療活動を行う国際医療NGO。1995年に小児外科医・吉岡秀人が単身ミャンマーで活動を開始して以来、現在はカンボジアやラオスなど東南アジア諸国で、小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約25,000件実施しています。国内では、小児がん患者と家族の外出に医療者が同行するプロジェクトや、離島・へき地への医療者派遣、災害被災地への緊急救援事業を行っています。国際連合UNIATF Award 2020を日本から唯一受賞。第5回ジャパンSDGsアワード SDGs推進副本部長(外務大臣)賞受賞。吉岡秀人は第69回菊池寛賞受賞。
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