HTBがリスペクト・トレーニングを研修~Netflixが全世界のオリジナル作品の撮影現場で実施~
配信日時: 2022-04-20 10:00:00
HTB北海道テレビではこのほど、働き方改革の一環としてリスペクト・トレーニングをオンラインで行い、普段ニュースや番組、スポーツなどの現場で取材や番組制作に携わる管理職、プロデューサー、ディレクター、カメラマンら42名が参加しました。
リスペクト・トレーニングは、世界190以上の国や地域で動画配信サービスを展開している Netflix(本社:米国カリフォルニア州)が自社のオリジナル作品の制作にあたって、作品に関わる全キャストおよびスタッフを対象に、お互いへの「リスペクト」や「尊重し合う気持ち」を現場の共通認識として持つことを目的に全世界で行っているものです。
トレーニングでは、その行為がハラスメントであるか白黒をつけるのではなく、相手への「リスペクト」が前提にある行為・言動なのかどうかを立ち止まって考える筋肉を鍛えます。
日本では、2019年に配信開始した Netflix シリーズ「全裸監督」以降、Netflix作品にて導入をはじめ、現在は50以上のNetflixの実写およびアニメ作品で実施されています。
Netflixからの委託を受けて、従業員支援プログラム(EAP)やストレスチェックなどを手掛けるピースマインド株式会社(本社・東京、代表取締役社長 荻原英人)などが、心の専門家の立場で「リスペクト・トレーニング」を提供しています。
ファシリテーターを務めた同社研修部長の田中秀憲氏から、自分の考え方やコミュニケーションには、ジェンダーなどアンコンシャスバイアス(自分自身は気づいていないものの見方やとらえ方の歪みや偏り)があり、ハラスメントの土壌になっていることを学びました。
田中氏は「コミュニケーションをするときに、相手が誰であろうと『そこにリスペクトはあるのか?』と、フィルターをはさんで自分に問いかけることが非常に有効だ」として、誰もが安心して働ける職場にするため、職場に関わる者が皆互いにリスペクトの気持ちをもって接することの大切さを話しました。
参加者からは「時間に差し迫った状況が多い仕事の中、後輩や周りに対し声を荒げてしまうことが多かった。今後相手に配慮できる行動を心掛けたい」「パワハラやセクハラになり得ることがあった時、少しずつでも自分からフォローしようと意識が変わった」「相手に配慮できる行動を心掛けることが大事で、安心な職場環境だと実感してもらい、活発に意見交換ができることが、いい作品・番組につながると思った」などの意見があがりました。
HTBは今後も働きやすい職場環境づくりやハラスメントの防止に向けて努めていきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/73351/30/resize/d73351-30-850a35654854b6a382d2-0.jpg ]
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