被災地でだからこそ“自分事”として学べる、命を守る術!新潟県中越地震の体験を伝える「やまこし復興交流館おらたる」が小中高生向け減災学習メニューの申込を開始

プレスリリース発表元企業:中越防災フロンティア

配信日時: 2023-02-01 07:00:00


DVDと現地での学習を通じて、地震など自然災害に関する基礎から応用までを幅広く学んでもらいたいと、「やまこし減災学習プログラム」は制作されました。教材等はすべて作成済みなので、教員の負担を減らしつつ、限られた滞在時間で生徒が実りのある学習ができる内容となっています。

2004年に発生した「新潟県中越地震」の震災メモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」の運営団体である特定非営利活動法人中越防災フロンティア(事務局所在地:新潟県長岡市、理事長:田中 仁)は、2023年4月1日(土)より、震災を体験していない小学生・中学生・高校生が、防災・減災の必要性を身近に感じ、被災時に具体的なアクションを取れるようになることを目指す「やまこし減災学習プログラム」の2023年度利用申込の受付をスタートします。

▼ 「やまこし減災学習プログラム」内容紹介・申し込みフォームへのリンク掲載ページ:https://orataru.net/yamakoshi-guide/#program


■46人もの尊い命が犠牲になった「新潟県中越地震」の体験を子どもたちにも知って欲しい
最大震度7を記録した「新潟県中越地震」は、2004年10月23日に発生しました。激震がのどかな山間地を襲い、ライフラインはことごとく寸断。甚大な住家被害に加え、46人もの尊い命が奪われました。

この悲劇を決して風化させてはならないと、「やまこし復興交流館おらたる」では小学生、中学生向けの防災学習プログラムを提供してきました。しかし、年月の経過に伴い、教育機関の教員も大きな自然災害を経験していない世代が増加。伝え方をさらに工夫する必要を強く感じ、2022年より、小学生、中学生、高校生向けに大幅にリニューアルしたプログラムの提供を開始しました。


■動画と現地体験により基礎から応用まで学び、グループディスカッションも
「やまこし減災学習プログラム」の主眼は、DVDと現地での学習を通じて、防災・減災の必要性を“自分事”としてとらえてもらい、基礎から応用までを幅広く学んでもらうこと。効率的に、自然災害の特徴や地震のメカニズム、自然災害から命を守るための基礎知識や山古志(やまこし)についての事前学習ができるよう、約20分の動画を制作しました。また、現地では展示室の見学やワークショップを体験。大規模なインフラ復旧工事や地震の概要を学び、住民の証言パネルをもとに、発災から帰村までの人々の動きや心情を知ることができます。さらに、震災遺構や日本農業遺産にも認定された景色を見ながら、ガイドが体験談を交えて被災現場を案内。その後、班ごとに話し合った結果を発表してもらいます。

教材等はすべて作成済みなので、教員の負担が少なくて済むのも本プログラムの大きなメリットです。大型バス8台の受け入れ実績があり、大人数のマンモス校の利用も可能。減災・防災学習や、校外学習としてはもちろん、防災学習を兼ねた修学旅行のコースとしても利用できるプログラムです。


【特定非営利活動法人中越防災フロンティアについて】
事務局所在地:〒947-0205 新潟県長岡市山古志虫亀3373-1
代表者:理事長 田中 仁
設立:2006年8月
電話番号:0258-59-2308(代表)
URL:https://cbf.yamakoshi.guide/
事業内容:災害アーカイブス、防災視察・研修・学習、地域資源・環境の再認識、保全、活用ほか


【一般の方向けのお問い合わせ先】
やまこし復興交流館おらたる
NPO法人 中越防災フロンティア
担当者名:和田 奈都子
TEL:0258-41-1203
E-mail: orataru@air.ocn.ne.jp



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