【実証実験】羽田空港~横浜駅(YCAT)発着便 京急リムジンバスで「Visaのタッチ決済」を初導入
配信日時: 2022-07-08 15:00:00
京浜急行バス株式会社(本社:神奈川県横浜市、取締役社長:野村 正人)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本 眞)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン)は、2022年7月15日(金)から1年間、京浜急行バス株式会社が運行する「羽田空港~横浜駅(YCAT)線」並びに「横浜駅(YCAT)~羽田空港線」において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、「Visaのタッチ決済」の実証実験を行います。なお、羽田空港発のリムジンバスとしては、初の取り組みです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/32321/208/resize/d32321-208-4e83064701303c113db8-1.png ]
本実証実験では、レシップが提供するキャッシュレス運賃収受器「LV-700」を車内に設置し、乗車時にお客さまがお持ちのVisaのタッチ決済に対応したカードまたはスマートフォン等を同収受器にかざすだけで決済が完了し、バスにご乗車いただけます。
Visaのタッチ決済の導入により、当該路線を利用する場合に券売機での乗車券購入や交通系ICカードにチャージする必要なく、バスを利用することができます。あわせて、移動から買い物・宿泊といった一連の購買行動が、手持ちのタッチ決済対応カード1枚で実現します。また、世界約200の国と地域で普及している、Visaのタッチ決済のご利用で直接ご乗車ができるようになることで、交通系ICカードをお持ちでない訪日外国人利用客の利便性の向上を図ります。
【概要】
期間
2022年7月15日(金)~2023年7月14日(金)
対象路線
羽田空港~横浜駅(YCAT)線(運賃:大人590円)
羽田空港~横浜駅(YCAT)線は羽田空港各ターミナルと横浜駅(YCAT)間をダイレクトに結ぶ空港リムジンバスです。羽田空港第1ターミナルおよび第2ターミナルでは飛行機の出発および到着フロアと同一フロアにバスが発着するため、バスと飛行機の乗り継ぎも大変スムーズになっています。また、本路線はVisaのタッチ決済以外にも、現金・乗車券類・交通系ICカード・スマートフォン決済等でのご乗車も可能となっております。
※「横浜駅(YCAT)~東京ビッグサイト(お台場)線」の横浜駅(YCAT)~羽田空港間の利用ではVisaのタッチ決済はご利用いただけません。
導入目的
・普及が進むキャッシュレス決済に対応し、運賃決済方法の多様化を図ることで、旅客の利便性向上を図る。
・キャッシュレス決済の推進により国内利用者の他、海外利用者の利便性を高める。
利用方法
ご乗車時に乗務員にご申告の上、バス車内に設置するVisaのタッチ決済用の端末機に、Visaのタッチ決済対応カードまたはスマートフォン等をかざすことでご利用いただけます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/32321/208/resize/d32321-208-484ebab7f6e0bc8b507c-2.png ]
<Visaのタッチ決済乗降履歴確認方法>
交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイト(https://q-move.info/)にアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続きの後ご覧いただけます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/32321/208/resize/d32321-208-d0ef61e9d5b06dfa2dc1-3.png ]
Visaのタッチ決済について
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマートフォン等をかざすだけで、サインも暗証番号の入力も不要※で、スピーディかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、7,100万枚、ご利用可能な端末数も100万台を超えており(2022年3月末現在)、公共交通機関では、既に世界500の公共交通機関で導入、国内においても多くのプロジェクトが進行中で、幅広いシーンで拡大しています。
※一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。
stera transit について
決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。
「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。
LV-700について
「LV-700」は、レシップが提供する多様なキャッシュレス決済手段に対応可能な運賃収受器です。クレジットカードなどのカード決済だけでなく、FeliCaやQRコード決済にも対応できるため、今後の様々なキャッシュレス決済への拡張性も期待できます。小型で防滴性能を備え、耐久性、メンテナンス性に優れていることから、バス車両内の設置において、乗客の利便性、事業者の運用、維持管理が容易となります。レシップは、バス用運賃箱において国内シェア約60%の導入実績があり、「LV-700」は既に運用されている運賃箱をはじめとした運賃収受システムと連携できることを特徴としています。既存の運賃箱を介して「LV-700」の操作を行うことができるため、導入に関する現場の運用負担を少なくすることができます。
各社の役割
[表: https://prtimes.jp/data/corp/32321/table/208_1_bd010a7963182dbf60dec3810900df4c.jpg ]
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