洗眼薬市場初※1『アイボン』でバイオマス原材料配合ボトル採用
配信日時: 2022-12-19 15:00:00
石油由来プラスチック年間19tをバイオマス原材料配合素材に置き換え※2
小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林章浩)は、洗眼薬『アイボン』(第3類医薬品)において、2023年1月より順次、バイオマス原材料を配合した製品ボトルに変更します。洗眼薬市場としては初の取り組みであり、当社では芳香剤などの日用品だけでなく、医薬品においても環境負荷低減を推進してまいります。
[画像: https://prtimes.jp/i/86052/85/resize/d86052-85-491d3f08d08b4ca33984-0.jpg ]
当社では、「小林製薬グループ環境宣言2030」「新・環境行動指針」を掲げ、持続的な環境活動の取り組みを進めています。この度、当社の販売する医薬品の中でも、特にプラスチック使用量の多い『アイボン』において、本体ボトルに環境保護を考えたバイオマス原料を配合した素材へ変更します。目の周りにピッタリフィットし、液もれしにくいことが特徴の洗眼カップなどは、従来の素材から変更はありません。これにより、従来品と同等の機能・品質を維持しながら、石油由来プラスチック年間19tを原材料配合素材に置き換えることを見込んでいます。
一般的に医薬品は、容器の素材変更などにおいても薬事申請が必要な場合があることから、日用品等と比較し、環境配慮の取り組みが進みづらい状況にあります。当社では、全社をあげた環境への取り組みとして、『消臭元』や『ブルーレット』などの日用品に加え、医薬品などにおいてもブランド毎に、外装箱の設計改善や部品点数の削減、プラスチック部分を薄くすることや廃棄物容積を小さくすることに取り組んでいます。また、主要ブランドから環境配慮型樹脂などの採用も進めており、医薬品においては、2022年春より肥満症改善薬「ナイシトールZ」(第2類医薬品)を、従来のガラス瓶ボトルからバイオマス由来プラスチックを25%使用したプラボトルへ変更し、廃棄重量や製品ライフサイクル※3におけるCO2eq量を大幅にカットしてします。
小林製薬では、ものづくりに携わる企業として、これからも製品に関わる環境負荷低減の取り組みを推進し、持続可能な社会の実現への貢献を目指してまいります。
<対象アイテム>
・アイボンWビタミンプレミアム500mL (販売名:アイボンwプレミアム)
・アイボン500mL (販売名:アイボンd)
・アイボンクール500mL (販売名:アイボンクール c)
・アイボンうるおいケア500mL (販売名:アイボンうるおいケア)
・アイボンAL500mL (販売名:アイボンAL d)
・アイボンマイルド500mL (販売名:アイボンマイルド c)
・アイボンメディカル 500mL (販売名:アイボン メディカル a)
*ミニの100mLボトルは変更しません
※1 OTC医薬品市場における洗眼薬として初 (2022年12月リリース時点、弊社調べ)
※2 ASTM D6866-22 に基づき評価したバイオ度を、2021年に使用した樹脂ペレット重量に乗じて算出
※3 製品に関わる原資材の調達から製造、製品の製造の輸送、使用後の廃棄までのこと
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