表層圧密テクノロジー「Gywood(R)」による会議テーブルの木質化 室内空間のウッドチェンジを手軽に実現

プレスリリース発表元企業:ナイス株式会社

配信日時: 2022-05-02 17:33:31

ナイス株式会社(本社:横浜市鶴見区、社長:杉田 理之)はこのほど、無垢材を活用した表層圧密テクノロジー「Gywood(R)」によって、会議用テーブルの天板を木質化する提案を開始しました。



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 メラミン化粧板などで製作された既存の会議用テーブルの天板や幕板を、スギの大径材を活用した「Gywood(R)」による無垢の板材へ交換することによって、室内空間のウッドチェンジを手軽に実現できます。


 更に、強さとやさしさという異なる特性を兼ね備え、無垢材の可能性を広げる新素材として開発された同製品は、家具や造作化粧材、木製遊具などの部材としても活用が進んでおり、暮らしにおける様々な空間に木を取り入れることを可能としています。

 内装の木質化による効果については科学的な検証が進んでおり、リラックスや疲労緩和など、人の心理や身体に優しく働きかけることによる様々な効能が実証されています。室内空間を木質化することで、生産性や業務の効率化といった効果が期待できます。

 当社は引き続き、国産材の利用促進などの取り組みを通じて、心豊かな暮らしとサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。



表層を高密度化し、強度と軽さの両立を実現


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 表層圧密テクノロジー「Gywood(R)」は、一般的に軟らかいとされる針葉樹の無垢材の表層部を特に高密度化することで、一般的な無垢材と比べて形状安定性を高めて板厚を薄くすることに成功しています。また、表層部のみを高密度化するため中心部の密度は低く保たれており、軽量化も図られています。

 テーブルには表面の硬さが必要であることから、これまでは高密度で重量のある広葉樹が用いられることが多く、その重さに耐えられる頑丈な脚部が必要となっていました。その点、「Gywood(R)」を用いることで、薄くて軽い天板を製作できるため、脚部のデザインも自由に選択でき、今回のような会議テーブルの天板交換などのご提案も可能となります。


優れた特性で広がる「Gywood(R)」の用途

 

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 材の中心部の密度が低く保たれることで、衝撃吸収性も維持できるため、フローリングとして使用した際には、転倒したり物が落下したりした時のけがや破損リスクを軽減することにつながります。加えて、スギ本来の熱伝導率の低さも損なわれないため、スギの特長である手や足で触れた際の温かみや優れた歩行感は残されます。これらの優しさを感じさせる特性を生かし、テーブルなどの家具材のほか、キッチンの面材、階段板など内装材としての用途が広がっています。

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