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MUTOHホールディングス、固定資産を譲渡完了、7億円超の売却益を計上へ
■世田谷区の自社ビル売却、資産効率化でキャッシュ重視経営を推進
MUTOHホールディングス<7999>(東証スタンダード)は10月29日、固定資産の譲渡が完了したと発表した。これは10月17日に公表していた譲渡計画の実行にあたるもので、東京都世田谷区池尻に所在する武藤工業所有の土地・建物を売却した。譲渡益は概算で7億1900万円となる見込みであり、当該取引はグループの資産効率改善を目的とする経営施策の一環である。
同社グループはキャッシュ・フローを重視した経営方針を掲げており、収益性改善や固定費削減、保有資産圧縮を進めている。今回の譲渡もその方針に基づくもので、適正在庫運営や財務基盤の健全化を図る施策として位置づけられている。譲渡先は国内法人1社であるが、相手先の意向により社名や詳細は非公表とされた。
売却に伴う特別利益は、2026年3月期第3四半期決算において特別利益として計上される予定である。同社は現時点で通期連結業績予想(売上高185億円、営業利益11億円、経常利益11億円、純利益7億円)の修正は行わない方針だが、経営環境の変化に応じて必要な場合は速やかに見直しを行うとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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