[写真]太陽の黒点が作られる際の爆発・ジェット現象を解明―国立天文台・鳥海森氏ら

2015年10月9日 15:03

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(左)「ひので」による形成中の黒点の観測。合体しつつある小黒点(暗い部分)の間に「ライトブリッジ」と呼ばれる明るく細長い構造が現れている。(右)黒点形成シミュレーションの結果。観測とよく似たライトブリッジが小黒点の間に形成されている。(国立天文台/JAXA/LMSAL/NASA)

(左)「ひので」による形成中の黒点の観測。合体しつつある小黒点(暗い部分)の間に「ライトブリッジ」と呼ばれる明るく細長い構造が現れている。(右)黒点形成シミュレーションの結果。観測とよく似たライトブリッジが小黒点の間に形成されている。(国立天文台/JAXA/LMSAL/NASA)

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  • 衛星観測データの解析結果。(左上)「IRIS」によるライトブリッジ上空の観測。爆発現象やジェット噴出が「磁気リコネクション」というメカニズムによって発生している。(左下)「ひので」による太陽表面の磁場観測。画像の色は磁場の向きを表しており小黒点には表面に垂直な磁場(赤色)が、ライトブリッジには水平な磁場(青色)が存在している。(右)観測結果をまとめたイラスト。ライトブリッジの水平磁場と小黒点の垂直磁場がリコネクションを起こすことで爆発やジェットが発生している。(国立天文台/JAXA/NASA)
  • シミュレーションデータの解析結果。(左上)ライトブリッジの上空には強い電流が存在している。これは磁気リコネクションが発生しやすいことを示す。(左下)シミュレーションから得られた太陽表面磁場。画像の色は磁場の向きを表している。小黒点には垂直磁場(赤色~黄色)があり、ライトブリッジには水平磁場(青色)が存在する。(右)シミュレーション結果をまとめたイラスト。衛星観測と同様に、ライトブリッジの水平磁場が小黒点の垂直磁場に挟まれており、その上空ではリコネクションの指標となる強い電流が存在している。(国立天文台/LMSAL/NASA)