サイフューズ、歯周組織再生療法でAMED採択、臨床開発フェーズへ移行し社会実装を加速

2026年4月13日 06:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■重度歯周炎の新治療法確立へ、基礎研究から臨床段階へ移行

 サイフューズ<4892>(東証グロース)は4月10日、広島大学と共同で進める歯科領域の再生医療プロジェクトが、AMEDの「令和8年度 再生医療等実用化研究事業」に採択されたと発表した。バイオ3Dプリンタで作製した三次元移植組織を用いる歯周組織再生療法の開発を対象とし、基礎研究から臨床開発フェーズへ移行する。社会実装に向けた開発加速が本格化する見通しである。

 同プロジェクトは、重度歯周炎に対する有効な治療法の確立を目的とする。我が国では40歳代以上の約4割が歯周病に罹患し、重度患者は数百万人規模と推計される。歯周組織の破壊は歯の喪失やフレイルの要因となるほか、糖尿病や認知症、心血管疾患のリスクとも関連する。広島大学の細胞培養技術と同社のバイオ3Dプリンティング技術を融合し、広範囲欠損に対応可能な移植組織の基盤技術を構築、非臨床試験で有効性を確認し、学会発表8件、国際特許出願2件の成果を上げている。

 今後は、同大学の臨床知見と同社技術を組み合わせた産学連携体制の下、臨床開発を進める。重度歯周炎患者に対する新たな治療選択肢の確立により、抜歯回避による天然歯の温存とQOL向上、健康寿命の延伸への寄与を目指す。再生医療パイプラインの拡充や生活習慣病領域への展開、グローバル展開も視野に入れる。なお、2026年12月期業績への影響は精査中としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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