[写真]学習初期に失敗するほど、最適解を見つけるのがうまくなる―東大・池谷裕二氏ら
2016年2月21日 23:29
迷路課題と行動試験の結果 (a)迷路の俯瞰図。マウスは毎回スタート地点に置かれ、ゴール地点のフードペレットまで走る。(b)同じ場所を2度以上通らずにスタートからゴールまで行く道のりは7通りある。経路1から経路7の順で距離は短い。(c)ある1匹のマウスの走行軌跡。1日20試行を行い、最短経路(経路1)を見つけて学習基準をクリアするまで11日間かかった。(d)各マウスが最短経路を見つけて学習基準をクリアするまでにかかった日数。3日から18日までばらついている。(e)学習初期の探索行動(経路1-7を外れて迷路中を歩きまわった試行; (c)の黒色の軌跡)の頻度と最短経路を見つけるまでに要した日数との間に有意な負の相関があった(探索行動が多いほど、少ない日数で最短経路を見つけられた)。(東京大学の発表資料より)
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