「第1回地域価値を共創する不動産業アワード」にて全国古家再生推進協議会が担い手育成部門 優秀賞を受賞
配信日時: 2023-03-24 10:30:00
空き家の再生で四方よしビジネスを全国に広める一般社団法人 全国古家再生推進協議会(所在地:大阪府東大阪市・以下、全古協)は、国土交通省が創設した「第1回地域価値を共創する不動産業アワード」の担い手育成部門 優秀賞を受賞いたしました。
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写真1授賞式での審査員長らと代表理事の大熊重之
私たち全古協は、「日本の空き家問題を解決することで、スクラップ&ビルドの街づくりを改め、不動産所有者・工事業者・入居者が笑顔になれる循環型の新しいマーケットを創り、地域社会ひいては国への貢献をする」ことを目的に活動をしています。
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今回、古家の再生活用に必要な工務店と投資家の両者を育成する受け皿として協議会を立ち上げ全国規模で活動している点を評価いただき、担い手育成部門 優秀賞にて優秀賞を受賞いたしました。審査委員より、「空き家再生や投資に関する知識を体系的にオンラインでも学習できる環境を整備し、両者を資格制度により認定・育成している」「空き家再生や投資に関する知識を体系的継続的なマッチングの仕組みが作られている」と講評をいただきました。
今後も企業ビジョン『あなたの投資で社会が良くなる』の益々の実現に努めて参ります。
■「第1回地域価値を共創する不動産業アワード」の<担い手育成部門 優秀賞>とは
今後の地域づくり・コミュニティづくりを担う人材の育成やネットワークの形成に資する活動地方公共団体や住民、他業種の方等と共に地域づくりやコミュニティづくりに取り組み、新たな地域価値を共創する不動産業者や不動産管理業者を表彰することにより、取組の更なる発展を図るとともに、地域価値共創のモデルとして業界団体等と連携して横展開を目指すため、国土交通省が今年より創設したものです。
担い手育成部門では、今後の地域づくり・コミュニティづくりを担う人材の育成やネットワークの形成に資する活動を表彰する部門です。
・審査委員長: 中城 康彦(明海大学不動産学部 教授)
・公式サイト: https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo16_hh_000001_00041.html
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■受賞コメント
・この度、大変名誉な賞を受賞できましたのは関係者の皆様のおかげでありますこと心より御礼申し上げます。私は元々製造業の経営者で、不動産業界は畑違いからきた新参者だった為、分からないことが多く苦労しました。ですが、周りの人に恵まれ4方良しのビジネスモデルを思いついた。このノウハウを身内で留めず公開していくことで、不動産も人材も循環していけばいいと思って全古協を立ち上げたので、「担い手部門」というのも大変感慨深いものがあります。今後とも精進してまいりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
理事長の取材記事はこちら: https://www.kenbiya.com/ar/ns/buy_sell/property_choose/6326.html?ac=UL
■【創設ストーリー】始まりは、モノづくりの街・東大阪市の町工場
当協議会の発起人の一人である大熊 重之(おおくま しげゆき)は、東大阪の部品塗装を専門とする町工場の経営者でもあります。当協議会を立ち上げる前、製造業の衰退を目の当たりにして、もうひとつの収入の柱をつくり、経営を安定化させたいと考えていました。
そうした中、先代から思い入れのある東大阪市でも急速に空き家が増えてきていることに気づきます。空き家問題を解決すれば、地域貢献にもつながるビジネスになるかもしれないという思いで、空き家再生事業(空き家物件の賃貸物件へ再生)を開始します。空き家を格安で購入できたとしても、リフォーム費用が高くなってはこのビジネスは成立しません。そこでまず、得意の塗料を使った低コストでリフォームできるオペレーション技法「ルームリファイン」を考案しました。その技法を伝える為にリフォーム会社や職人を対象に古家再生リフォームの学校も立ち上げました。顧客の評判もよく受注件数が右肩あがりで増えていき、職人(古家再生士(R))が次々に育った東大阪市で多くの空き家の再生に成功します。
そして、この成功体験とノウハウを空き家問題に悩む全国に広めたいとの想いで立ち上げたのが、この一般社団法人 全国古家再生推進協議会です。
<創設ストーリー詳しくはこちら: https://zenko-kyo.or.jp/about/story/ >
■空き家を求めて列をなすキャンセル待ち続出の「空き家・古家物件見学ツアー」
~投資家のスクール事業・コミュニティの場を提供~
当協議会では毎月欠かさず全国各地で「空き家・古家物件見学ツアー」を開催しております。再生対象となる古くてさびれた空き家を半日かけて3軒5軒ほど、オフラインで見て回り、古家再生士(R)(工務店)や会員同士が交流できるツアーです。
空き家の改修には「誰がお金を出すのか」という議論がつきものになります。全古協では、空き家を購入・改修して賃貸化し、きちんと収益が出る実績を当協議会が示していくことで、買いたい投資家が集まってきやすい仕組みが出来上がってきました。また、すぐに売却して単発的な利益を上げるのではなく、どんな方でも心地よく暮らせる快適な住居を貸出し、少額でも継続的な投資での自立を全古協では推進しており、投資家の教育も行っております。現在は投資家の認定制度も設け、不動産仲介会社からの信頼も増しています。
■数字で見る全国古家再生推進協議会
~2023年3月3日時点で、会員10,883名、空き家古家再生戸数1,816棟~
空き家・古家見学ツアー開催数は1064回、累計参加人数は5,762名となりました。
全古協が以前から使命の一つとしている地方の空き家の再生も、着々と数を増やしています。
■協議会概要
商号 : 一般社団法人 全国古家再生推進協議会
代表者 : 代表理事 大熊 重之
所在地 : 〒579-8004 大阪府東大阪市布市町3-2-57
設立 : 平成26年7月8日
事業内容: 古家(築古不動産)の再生から収益化までのサポート
URL : https://zenko-kyo.or.jp/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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