XR制作コストを最大66%削減 STYLY新機能「Modifier(モディファイア)」をリリース

プレスリリース発表元企業:株式会社Psychic VR Lab

配信日時: 2022-03-01 13:00:00

~ プログラミングなしでも、多彩な表現でメタバースの創造が可能に ~

株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区・代表取締役 山口征浩)は、同社の提供するリアルメタバースプラットフォーム「STYLY( https://styly.cc )」上の制作ツール「STYLY Studio」で、新機能「Modifier(モディファイア)」をリリースしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/23281/162/resize/d23281-162-bb49da5cbd093eec58f7-7.jpg ]

*XRとは、VR(人工現実感)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などの現実世界と仮想世界とを組み合わせて新たな体験を提供する技術の総称


“modifier”は、「修正・変更する人、もの」を意味する英単語。
その言葉どおり、STYLY Studio上で配置したオブジェクトに、これまでUnity等のゲームエンジンや3Dソフトを経由せずには不可能だった「修正・変更」を加えることができます。



■簡単な操作でXR作品の制作コストを最大66%削減

VR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」上の制作ツール「STYLY Studio」では、Studioに用意されているアセットや各ユーザーがアップロードした素材を使い、ブラウザ上でXR作品を制作することが可能です。

しかし、オブジェクトのスタイル変更やアニメーションの付与には、Unity等の外部ソフトを利用する必要がありました。
今回のアップデートによって追加される「Modifier(モディファイア)」機能では、オブジェクトの色彩変更、移動・回転のようなシンプルなものから、接触判定・保持判定等の複雑なものまで、1クリックで付加できるようになります。
これにより、専門的な知識なしでも豊かな表現が可能に。

XR作品の制作に必要だった人的コストや時間コストが大幅に削減されることになりました。


・XRコンテンツ制作実証実験におけるModifier使用時と非使用時(従来ワークフローでの見積もり)の作業時間の変化

[画像2: https://prtimes.jp/i/23281/162/resize/d23281-162-531e17f3c73a58f38c6b-8.png ]




■実装初期に追加できるModifierの例

・インタラクション

[画像3: https://prtimes.jp/i/23281/162/resize/d23281-162-4cb488cc473b3e4c5a97-2.png ]

コントローラーで掴む、装備する、破壊するなどのアクションをアセットに追加できます。

・スタイルチェンジ

[画像4: https://prtimes.jp/i/23281/162/resize/d23281-162-e59691732ee5896e4aee-1.png ]

アセットの質感や色などのスタイルを変化させられます。

・アニメーション

[画像5: https://prtimes.jp/i/23281/162/resize/ea41ba7d391ce1e79d73f3b9b5dea025.gif ]

回転、移動、リズムなどのアニメーションをアセットに追加できます。

・ヒューマノイド(アバター)アニメーション

[画像6: https://prtimes.jp/i/23281/162/resize/3fd6b23d00dbf6a78224db73e12ccf39.gif ]

Humanoidモデル(人型アバター)のアセットに対して、様々なダンスモーションを追加できます。


Modifier機能のインタラクティブ要素は、STYLYを利用するユーザーが個人でUnity用STYLYプラグインを利用し、Modifierを搭載することも可能となる予定です。

今後、Studio上で使用できるModifierを継続的に追加していきます。
*プラグイン…アプリケーションの機能を拡張するソフトウェア。



■「シンプルで使い勝手がいい」「かなり便利な機能」利用者の声

リリース前の開発段階のModifier機能を、実証実験としていち早くアーティストにご利用いただきました。

デザイナー nyu
使ってみた感想は、シンプルで使い勝手がいいなと感じました。複雑なアニメーションは仕方ないとして、シンプルなアニメーションなどもUnityを介して設定するのが煩わしいと感じていたので、多用するアニメーションをSTYLY内で適用できるのは快適でした。

DJ/アーティスト JACKSON kaki
普段はシーン単位でUnityで制作したシーンをアップロードして、STYLYで作品をつくる、ということが多いため、時間がかかってしまったが、オブジェクト単位で制作するアーティストにとってはかなり便利な機能だと感じた。例えばglbなどでつくったオブジェクトをサクッとアップロードしたあとに、簡単なアニメーションをつけるだけであれば、わざわざUnityを使わなくてもアニメーションを付けられる利点があると感じられる。自分も今回objでSTYLYに直接アップロードしたオブジェクトのマテリアルカラーを変えたり、インタラクションをつけれたのは便利だった。背景をシーンで作って、オブジェクトやメインアートをPrefabでアップロードする方法は便利かもしれない。



■Modifier機能を利用した作品


[画像7: https://prtimes.jp/i/23281/162/resize/d23281-162-ac14d5ab11b50e9ecd1c-5.png ]

オブジェクトの動きなどのインタラクティブな要素は、すべてSTYLY StudioのModifier機能のみを使用しています。

【Modifier機能 サンプルシーン動画】
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=SbTlN9-XfPM ]




■STYLYについて


[画像8: https://prtimes.jp/i/23281/162/resize/d23281-162-21ebda205ec1d886dc11-3.png ]

STYLYは、アーティストに空間表現の場を提供するリアルメタバースプラットフォームです。
STYLYを活用することで、Webブラウザのみで、VR/AR/MRコンテンツを手軽に制作できるだけでなく、VR HMDやWebブラウザ、スマートフォン、ARグラスなど多彩なデバイスに配信することが可能です。
また、MacやWindowsに対応。VR対応型PC以外の普及型パソコンでも稼働します。また、MAYA, Blenderなどの3Dソフトはもちろん、YouTube、SoundCloudといったサービスと連携しているので、複雑な操作なしに各種素材を取り込み、空間制作に活用することができます。
2022年には都市空間にAR/MRコンテンツを配信できる追加機能も実装予定。今後は世界中のアーティスト・クリエイターが都市スケールのAR/MRコンテンツを作成・配信できる環境を提供していきます。

STYLY Official Site:https://styly.cc/

STYLY GALLERY:https://gallery.styly.cc/
VIVEPORT:https://www.viveport.com/c6682fba-9f3c-4519-abd9-4d799665a372
STYLY Mobile:

Google Play | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.stylymr
App Store | https://itunes.apple.com/jp/app/id1477168256?mt=8
STYLY for Nreal:

GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.styly.Nreal



■ 株式会社Psychic VR Lab について

・本社所在地 :東京都新宿区新宿1丁目34−2 MORIAURA 2F

・代表者 :代表取締役 山口征浩
XR(VR:仮想現実, AR:拡張現実, MR:複合現実の総称)時代におけるクリエイティブプラットフォームとして、ブラウザだけでXR空間を構築し、VR/AR/MRコンテンツの配信を行うことができるクラウドサービス『STYLY』を展開。すべてのアーティストがXR空間を作ることができる世界を作ることをミッションにアート、ファッションからライフスタイルに関わるインターフェイスのXR化を推進しております。
STYLYを活用した新規事業の立ち上げや、XRコンテンツ制作に関するお問い合わせは下記よりご連絡ください。
HP:https://psychic-vr-lab.com/

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