[写真]盲目のラットが磁気センサーの移植で地理感覚を獲得、迷路を解けるように―東大(2)

2015年4月6日 16:26

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今回の実験で実施した迷路課題と結果を示す図。(A)ラットは30秒間の大気後、スタートボックス1、2、3のいずれかから出発し、90秒以内に2つの餌(報酬A、B)の両方を食べなければならない。(B)2つの餌に到達する前に餌のないアームに間違えて入った回数。盲目群(目の見えないラット)と比べて正常群(目の見えるラット)と盲目+センサー群(センサーを埋め込んだ目の見えないラット)は間違えた回数が有意に少なかった。横軸は訓練回数。(C)2つの餌に到達するまでの時間。盲目+センサー群は正常群に匹敵する早さで餌にたどりついた(東京大学の発表資料より)

今回の実験で実施した迷路課題と結果を示す図。(A)ラットは30秒間の大気後、スタートボックス1、2、3のいずれかから出発し、90秒以内に2つの餌(報酬A、B)の両方を食べなければならない。(B)2つの餌に到達する前に餌のないアームに間違えて入った回数。盲目群(目の見えないラット)と比べて正常群(目の見えるラット)と盲目+センサー群(センサーを埋め込んだ目の見えないラット)は間違えた回数が有意に少なかった。横軸は訓練回数。(C)2つの餌に到達するまでの時間。盲目+センサー群は正常群に匹敵する早さで餌にたどりついた(東京大学の発表資料より)

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  • (A)磁気センサー脳チップの配線図。デジタル磁気センサーに能刺激電極2本を接続した。(B)磁気センサー脳チップの外観。(C)ラットの頭部に装着したイメージ図。大きさは長さ25mm、幅10mm、厚さ9mm、重量は2.5g(東京大学の発表資料より)
  • 今回の実験で実施した迷路課題と結果を示す図。(A)ラットは30秒間の大気後、スタートボックス1、2、3のいずれかから出発し、90秒以内に2つの餌(報酬A、B)の両方を食べなければならない。(B)2つの餌に到達する前に餌のないアームに間違えて入った回数。盲目群(目の見えないラット)と比べて正常群(目の見えるラット)と盲目+センサー群(センサーを埋め込んだ目の見えないラット)は間違えた回数が有意に少なかった。横軸は訓練回数。(C)2つの餌に到達するまでの時間。盲目+センサー群は正常群に匹敵する早さで餌にたどりついた(東京大学の発表資料より)