「ママパパ好きな回転寿司」ランキング5位:銚子丸に中長期投資妙味を覚えるが・・

2026年2月25日 17:53

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2月18日にオープンした「すし銚子丸Shinjuku」の外観イメージ(画像: 銚子丸の発表資料より)

2月18日にオープンした「すし銚子丸Shinjuku」の外観イメージ(画像: 銚子丸の発表資料より)[写真拡大]

 2月の3連休に近くの回転寿司に食事に出かけた。その折り、久方ぶりに「業界のいま」を検索してみた。タイトルに惹かれ、グロービス経営大学院の加藤想氏の『寿司が回らなくなったスシロー(フード&ライフカンパニーズ)の「デジロー」に見る凄まじいDX化戦略と株価上昇の納得解』と題する記事を読んだ。

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 いまスシローでは回転レーンに「生の鮨」は回っていない。タッチパネルに触れ注文を受け付けている。何故・・・。前記の見出し<デジロー>に妙に納得した。タッチパネルに流れるものは漠然と決められ流れているのではない、言うのだ。「データ×AI」によって導き出されているのだ、という。具体的には、こんな具合とか。

 *いつ(曜日/時間帯/天気)-*誰が(人数/客層)-何を(注文内容)-*どのタイミング(着席直後、締めか)。これらの膨大なデータをAIと掛け合わせることで、精度の高い需要予測可能になるという。

 例えば<晴れた金曜日の19時、ファミリー層が多いこの店では、このネタがこれだけ出る>といった具合に・・・

 職人は<データ×AI>に基づいた結果を認知し、握り・メニューを用意する。

 確かに、効率は良い。住みどころの近場の回転寿司屋は残念ながらスシローに在らず。近場の回転寿司屋の情報が欲しいと検索を続けた。「コンピューター調査による、回転寿司屋ランキング」という項目に出会った。なかで、恐縮だが全く承知していなかった寿司屋に出会った。

 『ママパパが一番好きな回転寿司ランキング2025』。1位は住処近くの、はま寿司。まずは納得。そして「?」だった回転寿司屋が第5位にランキングされていた、(すし)銚子丸。

 銚子丸(3075、東証スタンダード)には失礼だが、念のため会社四季報に聞いた。特色欄は「単価やや高めの回転すし“すし銚子丸”を千葉と東京中心に直営展開。オーナー系。現金豊富」としていた。覗いてみた。

 再三の失礼になるが、「思わぬ拾い物に出会った」と直感した。

 2022年5月期こそコロナ禍の影響で「4.3%減収、62.3%営業減益」を余儀なくされたが以降は「13.4%増収、194.1%増益」-「10.6増収、155.3%増益」。そして2月期決算に戻った25年2月期は「173億8800万円、10億5200万円」。今2月期計画は「242億6300万円、14億4500万円」。

 本稿作成中の株価は1678円。昨年来高値ゾーン。9年余の修正済み株価パフォーマンスは2倍水準。「ママパパ好きな回転寿司ランキング5位」=「ママパパ好きな中長期保有株」とも捉えられるが、さて・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る

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