担い手不足解消へ 従業員30人以下のスエヒロ工業 建設人材育成優良企業表彰 初の局長賞を受賞

プレスリリース発表元企業:株式会社スエヒロ工業

配信日時: 2022-12-13 11:00:00

社員の頑張りを応援!資格取得の費用を全額サポート中

株式会社スエヒロ工業(本社:静岡県沼津市)は、国土交通省が今年度新たに創設した建設人材育成優良企業表彰で、第一回不動産・建設経済局長賞を受賞しました。

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従業員30人以下での受賞は全国でスエヒロ工業のみ

2022年11月25日に国土交通省中部地方整備局にて表彰式が行われ、中部地方整備局長から当社代表取締役社長・櫻井 弘紀に表彰状が授与されました。
国土交通省大臣賞・優秀賞を含めた全20社のうち、従業員数が30人を下回るのは当社のみです。建設業は有効求人倍率が他の業種に比べ高く、さらに高齢化の傾向にあり、担い手不足という状況が続いています。今回、評価されたポイントをさらに発展させ、建設産業の担い手の確保・育成に取り組んでいきます。従業員数が多くはない会社ですが、協力会社の職人も含め、よりよい職場づくりに努めてまいります。

<建設人材育成優良企業表彰とは>
国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会(事務局:(一財)建設業振興基金)では、建設産業の担い手の確保及び育成に向けた取組の推進を図るべく、建設キャリアアップシステム(以下「CCUS」)をはじめとして、技能や経験に応じた給与の引き上げや、キャリアパスに基づいた計画的な人材育成、これらを可能にするための環境整備など、「建設産業の担い手の確保及び育成」に向けて、顕著な功績を挙げている企業等を「建設人材育成優良企業」として表彰することとしております。
(国土交通省HP引用)


【局長賞受賞のポイント1:資格取得に関する補助&手当】
当社では、建設関係の資格取得についての費用をすべて会社がサポートしています。また、資格取得・保有により、年3,000円~50,000円の手当を支給しています。今年は、6人が国家資格取得に向けて「一級建築施工管理技術検定」を受験。検定料は一人当たり、一次試験・二次試験それぞれで、10,800円を会社が負担。また、各自の状況に応じて、Wスクールの費用も会社が全額サポートし、業務状況に応じて勤務時間内での受講を認め、交通費の支給も行います。(今年は、一次試験に向けて165,000円・二次55,000円の講習費を会社が支払い、受講した社員もいます)

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社員の頑張りを応援!資格取得の費用を全額サポート中

試験は、日ごろの安全管理の視点・考え方とリンクします。当社では、資格取得に対しての補助・手当を行うことで、平時の業務の精度を全体で高め、社員一人一人のスキルアップ・キャリアアップにつなげています。
また、当社の協力会社40社ほどが加盟する櫻和会(おうわかい)でも、同じく全額補助の制度を設け、資格取得に関する講習の申し込みなども当社を通じて行っています。櫻和会には、100人近くの職人がおり、日々連携をして当社の現場で技術を確実なものにしています。


【局長賞受賞のポイント2:キッズスペース・子連れ出社などによる、えるぼし認定】
2021年8月に、「えるぼし」(2段階目)を取得しました(全国の専門工事業では初の認定)。男性社員も含めた子育て世代が働きやすく、ご自身・家族の体調や事情に合わせた出勤・休暇の相談のしやすい職場づくりを心掛けています。

(1) 社内キッズスペース開設・子連れ出社OK
(2) 小学校3年生まで、勤務時間の繰り上げ繰り下げが可能
(3) 中抜け可(お子さんの参観など参加OK)

また、今年新たに導入したのは、以下の4つです。
(4) ベビーシッター割引券導入(2023年より利用者を拡充予定)
(5) 男性育休サポート(業務整理・虎の巻・パートナー面談など)
(6) 駐車場に遊具を設置
(7) 男女兼用だったトイレを、男女別・誰でもトイレの3つを設置

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誰でも働きやすい環境を整えています

2022年は、計6人が、10日間以上の休暇を取得しました。
●子が新型コロナウイルスの感染:
療養・経過観察期間などの間、特別有給休暇とし、欠勤扱いにせず、給料の全額を保証。
●本人に病気が発覚:
福利厚生として会社が加入している保険で入院費用をカバー(約22万)。
術前後は完全在宅ワーク。術後1か月以降は出勤・在宅ワークを併用。
●男性育休:
20代後半の社員宅に第一子が誕生。1か月健診後に11日間取得。

当社は、建物外壁の防水・塗装などを中心に施工管理を行っています。建物の外壁は雨・風・日差しなどにさらされ、状態は様々です。資材も種類が多く、状況を見極め判断するためにも、勤務年数を積み上げることで、建物が長持ちをすることにも繋がります。人材を育てることと合わせて、今いる従業員が仕事を続けられるような勤務体制を作ることも、建設業のために必要なことと考えます。


【局長賞受賞のポイント3:職人・技能者の“免許証”・CCUSの代行申請を支援】
建設現場の技能者は、事業者が現場ごとに異なり、これまではその経験を統一的に評価される仕組みがなく、スキルを示めせる状況にありませんでした。業界統一のルールをつくり、一人一人の経験や技術に関する情報を一元化し、処遇の改善につなげようと「建設キャリアアップシステム」(CCUS)が導入されました。IDが付与されたICカードを現場でかざし、日々の就業実績(職種や立場なども)が電子記録されます。資格の取得、講習の受講履歴も蓄積し、技能者の評価を適切に行っていく仕組みです。いわば、職人にとっての、免許証/身分証明書になりうるものです。
当社は、建設現場において一次下請け、二次下請けにあたり、当社の現場で、技能者として防水・塗装を行うのは、協力会社の面々です。一人親方(個人事業主)や親方に2人ほどの職人がついているというような小さな会社で、事務作業を日頃行っていない職人たちにとっては、CCUSの申請・情報更新などはスムーズに進まないと考え、職人にとっての評価を記録する意義を伝え、希望する人は当社で申請の代行を行うことで、8割の登録を進めています。

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CCUSカードを現場でかざす従業員

<代表取締役社長・櫻井 弘紀コメント>
このたびは一回目の不動産・建設経済局長賞に選出いただけたこと、大変喜ばしく思っております。
これまで当社で行ってきたことは、今いる従業員・職人にとって働きやすい環境を整える、ということで、私にとっては、特別なことではありません。この賞をいただけたことは光栄である一方で、世の中のスタンダードに合わせたことが評価されるような建設業は足りない部分がまだまだあるのだと、改めて感じました。今後も、建設業で働くことを誇りに思える会社作りを行い、「ここで働きたい」と思える業界へとなっていけるよう努めてまいります。

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株式会社スエヒロ工業 代表取締役社長・櫻井 弘紀

【新卒採用をスタート!建設業に新たな風を吹かせてくれる人材を募集中】
今回の賞は、当社が今いる人材に対しての働きやすさを高めていくための取り組みが評価され、受賞につながったと感じています。これからは、この賞のタイトルにもあるように「人材確保」「人材育成」という点をさらに強化していきたいと考えます。
当社はこれまで、経験者採用をメインに従業員を増やしてきました。新卒採用を今後定期的に行い、新たな人材を育てていくことを積極的に行っていきます。
https://cheercareer.jp/company/4266

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会社の土台を一緒に考え、築き上げてくれる仲間を探しています!

【会社概要】
名称 : 株式会社スエヒロ工業
(本社:静岡県沼津市足高287-29)
代表取締役社長: 櫻井 弘紀(3児のパパ)
事業内容 : 防水工事業、塗装工事業、左官工事業、内装仕上工事業、
とび・土工工事業、石工事業、屋根工事業、
タイル・レンガ・ブロック工事業、板金工事業、
建設工事業、ヘルスケアウェルネス事業
会社創業 : 1987年5月1日
従業員数 : 27人(ヘルスケアウェルネス事業6人を含む) 2022年12月1日時点
URL : http://www.suehiro-kogyou.co.jp/


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