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連続最高益のエスリード、PER6.7倍・PBR1倍割れは割安か妥当か
エスリード(8877、東証プライム市場)を会社四季報は「マンション企画開発・販売が柱。近畿圏での供給戸数トップ級。森トラストの連結子会社」と記し、業績欄の見出しを【連続最高益】としている。
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連続最高益の流れは、過去5期間の収益動向が如実に物語っている。2022年3月期の「8.1%増収、23.4%営業増益、40円配」以降-「7.1%増収、9.5%増益、90円配」-「0.5%増収、22.7%増益、150円配」-「18.0%増収、25.1%増益、185円配」-「23.4%増収、27.2%増益、240円配」。今27年3月期は「11.2%増収(1300億円)、10.8%増益(205億円)」計画。
発信する情報には、「自信タップリ」を感じさせる。そもそも1992年5月に大京大阪支店営業部長だった、現代表の荒巻杉夫により設立された。社名は不動産(REALESTATE)と先導する(LEAD)を組み合わせた、造語とか。
前3月期を、こう総括している。「当社グループは当初のマンション専業体制か事業領域を着実に拡大し、マンションをはじめ商業施設・事業施設・ホテル・オフィスビルなど多様な不動産アセットを対象とした事業を展開しており・・・真の不動産会社としての基盤を構築している・・・今後とも開発領域に限定されない展開を通じて持続的な企業価値の向上に努めていく」。
ホームページを確認していくと、「8年連続して、完成在庫ゼロ」といった訴求にも出会う。言い換えれば主要顧客である「富裕層」としっかり寄り添っているということだろう。懐に入り込んでいるから「(不動産の)仕入力」が高く結果、販売経費を削減しているという次第だ。
親会社にあたる森トラストも不動産デベロッパーを入り口に現状では、ウェルネス事業やカフェ・レストラン事業、保育所事業と裾野を拡げ昨今ではスタートアップ企業との協業にも力を注いでいる。エスリードにとっては事業領域の拡がりのかっこうの手本といえる。
さて、そんなエスリードの株とどう向き合うか。本稿作成中の時価は5000円水準。予想税引き後配当利回り3.84%。昨年半ばから右肩上がりで推移2月27日の7560円まで買い進まれたが、6月11日には4795円まで4割近く下落。
予想PER6.71倍、同PBR0.95倍。過去9年半余の修正済み株価パフォーマンスは3.7倍強。低PER、PBR1倍割れをどう受け止めたらよいのか・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る)
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