日本がブラジルに初勝利 サッカー国際親善試合

2025年10月15日 08:55

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 14日、東京・味の素スタジアムで、サッカーの国際親善試合が行われ、日本がブラジルに3-2で勝利した。ブラジルには勝利したのは14戦目にして初めてで、歴史的な一戦となった。

 試合はブラジルが前半のうちに2点を先行し一方的な試合になるかとも思われたが、後半に日本が3点を叩き込み、歴史的勝利を劇的な逆転で飾った。

 試合開始から日本は守備を固め先制点を許さない構えを見せるも、ブラジルは質の高い攻撃で2点を先行。

 後半、日本は前線からプレスをかけ続け、ブラジルのミスを突いて1点を返すと、クロスから同点に追いつき、さらにCKから逆転に成功、そのまま逃げ切った。

 前半26分、ブラジルはルーカス・パケタからの縦パスを受けたブルーノ・ギマランエスがPA右にスルーパスを送る。これに反応したパウロ・エンヒキが素早く放ったシュートが先制点となる。

 前半32分、ブラジルはルーカス・パケタがDFの裏に浮き球を送ると、走り込んだガブリエル・マルティネッリがGKと1対1になりボレーで追加点を奪う。

 後半7分、日本はバックパスを受けたブラジルのDFに上田綺世がプレスをかけると、体勢を崩してパスをミスする。これを南野拓実が拾いシュートを放つと、ゴールに突き刺さり1点を返す。

 後半17分、日本は伊東純也が右サイドの深い位置まで抜け出し上げたクロスを、ファーサイドの中村敬斗がフリーでボレーシュートを放つ。これをゴール前のDFが足でクリアするも、そのままゴールインし同点に追いつく。

 後半26分、日本は伊東のCKを走り込んだ上田がヘッドで合わせ2点差からの逆転に成功する。終盤はブラジルも日本ゴール前に迫るも、日本は守り切った。

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