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【注目銘柄】いよぎんホールディングス、今期増収増益を予想、政策保有株式縮減と金利上昇が収益押し上げ
■株価は連続最高純利益の更新を手掛かりに押し目買いも交錯
いよぎんホールディングス<5830>(東証プライム)は、前日12日に30円安の3229円と反落して引けた。日経平均株価が、AI(人工知能)・半導体関連株主導で上場来高値を更新する相場環境下で、このトレンドから外れるバリュー株の一角に位置し今年2月に上場来高値3646円をつけた同社株も、目先の利益を確定する売り物に押された。ただこの日の取引時間中につけた3189円からは小戻して引けており、押し目買いも交錯した。
今2027年3月期の純利益が、中期経営計画の目標業績を上方修正して連続の過去最高更新と見込まれ、配当も連続増配が予定されていることが買い手掛かりとなっている。また6月26日開催予定の定時株主総会を前に前年度と同様に個人株主から商号を「いよぎん株主阿鼻叫喚ホールディングス」に変更するように株主提案され、同社取締役会は、反対意見を決議しているが、話題提供として注目されそうだ。
■想定を上回る金利上昇で中期経営計画の目標業績を上方修正
同社の今2027年3月期業績は、売り上げ2700億円(前期比1.5%増)、経常利益1100億円(同11.9%増)、純利益770億円(同3.7%増)と続伸が予想されている。とくに純利益は、「2024年度中期経営計画」の経営指標である2026年度の目標580億円を770億円に引き上げたもので、前2026年3月期の過去最高(742億5300万円)を連続更新する。中期経営計画の目標業績の上方修正は、中期計画が順調に進捗しているうえに、市場金利が想定以上に上昇し、政策保有株式の縮減の対応を推進することなどが要因となっている。同社は、前2026年3月期も、中間業績を含めて前期業績を3回上方修正し再々上方修正値を上ぶれて着地しており、今期も同様の業績推移が続くことが期待される。
株主還元策についても、前期業績の上方修正と同時に増配を発表するとともに、2回にわたって自己株式取得を実施し、今年4月17日までに総額約170億円の取得を終了している。今2027年3月期の配当は、年間80円(前期実績60円)への連続増配を予定している。
■25日線出没の三角保ち合いを上放れPER12倍の割安修正に再発進
株価は、前期業績の上方修正・増配・自己株式取得のたびに上ぶれ反応しており、今年2月の3回目の上方修正・2回目の自己株式取得では上場来高値3646円と上値を伸ばした。同高値後は、相場全般がハイテク株主導で最高値を更新するのと真逆に下値調整が続き1株純資産3046円と同水準の25日移動平均線を出没する三角保ち合いが長引いた。PERは12.1倍と割安であり、三角保ち合いを上放れて再度、上場来高値奪回にチャレンジしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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