米国株見通し:底堅い値動きか、弱い経済指標受け買戻し

2024年6月25日 13:21

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記事提供元:フィスコ

*13:21JST 米国株見通し:底堅い値動きか、弱い経済指標受け買戻し
(13時20分現在)

S&P500先物      5,523.50(+6.50)
ナスダック100先物  19,795.50(+44.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は70ドル高。米金利は失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ


24日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは軟調地合いで続落となったが、ダウは260ドル高の39411ドルと5日連続で上値を伸ばした。前週末のPMIは製造業、サービス業とも予想を上回る強い内容となり、引き締め的な金融政策の長期化に思惑から売りに押される展開に。長期金利の高止まりでハイテク株の売りが目立ち、相場を圧迫。同時に景気減速懸念の後退で景気敏感や消費に買戻しが強まり、指数を押し上げた。


本日は底堅い値動きか。引き続き経済指標が注目され、ケース・シラー住宅価格指数と消費者信頼感指数が予想通り前回を下回れば連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な政策スタンスを弱める可能性がある。今週のコアPCE価格指数は前回から低下が予想され、インフレの鈍化が鮮明になるとの期待感から買いが入りやすい。長期金利が低下すれば主力ハイテクが買い戻される見通し。割安銘柄も買いが続き、相場をけん引しそうだ。《TY》

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