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16日の中国本土市場概況:中国本土は3日続落、インフラや素材関連が安い
*18:53JST 16日の中国本土市場概況:中国本土は3日続落、インフラや素材関連が安い
週明け16日の中国本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数が前営業日比10.66ポイント(0.26%)安の4084.79ポイントで引けた。
住宅販売の落ち込みを示した中国の最新経済統計が重荷となり、内需関連や建設資材株を中心に売りが優勢となった。資源価格の上昇が一服したことも素材セクターの下げにつながり、非鉄金属や石油関連が指数を押し下げた。加えて、中東情勢を巡る緊張の長期化観測を背景に投資家のリスク選好が後退し、月内に予定される米中首脳会談を控えた政策面の不透明感も相場の上値を抑えた。
上海総合指数の構成銘柄では、内需関連や建設関連を中心に下げが目立った。建設インフラ株の中国電力建設(601669/SH)は10.0%安、鉄鋼大手の紅星鉄鋼(600894/SH)は9.5%安、南京鋼鉄(600282/SH)は7.3%安と素材・建設関連が大幅安となった。内需の弱さを背景にインフラや建材など景気敏感株に売りが広がり、指数の押し下げ要因となった。
素材や電力関連にも売りが波及した。化学素材の湖北興発化工(600141/SH)は8.8%安、発電大手の大唐国際発電(601991/SH)は8.4%安、石炭関連の鄭州煤電(600121/SH)は7.1%安が軟調だった。再生可能エネルギーの晶科電力(601778/SH)は7.2%安、寧夏嘉沢新能源(601619/SH)は7.0%安も下落した。資源価格の上昇が一服したことでエネルギー・素材株に利益確定売りが広がり、電力や環境関連の景気敏感銘柄にも売りが波及した。
反面、一部の中小型株には短期資金が流入した。化学素材の貴州赤天化(600227/SH)は10.1%高、海運の南京タンカー(601975/SH)は10.1%高、農業関連の中農発種業(600313/SH)は10.1%高が急伸した。電力の華電遼寧能源発展(600396/SH)は10.1%高、電子部品の湖北TKD晶体電子(600353/SH)は10.0%高も買われた。相場全体が弱含むなかでも個別材料株やテーマ株を物色する動きがみられ、値上がり銘柄の一角を形成した。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.83ポイント(0.69%)安の264.48ポイント、深センB株指数が2.45ポイント(0.20%)高の1237.01ポイントで終了した。《AK》
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