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金相場、動き出すのは来週か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*09:58JST 金相場、動き出すのは来週か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『金相場、動き出すのは来週か』と述べています。
続いて、『NY金は2月下旬から4月中旬まで約400ドル急伸し、イスラエルがイランを攻撃した4月19日には2413.8ドル引けて、終値ベースで初めて2400ドルを超えた。その後、4月末に2300ドル台を割り込んだが長続きせず、2200ドル台後半で支えられた。4月中の急騰局面でみられた買われ過ぎ感は解消しつつある』と伝えています。
次に、『1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金融政策に変更はなかった。政策金利は2001年以来の高水準となる年5.25~5.50%のまま。声明では、インフレ鈍化について「ここ数カ月、一段の進展がない」と明言し、「大きな確信を得るまで、利下げは適切と考えていない」との見解を堅持した』と伝え、『ただ、パウエルFRB議長は記者会見で、次の政策が「利上げの可能性は低い」と明言したことで、市場では想定ほど「タカ派」でないと受け止められた』と解説しています。
また、『7日はミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、FRBの利下げが24年内は実施されない可能性を示唆した。8日、ボストン連銀のコリンズ総裁は需要を抑制し物価上昇圧力を低減するには、おそらく従来の想定以上に長く金利を高水準に維持する必要があるとの考えを示唆した』と伝えています。
一方で、『ただ、金相場への影響は小さく、レンジ内から抜けていない。現況、2300~2360ドルで推移している。来週発表される米消費者物価指数(CPI)が、レンジブレイクの決め手になりそうだ』と示唆しています。
また、『OSE金相場は、財務省による「ドル売り・円買い」が実行され、円安が抑えられたことで、1万2000円目前から下落し、7日には一時1万1180円まで下落した。ただ、ドル円が再び円安に推移したことで、長い下ヒゲとなり、1万1600円まで戻している』と伝えています。
こうしたことから、陳さんは、『移動平均線を見ると、50日、100日、150日、200日の主要な移動平均線を上回っているので、上昇トレンドに変化はないものの、20日移動平均線を下回っているため、短期的には保ち合いとなりそうだ。RSIは40%を下回って下落しているが、30%を下回ると、調整一巡も近いことになりそうだ。動意付くのは、やはり来週からだろう』と考察しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の5月9日付「金相場、動き出すのは来週か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ《CS》
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