前場に注目すべき3つのポイント~過熱警戒も2月高値を射程に入れた買い意欲は強い~

2026年4月15日 09:39

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記事提供元:フィスコ

*09:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~過熱警戒も2月高値を射程に入れた買い意欲は強い~
15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■過熱警戒も2月高値を射程に入れた買い意欲は強い
■ベイカレント、27年2月期営業利益は27.2%増見込み
■YUASA<8074>次世代農業、三菱ケミカルアクア・ソリューションズから植物工場承継

■過熱警戒も2月高値を射程に入れた買い意欲は強い

15日の日本株市場は、米株高を支援材料に買い先行で始まった。14日の米国市場は、NYダウが317ドル高、ナスダックは455ポイント高だった。トランプ米大統領が2日以内にイランと再協議する可能性を示唆すると、紛争終息への期待感から原油価格が下落し、買い優勢の相場展開になった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比815円高の58845円。円相場は1ドル=158円80銭台で推移。


シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。日経平均株価は58200円に乗せて始まると、その後も買い優勢の流れの中で58500円台をつけている。短期的な過熱感は警戒されそうだが、2月26日につけた59332円が射程に入っていることもあり、売り方の買い戻しの動きが強まりやすいところであろう。


また、足もとではアドバンテスト<6857>やソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株のリバウンドが強まっている。それでも2月下旬につけた高値からの乖離は大きい水準であり、高値を意識した値動きのなかでは押し目待ち狙いの買い意欲も強そうだ。そのため、インデックスに絡んだ商いが中心になるなかで、値がさハイテク株への関心が強そうだ。

■ベイカレント、27年2月期営業利益は27.2%増見込み

ベイカレント<6532>は4月14日の大引け後、2026年2月期決算(IFRS)を発表。売上収益は前期比27.8%増の1483.32億円、営業利益は同19.5%増の509.31億円で着地。また、27年2月期見通しについても売上収益は前期比28.1%増の1900億円、営業利益は同27.2%増の648億円と大幅な増収増益を見込む。年間配当も前期実績の100円から30円増の130円となる計画であり、見直しの動きに期待したい。

■前場の注目材料

・日経平均株価は上昇(57877.39、+1374.62)
・NYダウは上昇(48535.99、+317.74)
・ナスダック総合指数は上昇(23639.08、+455.34)
・SOX指数は上昇(9224.12、+184.60)
・シカゴ日経225先物は上昇(58845、+815)
・米長期金利は低下
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・リコー<7752>再生エネ、地域共生を重視、購入先評価見直し
・YUASA<8074>次世代農業、三菱ケミカルアクア・ソリューションズから植物工場承継
・日産自<7201>米中で各100万台販売、30年度、AI搭載加速
・インフロニアHD<5076>水ing買収、上下水道運営事業を強化
・日本製鋼所<5631>型締め力2500トンの多色射出機を月内投入
・川崎重工<7012>船舶の安全運航支援、損害保険ジャパンなどと提携
・島津製作所<7701>中国・天津で組み立て、半導体製造装置向けポンプ
・ACSL<6232>防衛省から小型空撮機2件受注
・日本ケミコン<6997>アルミ電解コンデンサーを強化、AIサーバー向け
・信越化学工業<4063>ダイキンなどと、希土類磁石再生で協創、自動化装置開発へ
・積水化学工業<4204>ペット関連拡大、プラズマ治療器、国内2000台目指す
・三菱ガス化学<4182>九州大学と、海底メタンガス連続回収、資源を有効活用
・ダイキン工業<6367>インドに販社、フッ素製品、現地技術サポート充実
・日本新薬<4516>RNA標的薬創出へ、新興と連携

☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 2月コア機械受注(予想:前月比-1.0%、1月:-5.5%)

<海外>
・特になし《YY》

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