増えるひとり親の相談対応に疲弊する 全国の NPO をサポートする無料講座を開催します

プレスリリース発表元企業:認定NPO法人STORIA

配信日時: 2022-09-26 09:00:00

~体制が追いつかず、断る現状を変えるために~

この度、宮城県仙台市の認定 NPO 法人 STORIA(ストーリア・代表理事:佐々木綾子)は、コロナ禍でひとり親むけに相談事業をおこなっている NPO 法人等の支援団体をサポートするために、独立行政法人福祉医療機構(WAM)から助成をうけ、10月22日から全 6 回の連続無料講座をオンライン開催することになりました。




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 コロナ禍でのひとり親の相談支援は、メールや SNS 相談等の新たな支援の形が求められていますが、各団体が自己流、ボランテ ィアが中心となって行っていることが多く、技術的に不安を抱えています。現場からは、特定の相談員に業務が集中したり、長時 間の相談受付で疲弊したり、体制が準備できず相談をお断りするといった声があがっています。
 全国で同様の課題を持つ団体に向けて、無料の6回連続講座をオンラインで開催します。
研修の開発・提供は、2013 年に宮城県仙台市で任意団体として活動を開始し、2016 年に NPO 法人化、2022 年に認定 NPO となった STORIA が行います。代表の佐々木綾子は自身もシングルマザーとして 2 人の子どもを育ててきました。STORIA は主 に3つの事業を行っており、1.ひとり親の相談事業:仙台市と協働した相談窓口を通じて 732 世帯、5,286 件の相談対応、2.食支 援と見守りを行う子どもの居場所事業として延べ 680 人の子どもの支援、3.ひとり親等の困窮している子育て家庭を対象とした 1,218 世帯に食糧支援の年間実績があります。
 研修受講を通じて、ひとり親の相談をうける知識を得る機会を持って頂くことで、相談の質向上につながります。それだけでなく、もし支援対象のひとり親が引っ越しても、その場所の受講団体と連携支援をすることができます。引っ越しは地縁がいったん無くなり孤立につながるので、この時に信頼できる団体と連携支援ができることは当事者にとって安心感につながります。また、相談支援をしている全国の仲間が増えれば、学び合いの機会や、運営上の悩みの解決ができたりと、運営の安定化や相談頻度が増 えるなどが見込まれます。

【研修詳細情報】
事業名:困難家庭のアウトリーチ・相談支援「公民連携モデル」の地域展開事業
期間:2022 年 10 月~2023 年 2 月
内容:期間中の 6 回講座と、既に相談事業をしている団体にはコーチング、OJT 等を提供予定
価格:無料

【本件についてのお問い合わせ先】
担当:佐々木綾子(代表理事)
電話:090-2999-7118
メール:info@storia.or.jp
ホームページ:http://www.storia.or.jp

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