三和鍍金が顧客管理ツール開発でDX化を実現!少人数の町工場が目指す案件対応力の最大化

プレスリリース発表元企業:株式会社三和鍍金

配信日時: 2023-02-28 10:00:00

町工場に適したDX化を推進

見積り案件管理表の例

2023年2月、株式会社三和鍍金(本社:群馬県高崎市、代表取締役:武藤 篤、以下「当社」)は自社開発した顧客管理ツールの実践運用を本格的に開始いたしました。少ない人数で膨大な案件に対応するためにできるだけ管理の手間を減らしつつ、今後も増えていくと思われる個々の案件の情報を迅速かつ正確に確認できる方法を模索した結果、項目を精査しながら独自の管理表を作成することで少人数体制での効率最大化を実現。以前から使用している『売値計算ツール(自社開発の売値計算システム)』と併せてスピード感のある対応が可能となりました。突発的かつ緊急的な要件にも対応が可能で、必要な情報を必要な時に間違うことなく確認ができます。
また、そこから抽出したデータの分析をもとに顧客ニーズの再検討が容易になり、婉曲的にお客様のニーズをさらに満足させる施策を考案することが可能となります。
当社はこれからも安定した品質とスピード感によってものづくり産業への貢献を目指します。

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町工場に適したDX化を推進

■ツール概要
名称:見積り案件管理表
内容:お問い合わせいただいた案件の必要な情報のみ(社名、品番、処理名、ロット、客先の所在等)を各項目に都度記録することで受注時や納品から時間が経ってしまってからも必要な情報を正確に拾い出すことが可能で、管理の手間を大幅に軽減することが可能となりました。また、図面情報などをデータ化して一括管理することで省スペース化と紛失等のリスクを軽減しました。本ツールは社名等の基本的な案件情報から図面情報を含んだ一括的な管理方式であることから確認作業にかかる時間を大幅に低減し、当社が重視しているスピーディーなお客様対応に寄与しています。
さらに、拾い出したデータをもとに統計的な分析も可能となりますので、よりお客様のニーズに適した新しい処理方法を考案するなど、今後の事業展開への活用も期待できます。また、管理項目を可能な限り減らしたり、一部分の入力方法を書き込み式ではなくプルダウンによる選択式にしたりすることで、本ツールのひとつのコンセプトである「継続性(≒使いやすさ)」を実現しています。

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見積り案件管理表の例

■経緯
当社が昔からおこなっていた従来の紙ベースでの管理方法の場合、データをすぐに引き出せなかったり、資料を置いておくスペースがすぐに圧迫されてしまったり、仮に火災等が起きた時に紛失してしまったりと多くの問題点がありました。これらの問題は当社において長い間放置されてしまっていましたが、漸く2年ほど前に業務改善を目的としてまず有料の販売管理サービスをいくつか検討し、そのうちのひとつを導入致しました。しかし、そのサービスで想定されている社員数などの会社全体の規模感との齟齬や管理項目の膨大さ・難解さ故に数か月で利用を停止、解約に至ってしまいました。
そこで、自社の業態に適したツールを開発しようと思い立ち、『売値計算ツール』の開発ノウハウを活かすことで現在の管理システムが構築されました。


■株式会社三和鍍金
株式会社三和鍍金は群馬県高崎市にてカチオン電着塗装、銅ニッケルクロムメッキ、ステンレス電解研磨等の表面処理事業を行う会社です。新しい時代のニーズに合わせ柔軟性とスピード感覚を持ち、悩めるお客様に真摯に向き合います。当社はモノづくりに無くてはならない表面処理を通じ、当社に関わる全ての人々の幸福増進と世の中に貢献できる会社で在りたいと願っています。また、『メッキライブラリ』や「YouTube」で毎月メッキにかかわる様々な情報を発信しています。

創業 : 1950年5月
設立 : 1971年9月
代表者 : 代表取締役 武藤 篤
所在地 : 群馬県高崎市倉賀野町2659
事業内容: カチオン電着塗装、銅ニッケルクロムメッキ、
ステンレス電解研磨等の各種表面処理事業
Web Site: https://sanwamekki.com
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCpivgUyRAaslswqA-VzumsA


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