Bowler Ponsがセプトンのスマートライダーソリューションを導入し、最重要インフラ向けの3Dセキュリティーシステムを強化

（米カリフォルニア州サンノゼ）-（ビジネスワイヤ）--スマートライダーソリューションの革新的プロバイダーのセプトン・テクノロジーズ(セプトン)は、最先端のライダー依拠型3次元モニタリングシステムの導入で、セキュリティーソリューションプロバイダーのBowler Pons Solutions Consultants, LLC（Bowler Pons）と提携しています。

Bowler Ponsは、入国管理所、境界線、空域、その他の保護区域などの高セキュリティーアプリケーション向けに、技術に力点を置いた強化型電子セキュリティーシステムを手掛ける専門企業です。今回、メリーランド州に拠点を置く同社は、セプトンのMMT Vista®-Pセンサーが提供する洞察的な認知能力を複数のセンシング様式の1つとして活用し、コスト効率に優れ、高い適応性の3Dモニタリングシステムを発表しました。このシステムは、物体を正確に検知・追跡・分類し、単一のフュージョン／分析エンジンを介して、事前に規定された脅威の特性、挙動、ルールセットに照らして、関心のある状況を評価するものです。セプトンのライダー製品を取り入れることで、従来のカメラにおける3D撮像機能の欠如や最適なライティング条件への依存、レーダーの低い空間分解能など、他のセンサーの極めて重大な制限に一部対処し、寸法・位置・速度の情報をリアルタイムで把握する機能を組み込んだライダーの高解像度3Dイメージングのおかげで、検知と分類の精度を向上させた統合システムを提供できます。さらに、ライダーセンサーが取得する情報は「匿名」（例えば、個人を特定できない）であるという事実により、自律的な警告の迅速な発出に役立てることができ、オペレーターの応答時間を改善すると同時に、異常の検知や異常への対応において個人のプライバシーを保護することにつながります。

Bowler Ponsの共同設立者でマネジングパートナーのマーク・ホルムズ氏は、次のように述べています。「セプトンのVista®-Pシリーズのライダーセンサーは、高解像度と長距離性能を組み合わせることで、当社が顧客と現在追求している特定の用途において、実際の環境と関心対象をコスト単位当たりでより忠実に把握できます。また、セプトンの指向性のある非回転式ライダーの設計により、Vista-Pライダーは複数の環境と使用例に簡単に統合できるようになっています。当社はセプトンと連携することで、顧客が360度全方位を検知する回転式ライダーを必要としないかもしれないが、環境とその中での活動を高解像度で視覚的にキャプチャーできることが優先される分野で、コスト効率の良いライダーセンサーを導入することができます。」

「インテリジェントに処理されたライダーデータの力を活用することで、当社のソリューションは従来の電子セキュリティーシステムに残された幾つかの極めて重要な性能ギャップに対処することができます。まず、3Dでリアルタイムに物体を検知・追跡・分類できます。次に、ユーザーが本物の警報を誤警報ないし迷惑警報と効果的に区別し、それに応じて信号を調整できるようにするため、オペレーターの過負荷とそれに伴う警報慣れを低減することができます。最後に、同社の強力な統合センサースイートにより、アクセス制御、スループット分析、資源計画、安全性モニタリング、占有管理、スマートユーティリティーなど、複数のアプリケーションで同時に豊富なデータに基づく分析が可能となります。」

「新しい技術を導入する場合の通例とは異なり、ライダーであれば、当社の顧客は必ずしもすべてを解体して新しいシステムをゼロから構築する必要はありません。むしろ、当社がセプトンと提携することで、Bowler Ponsの高度な分析ソフトウエアを介して、ライダーを既存のビデオカメラや赤外線カメラ、レーダー、その他の2D検知機能またはトリップライン検知機能と統合することにより、旧式および従来型のセキュリティーシステムを迅速に強化するための達成可能なメカニズムを提供します。」

セプトンの最高経営責任者（CEO）を務めるジュン・ペイ博士は、次のように述べています。「セキュリティーアプリケーションには、精度、スピード、適応性が求められます。当社のスマートライダーソリューションは、他のセンサーとシームレスに連携してモニタリング空間を完全にイメージングできるようにすることで、Bowler Ponsがこれらの要求を満たすことに貢献します。」

「セプトンの専有的なMMT®（マイクロ・モーション・テクノロジー）の力を活用した当社のライダーセンサーは、その性能、信頼性、コスト効率から、拡張性のあるアプリケーションに最適な設計となっています。当社のライダーセンサーが、Bowler Ponsの既存のコアソリューションセットに大きな影響を与えることなく、同社のセキュリティーソリューションを強化するために役立ててもらえてうれしく思います。ライダー技術による最重要インフラのセキュリティー強化は、考える以上に簡単かもしれません。私たちは、Bowler Ponsと協力して、ライダーによってより高いレベルのシステム効率、精度、自動化が実現する機能や使用例をさらに追求していきたいと思います。」

セプトン・テクノロジーズについて

セプトンはシリコンバレーの革新企業として、自動車（ADAS/AV）、スマートシティー、スマートスペース、スマートインダストリーのアプリケーション向けのライダーベースソリューションを手掛けています。セプトンは、その特許取得済みマイクロ・モーション・テクノロジー（MMT®）により、ライダーを主流化させ、性能・経費・信頼性のバランスがとれたアプローチを実現するとともに、広範な業界において拡張可能でインテリジェントな3D認知ソリューションを実現することを目指しています。

セプトンは、世界的な大手自動車OEM上位5社から、受注対象の車種数に基づけば、これまで知られている中で業界最大規模のADASライダー連続生産を受注しており、他の上位10社のOEMともかかわりを持っています。

2016年に設立され、幅広い最先端ライダー／イメージング技術において全体として数十年の経験を有する業界のベテランが率いるセプトンは、大量市場向けの高性能かつ高品質なライダーソリューションの商業化に傾注しています。セプトンはカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、ミシガン州トロイに事業開発施設を構え、OEMや一次部品供給業者が密集するデトロイト都市圏へのローカルサポートを提供しています。また、セプトンはドイツ、カナダ、日本、インド、中国にも拠点を置き、急成長する世界的な顧客基盤にサービスを提供しています。詳細情報については、www.cepton.comをご覧いただき、ツイッターとリンクトインで当社をフォローしてください。

Bowler Pons Solutions Consultants, LLCについて

Bowler Ponsは、米国に拠点を置くマイノリティー企業としての退役軍人所有の中小企業（VOSB）や不利な立場にあるSBA認定8（a）中小企業のためのソリューションの開発および技術コンサルティングを手掛ける企業で、エンジニアリング、研究開発、サイバーセキュリティー、情報技術、プログラム＆プロジェクト管理に及ぶ専門性を有しています。Bowler Ponsは情報セキュリティー、ネットワークセキュリティーから物理セキュリティーまでのセキュリティー技術を対象とする設計・開発・統合・サポートにおける包括的な眼識を基盤として、顧客の最も緊急の突発的な課題に対処するための顧客特有の統合技術ソリューションの提供に傾注しています。メリーランド州アナポリスに本社を置き、米国全土に配送スタッフを擁するBowler Ponsは、高度セキュリティー／デジタルソリューション市場のソートリーダーとして急成長中です。Bowler Ponsの詳細情報については、www.bowlerpons.comをご覧ください。

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