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エイトレッド、27年3月期は増益・10期連続増配予想、クラウドサービスがけん引
(決算速報) エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は4月28日に26年3月期業績(非連結)を発表した。クラウドサービスが順調に拡大して増収だが、人件費の増加などにより各利益は横ばいだった。27年3月期は増益・10期連続増配予想としている。クラウドサービスが牽引する見込みだ。ストック収益が積み上がる収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く年初来安値圏でモミ合う形だが下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
■26年3月期の利益は横ばい、27年3月期は増益予想
26年3月期の業績(非連結)は売上高が前期比4.9%増の29億02百万円、営業利益が0.8%減の10億49百万円、経常利益が0.0%増の10億61百万円、当期純利益が1.7%減の7億16百万円だった。クラウドサービスが順調に拡大して増収だが、人件費の増加などにより各利益は横ばいだった。配当は前期比2円増配の34円(第2四半期末17円、期末17円)とした。9期連続増配予想で配当性向は35.5%となる。
製品別の売上高は、Cloudがユーザー数増加やパッケージ型からの移行により22.5%増の16億67百万円、AgileWorks(パッケージ型)がWindows10サポート終了に伴うPC入れ替えに需要が流れた影響などで9.7%減の10億49百万円、パッケージ型X-pointが22年3月の新規ライセンス販売終了により23.6%減の1億85百万円だった。クラウド比率は8.3ポイント上昇して57.5%となった。また四半期別ストック売上比率は第1四半期が5.6ポイント上昇して90.0%、第2四半期が13.8ポイント上昇して89.9%、第3四半期が0.6ポイント上昇して85.3%、第4四半期が2.4ポイント上昇して89.3%となった。
経常利益(前年同期比1百万円増益)の変動分析は、クラウド売上増加で3億06百万円増益、パッケージ売上減少で1億70百万円減益、人件費増加で41百万円減益、積極的な新機能開発投資に伴う減価償却費増加で39百万円減益、クラウドインフラコスト増加で21百万円減益、広告宣伝費増加で18百万円減益、その他で16百万円減益だった。
なお全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が6億95百万円で経常利益が2億23百万円、第2四半期は売上高が7億09百万円で経常利益が2億64百万円、第3四半期は売上高が7億56百万円で経常利益が2億87百万円、第4四半期は売上高が7億41百万円で経常利益が2億86百万円だった。
27年3月期の業績(非連結)予想は売上高が前期比12.3%増の32億60百万円、営業利益が11.4%増の11億70百万円、経常利益が10.2%増の11億70百万円、当期純利益が9.3%増の7億83百万円としている。配当予想は前期比2円増配の36円(第2四半期末18円、期末18円)としている。10期連続増配予想で予想配当性向は34.4%となる。
製品別売上高の計画はCloudが23.1%増の20億53百万円、AgileWorks(パッケージ型)が6.1%増の11億13百万円、新規ライセンス販売終了のパッケージ型X-pointが49.8%減の92百万円としている。クラウド比率を63%に引き上げる計画で、主力のX-point Cloudはパッケージ型からのシフトや新規顧客獲得により拡大基調である。AgileWorksクラウド版は認知度向上を目指す。AgileWorks(パッケージ型)は既存顧客へのバージョンアップやアップセルを図り、レガシーシステムからの乗り換え需要を捉えて新規顧客獲得を推進する。パッケージ型X-point(27年3月サポート終了予定)については、クラウドやAgileWorksへの移行を推進する。
経常利益(前期比1億09百万円増益)の変動計画は、Cloud売上増加で4億22百万円増益、パッケージ売上減少で65百万円減益、人件費増加で61百万円減益、積極的な新機能開発投資に伴う減価償却費増加で59百万円減益、クラウドインフラコスト増加で80百万円減益、その他で48百万円減益としている。
27年3月期は増益予想としている。クラウドサービスが牽引し、コスト増加を吸収する見込みだ。ストック収益が積み上がる収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。
■株価は下値固め完了
株価は反発力が鈍く年初来安値圏でモミ合う形だが下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。4月28日の終値は1401円、今期予想PER(会社予想のEPS104円58銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の36円で算出)は約2.6%、前期実績PBR(前期実績のBPS739円04銭で算出)は約1.9倍、そして時価総額は約105億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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