古き良きアメリカの風景を思わせるスニーカー「hide base project」がスタート

プレスリリース発表元企業:株式会社baton

配信日時: 2022-07-27 09:10:00

国内では珍しいバルカナイズド製法を使った、受注生産式のスニーカーブランドが登場




岡山県児島にある靴工場が立ち上げたスニーカーブランド


[画像1: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-9d16cc6cd9500eef1402-14.jpg ]

岡山県倉敷市児島にある製靴工場がファクトリーブランド「hide base project(ハイドベースプロジェクト)」を立ち上げた。「日本の失われゆく”ものづくり”を次世代へと承継する」をコンセプトに手仕事と機械仕事で表現するハンドメイドブランド。ブランド名となっている「hide base」とは隠れ家。職人たちが集まり、自由気ままにものづくりに励む場所を目指したいという想いが由来。

hide base projectブランドサイト
https://hidebaseproject.com/

日本には最盛と衰退の末に眠る多くの技術と製法があり、これからも増えてそして忘れ去られていくと考え。そういった技術と製法にもう一度フォーカスし、次の世代へ継承していく。それが「hide base project」の使命としている。

[画像2: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-c4c289cc2e3d224504ce-17.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-8c9c6de6879da9187a93-16.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-e7ec11aa67d07b7510bd-15.jpg ]




国内では珍しいバルカナイズド製法を採用。


[画像5: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-281a49cd1b005f5c0eec-10.jpg ]


バルカナイズド製法とは、1839年にアメリカの発明家「チャールズ・グッドイヤー」によって発明された製法で、成型した未加硫のゴムを専用の釜を用いて加熱、加圧してアッパーとソールを接着する製法。昨今では生産性の悪さから数少ない製法となったが、丈夫で加水分解の心配がない。一般的にはゴムの高い加工技術が必要なので、ゴムメーカーがこの製法を採用し、靴を生産している場合が多い。そのため比較的大型の設備での生産になるので、少量生産にはなりにくい傾向にあった。
だが、このブランドでは小さな加硫釜を導入する工場と協力し、少量生産に対応できる生産体制を作りあげたのも特徴である。
しかしバルカナイズドにおいては、少量生産は製品の個体差を生み出す。これは大量生産においては問題視されているが、このブランドはあえてこの個体差を「個性」としてとらえている。
※着用、使用においての問題はない。


なんとバルカナイズド製法を受注数分だけ生産!

ブランドをスタートするにあたり、大阪にあるセレクトショップ「struct(ストラクト)」にて受注会を開催。
製品は全工程を自社工場+岡山県内の工場と連携して作られており、受注いただいたお客様に都度生産する方式を採用。このようなスニーカーの受注生産方式は生産効率的には考えられない取り組みであるが、さらにバルカナイズドにおいては他に類を見ない非効率で贅沢な受注会と言える。販売価格もオーダーでは考えられない値段設定だが、それは自社工場ならではの強みを生かした取り組みだからこそだ。


なつかしさのあるモデル

今回発売するモデルは"Origin-Hi"と”Origin-Lo”の2モデル。どちらもどこか懐かしさを感じるデザインで、過去にも、そしてこれからもそばにあるようなデザインを目指している。
1900年代初頭、ラバータイプのスニーカーが出始めた時に見えた、アメリカの古き良き時代を思わせるような、存在感あるスニーカーとなっている。
[画像6: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-92e389369e7218a68414-8.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-d285c604d0a9c5e3e18e-1.jpg ]



アッパーには染色された素上げ仕上げに、ソフトで肉厚なタンニン鞣しの革を採用。素材の良さを十分に味わうことが出来る革となっている。
[画像8: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-edf576718b753d60ffa6-5.jpg ]


インソールにはコルクのカップインソール。快適な足あたりに吸湿性を持った快適な仕様となっている。アウトソールには耐滑性能に優れた「ハイパーV」を採用している。
[画像9: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-442db26118fe4b729530-12.jpg ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-7c2a1264e8ba503303c5-13.jpg ]




縁による繋がりでイベントを開催

受注会を行う店舗「struct」は国産スニーカーブランド「blueover(ブルーオーバー)」の旗艦店である。
実はそのblueoverの生産を行っているのが「hide base project」を立ち上げた工場でもある。

国内製靴産業の継続を願うblueoverは、縁によって生まれたこの受注会は必然であると考える。そして工場にとって、実物を直接見せれる場所をセッティングできることは非常に重要だと考えている。blueoverはこれからもこうした作り手によるファクトリーブランドのポップアップを積極的に開催していく。
それは母体であるブランドblueoverの理念である、「地域に根付いたモノヅクリの文化を後世に残していくため」と考えているから。
[画像11: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-9fa7da42775ed9020e34-18.jpg ]

[画像12: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-9ac1a3156d8942b6d0cc-19.jpg ]




製品情報

モデル名:Origin-Hi
サイズ:225-230/235-240/245-250/255-260/265-270/275-280
カラー:ブラック/ホワイト/ブルー/レッド/カーキ/マスタード/ベージュ
価格:19,800税込み

モデル名:Origin-Lo
サイズ:225-230/235-240/245-250/255-260/265-270/275-280
カラー:ブラック/ホワイト/ブルー/レッド/カーキ/マスタード/ベージュ
価格:18,700税込み
[画像13: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-63787b9307e0f8b75a79-0.jpg ]

[画像14: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-034e45653860bd9da9f0-2.jpg ]

[画像15: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-5da5794af846e16800ae-11.jpg ]

[画像16: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-4da2dc1c965140c24648-6.jpg ]

[画像17: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-ad58042c5aa316ffcd98-7.jpg ]

[画像18: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-f095172b9fcdd92a4d84-9.jpg ]

[画像19: https://prtimes.jp/i/88863/36/resize/d88863-36-4e5577dea5381826ee9a-4.jpg ]




イベント概要

受注期間:7月29日(水)~7月31日(日)
お渡し時期:9月末予定

イベント詳細ページ
https://blueover.jp/blogs/books/hbp_popup_220709

実施店舗:struct(ストラクト)
時間:12:00~20:00(火曜・水曜定休)
場所:大阪市西区京町堀2-3-4 サンヤマトビル1F struct
電話番号:06-6447-6030



blueover ブルーオーバー

blueoverは、2011年より大阪でスタートした国産スニーカーブランド。地域に根付く靴づくり文化を後世に残すため、できるかぎりの素材、工程を日本で作り届けている。流行だけを追わず、靴としての快適性、長く履けるというあたりまえをしっかりと考え、時代を問わず履き続けられるような、シンプルで普遍的な靴を作る。2022年3月に「築地銀だこ」とのコラボレーションで話題となった。

blueoverブランドサイト
https://blueover.jp

PR TIMESプレスリリース詳細へ