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トレジャー・ファクトリー&マーケットエンタープライズ、収益好調とどう向き合うか
レジャー・ファクトリー(3093、東証プライム市場)、マーケットエンタープライズ(3135、東証プライム市場)。中古商品を軸に「買取」/「再販」を展開するリユース市場の代表企業。
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会社四季報が【順調】とする前者の収益動向は「2023年2月期:21%増収、2.57倍営業増益」-「24年2月期:22.12%増収、30.5%増益」-「25年2月期:22.5%増収、20.5%営業増益」-「今2月期:9.6%増収(462億5200万円)、9.5%増益(44億2000万円)」計画。【続伸】の見出しが打たれた後者は、「23年6月期:27.3%増収、9400万円営業黒字」-「24年6月期:24.6%増収、215・7%増益」-「25年6月期:30.3%増収、2.09倍増益」-「今6月期:21.0%増収(300億円)、76.0%増益(11億円)」計画。
トレジャー・ファクトリーの今期第2四半期の決算説明資料では、「リユース業界では社会的サステナビリティ意識の浸透や、物価高騰を背景としたリユース需要の顕在化・利用者増の拡大が追い風となり・・・」と記している。
では、リユース市場の今後はどう捉えておくべきか。
リユース経済新聞は昨年9月26日の紙面で「独自の推計」として、「24年の市場規模前年比4.5%増の3兆3000億円となった。調査対象とした2009年以降15年連続で拡大」としながらも、「訪日観光客の増加に伴うインバウンド需要が追い風になる一方で、フリマアプリ等のCtoC市場が微増に留まったのが影響し成長率は減速」としている。そして、今後をこう見通している。
「本紙の推計では2030年には市場規模は4兆円規模に拡大すると予想しているが、順風満帆とは言えない兆候が見られる。トランプ関税の発動や中国経済の悪化は、海外輸出やインバウンド消費を冷やしかねない。また市場拡大の牽引役だったフリマアプリの成長鈍化は大きな懸念材料だ。今後もリユース市場が成長を続けるには、一段の進化が必要になりそうだ」。
進化とは、については言及はされていない。リユースの入り口となる「買取」を担う法人組織の「より進化」と見ることは可能だが・・・
本稿作成時点でのトレジャー・ファクトリーの株価は1600円台終盤。昨年来高値2133円(9月)から押し目を入れた水準にある。過去10年近くの修正済み株価パフォーマンスは3倍近く。マーケットエンタープライズは1490円台終盤。やはり9月高値1952円からしっかり押し目を入れている。さて・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る)
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