【幻冬舎/著者インタビュー】 91歳、現役医師の著者が語る「他人本位」のススメ

プレスリリース発表元企業:話題の本ドットコム

配信日時: 2022-07-22 10:40:00


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株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:立本正樹)は、同社が運営する「話題の本.com」( https://wadainohon.com )にて2022年7月22日(金)、著書『誰かのために生きてこそ 人生が好転する「利他の精神』を刊行した、医療法人社団 湯川胃腸病院 院長 白方 誠彌/氏のインタビュー記事を公開しました。


▼【著者インタビュー】人を大切にし、人のために尽くせば、自分も心豊かになる


戦後、日本は奇跡的な成長をみせ、先進国の仲間入りを果たしました。社会制度が整い、高度医療が提供できるまでの経済的な安定を手にしたにもかかわらず、精神的な面では豊かであるとはいえないような報道も目にします。
「自分さえよければ」という利己的な発想が広がり、いじめやハラスメント行為がなくならず、モラルの低下からインターネット上の誹謗中傷などは増える一方です。繁栄の裏で、心の成長が伴っていないのではないかと思わざるを得ません。
現在のこうした状況において、「目の前の人、まわりの人を大切に思い、『誰かのために』生きることで豊かな人生を送ることができる」と語るのが、90代となった現在も医療法人社団湯川胃腸病院院長を務めている、脳神経外科専門医の白方誠彌医師です。
激動の時代を生き抜き、日本の変化を目の当たりにしてきた白方院長にこれまでの道のりと、今を生きる人々に向けたメッセージをお聞きしました。


インタビュー記事はこちらから : https://wadainohon.com/pickup/shirakata_seiya/


インタビュー記事 一部をご紹介


――これまでの人生の軌跡といえる『誰かのために生きてこそ~人生が好転する利他の精神~』の刊行のきっかけを教えてください。
私は1930(昭和5)年に九州の宮崎に生まれました。小学生のときに父親の仕事の関係で満州へ渡り、その後北朝鮮で終戦を迎え、日本に帰国した後に医師となりました。戦後の復興期、高度経済成長期を経て、バブル期や阪神・淡路大震災も経験しました。また、貧困国の医療支援にも携わってきました。
今の人には信じられないかもしれませんが、戦後の日本は焼け野原で、本当に何にもなかったのです。北朝鮮から家族で命からがら引き揚げてきて、そこから日本の復興の過程を目の当たりにしてきました。そうしたことを「自分史」として書き残すのも意味があるのではないかと思ったのです。
――戦時中の体験はとても興味深いものに思えます。
両親は2人とも学校の先生をしていて、私は本家の長男に生まれました。ですから子ども時代はかわいがられましたし、生まれ故郷はのんびりとしたところでした。
小学4年生のとき、両親ときょうだい7人で満州へ渡りました。子ども心に覚えているのは、戦時中の報道は日本が勝った勝ったというものばかり。終戦直前にソ連が侵攻してくるまではとくに激しい空襲も経験しませんでした。
その頃、私もいずれ軍人になるものだと思っていましたから、戦争が悪いという考えもなかったのです。アメリカが日本に対して経済制裁を行い、石油の輸出が禁止されたことでやむを得ず戦争を始めたのだと聞かされていましたし、欧米列強が中国や東南アジアの植民地支配をしていた時代ですから、日本はアジアを解放して「大東亜共栄圏」をつくろうとしている、だから「正しい戦いなのだ」と教え込まれていました。
ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーー


インタビュー記事全文はこちらから : https://wadainohon.com/pickup/shirakata_seiya/


書籍情報


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家族のため、医学発展のため、貧困国のため…
利他の精神を貫いた激動の100年
弟の死を乗り越え決断した外科医への道。
院長として赤字病院の再建に奔走しつつ、
NPOを立ち上げバングラデシュの医療支援に40年尽力。
91歳、現役医師の著者が語る「他人本位」のススメ
著者は朝鮮半島で終戦を迎え、北からソ連軍が侵攻してくるなか
奇蹟的に日本に帰還するという九死に一生を得る経験をした。
戦後は医師の道へと進み、脳神経外科を専門とし医学発展に尽力。
さらに院長として2つの病院の経営再建に奔走した。
そのかたわらバングラデシュの医療支援にも携わり、
NPO法人を立ち上げて40年以上にわたり活動を継続している。
そうした足跡がある著者は、今の日本は多くの国民が
精神的な貧しさを抱えていると危惧している。
特に気掛かりなのが「自分さえよければ」という自己中心的な意識の広がりである。
常に利他の精神を貫いてきた著者だからこそ、人間とは誰かのために生きてこそ、
結果として幸せな人生を手にすることができるのだと今の若者に伝えたい。
「自分さえよければいい」という利己的な考えに埋没するのではなく、
他人の利のために尽くしたことが、やがて自分の幸せとなって返ってくるのである。
本書では、「利他の精神」を貫いた著者の軌跡をつづっていく。
今の自分の生き方や社会の風潮になじめないものを感じ、
今後どのように生きるべきか悩んでいる人々に向けて、まさに道標となる一冊である。


書籍情報はこちら : https://wadainohon.com/books/978-4344938601/


著者


■ 白方 誠彌
医療法人社団 湯川胃腸病院 院長
脳神経外科専門医
1930年生まれ。1949年3月、旧制第五高等学校1年修了。1955年に九州大学医学部医学科を卒業後、岩手医科大学、神戸大学医学部に勤務。その後、1978年4月より1996年3月まで淀川キリスト教病院院長、1996年4月より2007年3月まで日本バプテスト病院院長を務めた。現在は医療法人社団湯川胃腸病院院長。また、開発途上国への医療支援としてNPO法人「アミティ・バングラデシュ」を設立。バングラデシュの医療協力に継続的に携わっている。


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