インテルサットがインテルサット45の建造でSWISSto12を選定

サービスの継続性と容量の拡張を提供するハミングサットは、従来のGEO衛星よりも小型

（米バージニア州マクリーン）-（ビジネスワイヤ） -- 世界最大規模の統合衛星・地上ネットワークの運営企業で、機内接続（IFC）の大手プロバイダーのインテルサットは本日、スケールアップメーカーのSWISSto12がインテルサット45衛星（IS-45）を製造すると発表しました。今回発注したことで、インテルサットは革新的なハミングサット静止（GEO）衛星通信製品で最初の法人顧客となります。

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積層造形製品で作られたハミングサットは、自身よりもはるかに大型の従来型衛星を補完し、必要に応じて能力を増強・拡張する（写真：ビジネスワイヤ）

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2025年に打ち上げ予定のインテルサット45はKuバンドの固定衛星サービスを提供するもので、これによりインテルサットはメディアやネットワークの顧客に特殊かつ効率的なサービスを提供できるようになります。

インテルサットの宇宙システム担当SVPであるJean-Luc Froeligerは、次のように述べています。「SWISSto12の製品は、当社のビジネスニーズに応えるために2つの革新成果を持ち込みました。小型サイズによって当社のフリート戦略のギャップが解消されるので、当社はターゲットをさらに一層絞り込んで特定の顧客ニーズを満たせるようになります。さらに、この衛星に使用される積層造形プロセスは、企業の衛星製造サイクルを高速化する道を開こうとしています。私たちはハミングサットの技術を信頼しており、商用通信衛星分野の新規参入者の成功をサポートしたいと考えています。」

ハミングサットは体積がわずか1立方メートル強で、そのサイズは従来の静止軌道衛星の10分の1です。SWISSto12は、官民パートナーシッププログラムを通じて、欧州宇宙機関（ESA）と連携して衛星を開発しています。各ハミングサットは、ロケットで1台以上の大型宇宙船をGEOトランスファー軌道に運ぶライドシェアミッションとして打ち上げるように設計されています。この新しい衛星製品ラインは最近、ESA専門家パネルの評価を受けてシステム要件審査に合格しました。

SWISSto12の創設者で最高経営責任者（CEO）のエミール・デ・ライク博士は、次のように述べています。「インテルサットからIS-45プログラムの発注を受けたのはSWISSto12にとって画期的な瞬間です。衛星通信の基礎を築いたインテルサットと共にこの旅に乗り出すことができ、恐縮です。特殊な高成長スケールアップ企業が今回のように奥行きのある契約を大手通信事業者と結ぶというのは前例のないことです。この契約によって、当社のハミングサット製品ラインは、衛星通信業界の新たな一章を切り開くための確実なスタートを切ることができます。」

インテルサットについて

衛星技術の基礎を設計するインテルサットは、世界で最も信頼される衛星通信ネットワークを運営しています。当社はその卓越した専門力と世界的規模を活用し、どのような困難な課題にも屈することなく、人々、企業、コミュニティーをつないでいます。インテルサットは、世界初のハイブリッドな多軌道のソフトウエア定義5Gネットワークと共に、グローバル・コミュニケーションの未来を構築しています。当社のネットワークは、お客さまが最も必要とする時に必要とする場所で、シンプルでシームレスかつセキュアなカバレッジを実現するように設計されています。Intelsat.comでグローバル接続のリーダーをフォローし、私たちと共に「ここで想像（Imagine Here）」してください。

Swissto12について

SWISSto12は、小型ながらもパワフルな静止通信衛星のハミングサットをはじめとする高度な衛星ペイロードおよび衛星システムの大手メーカーです。当社の衛星とペイロードは、独自の特許取得済み3D印刷技術と、軽量・コンパクト・高性能で競争力のある高周波（RF）機能を実現する関連のRF製品設計の利点を備えています。

当社は宇宙関連のポートフォリオに加えて、航空産業向けの通信、監視、レーダーといったアプリケーションにも携わっています。SWISSto12は、欧州、米国、イスラエルにおいて商業的な発展を遂げて成功を収めており、スイスの航空宇宙企業として最も急速に成長しています。SWISSto12は2011年にスイス連邦工科大学ローザンヌ校（EPFL）からスピンオフした企業であり、スイスと欧州の著名投資家が非公開所有し、これらから支援を受けています。当社の詳細については、www.swissto12.comをご覧ください。

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